私立アメコミ高校

アメコミに関する様々な授業をしていきます

お姉さんのタプタプ

電車で座っていると、綺麗なお姉さんが私の前に立つ形になった。

 

その後ろに元いたバイト先の人がいたので「お?」と見ていた流れで、にしても綺麗なお姉さんやな、くらいに思っていたのだが、その人のスマホケースに、『THE FIRST SLAM DUNK』の特典でついてくる安西先生タプタプシールが貼ってあった。

 

なんかいい。とてもいい。

 

オシャレ目に整えたファッションにはあまりにもかけ離れたタプタプシール。昨今では透明なスマホケースと本体の間に台紙ごと入れることで、気が変わったら剥がす手間なく入れ替えることだってできるのに、直にケースに貼っていく思い切りが尚いい。

 

正直綺麗じゃなくても素晴らしく素敵な光景だ。私がSLAM DUNKスペシャルビッグファンだということを差し引いても、大理石みたいなケースにタプタプシールを貼っているのは目を引くのではないだろうか。

 

もしかしたら甥っ子とかが目を離した隙に貼ってしまって、でもそれも想い出か、とそのままにしといてあげているのかもしれない。そんな人生を勝手に想像し、更にグッときている。真向かいに立っているお姉さんの人生を。

 

そんな晴れやかな気持ちとの釣り合いをとるかのように、タイトルを卑しくしてみた。

 

どうだ。騙されたか。

【テスト㊳-B】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOL.3大復習!!

こんばんは!!キン肉マンで友情を学んだワキリントです。

 

特に「だまらんかスグルーっ!!」以降の友情ね。ああいうのいいですよね。こう言っちゃあ今の時代アレですが、男の友情って感じで。

 

行き過ぎた友情は馴れ合いや仲良しごっこ紙一重。そこを一喝したキン肉マンソルジャーもといキン肉アタル兄さんのことが大好きです。でもお前、流石に服黒くしたくらいで牧師に変装した気になるのは違うと思うわ。

f:id:AmeComiHighschool:20230509180834j:image

そんなわけでガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOL.3』の復習です!まだやっていない作品を2つも差し置いてやっていきます!早速レッツゴー!

 

★あらすじとキャラクター★

銀河を救う集団、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーサノス君に破壊されたノーウェアを本部とし、復旧作業にあたっています。

 

天才メカニックのロケットさん、愛らしい木のグルートさん、おバカなドラックスさん、人の気持ちを読めるマンティスさんツンデレサイボーグのネビュラさん、矢の修業中のクラグリンさんエスパー犬のコスモさんは各々の仕事をこなしておりますが、まとめ役のスター・ロードことピーター・クイルさんはそれどころじゃない様子。

f:id:AmeComiHighschool:20230509181129j:image

どうやら元カノのガモーラさんのことがいつまで経っても忘れられないみたいです。

 

そんな腑抜けた状態でいる最中、ノーウェアを突如襲撃する輩が!

f:id:AmeComiHighschool:20230509180859j:image

前作で怒りを買ったソヴリン人の最高傑作、アダム君ガーディアンズメンバーを殲滅せんとやってきたのです!

 

なんとか撃退したはいいものの、ロケットさんが瀕死の重症を負ってしまいます!

f:id:AmeComiHighschool:20230509181537j:image

わぁぁ!!!ほら言ったやんかぁ!!!!

 

予習回で危惧していたメインキャラの退場が迫ってしまった我々に出来ることはただ一つ、ガーディアンズのメンバーが無事にロケットさんを助けてくれることを祈るのみ!!

 

頼むぞガーディアンズ!こういう時の結束力が凄いの、おれ9年前から知ってんだ!!!

f:id:AmeComiHighschool:20230509181047j:image

出動や!

 

★見どころ★

……どうですか。

 

入ってるでしょ、力(りき)。

 

シリーズ3作目にして、現メンバーで行われるガーディアンズの物語としては最後になる、と銘打たれた今作。加えてワタクシ、今シリーズのスペシャルビッグファン。かけている想いもひとしおです。

 

そして何より、その想いを裏切る内容ではなかったからこその、この力(りき)の入りよう。ありがとう。

 

さて、今作の大きな見どころだったのは、過去作で仄めかされるに留まっていた、ロケットさんの過去。

f:id:AmeComiHighschool:20230509180927j:image

今作の不良であるハイ・エボリューショナリー君が絡んでくるということもあって、現在時制で行われるロケットさん救出作戦のリズムを分断することなく過去パートが挟まれていたように思います。

 

これ、『シャン・チー』『エターナルズ』にもあったような手法なんですが、結構テンポが途切れてしまって観る側として上手くノれないこともままある難しいやつなんですよね。そりゃそうだ、2個の話同時に処理しようとしてんだから。

 

ロケットさんを救いたい」という気持ちと、「ロケットさんが過去のトラウマに近づいてしまう」気持ちを行き交う構成がその処理を容易にさせてくれていました。

 

それに加えて一作目からメンバーも増え、時間も経って変化していった関係性の行く末をも描き切るという欲張り設計をテンポよく、それでいて必要以上に描かないバランス感覚は流石。

 

大丈夫かなぁ。2時間半があっという間だったのって、もしかしたらスペシャルビッグファンだからかも。こういう時が一番危険ですからね。熱量オンリーで復習する時が。

f:id:AmeComiHighschool:20230509181608j:image

実質的な最終作ということもあって、ガーディアンズの擬似家族的な関係性の集大成であり、同時にずーっと描かれていた、完璧でなくても、普通だったとしても、個人は特別である、「それのどこがいけないんだイズム」もその極地を迎えていました。

 

理想を追い求めようとすると、自分の思い通りに周りまで変えてしまおうと人は思いがちなもの。如何なる理由があろうとも、それはグロテスクなヴィラン的発想なわけです。

f:id:AmeComiHighschool:20230509181007j:image

いけないよね〜!

 

このシリーズが長らく投げかけてきたメッセージにも、責任をもって回答を提示してきた、という印象があります。

 

★湿っぽいのは嫌いでね★

さて、以上で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOL.3』の復習は以上となります!

 

MCUという一大コンテンツの中で、ここまで「偉い人が自由にやらせてくれたんだろうな」と思える作品も珍しくなってしまいました。それくらい「続ける」ことに比重が傾いているMCUの中で、今作は「終わらせる」ことに徹頭徹尾取り組んでいたように思います。

 

ジェームズ・ガン監督がライバルのDCに舞台を移してその手腕を振るうことや、彼が提示したガーディアンズの終着点を見るに、我々が慣れ親しんで愛してきた彼らが勢揃いするのはもう二度と観れないのでしょう。

 

しかし、…いや、だからこそ尊いのです。

 

キャラクターと同じようにキャストやスタッフまでも一躍スターへと押し上げた今作の終わりは、「散り散りになってもそれぞれの場所で輝きを放つ」でないと締まりません。

 

いつまでも過去に引きずられることなく、未来に明るく目を向けられるシリーズ最終作。なかなか作れるもんじゃありません。

 

ここまで思わせてしまう作品のパワー、すごいよなぁ。ぼくとシリーズにも不思議な連帯が生まれているのかもしれない。また、新しい友情を学んだみたいです。

 

それでは、また次回!!

【テスト㊳-A】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOL.3大予習!!

こんにちは!グダグダやっていたらふかづめさんが復活していたワキリントです。

 

復習もせずに日々を必死に生きていましたら、「あいーっす」みたいなノリで復活してやんの。氏の活動休止には慣れているものの、「活動休止休止」のヌルさには未だビックリしてしまいます。予期してないから。長めに休止することを覚悟してたから余計にね。

 

そんなわけで予習だけでもやらないといけません。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOL.3』じゃい!観たい!!観たくない!!どうしよう!?やる??やらない??勘弁してくんない!?

f:id:AmeComiHighschool:20230502171613j:image

知名度が上がったから邦題もVOL.3だぜ!グレイテスト・ヒッツとかにならなくてよかったね!!早速レッツゴー!

 

★あらすじとキャラクター★

宇宙を股にかけてあれやこれやしていく集団、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

f:id:AmeComiHighschool:20230502171727j:image

チームリーダー(一応)のスター・ロードことピーター・クイルさんには目下の悩みがありました。

f:id:AmeComiHighschool:20230502171736j:image

それは一時は互いに想いあう仲だったガモーラさんになんやかんやあり、初めて会った時と同じくらい邪険に扱われるようになってしまったこと。

 

見た目は完全に同じだからこそ、自分を知らない想い人に戸惑いを隠せないピーターさん。ただでさえチームメンバーが問題児ばかりだってのに!

f:id:AmeComiHighschool:20230502171748j:image

ガモーラさんの妹で、義父のサノス君から受けた人体改造によってサイボーグとなったネビュラさんのこじれっぷりとか!

f:id:AmeComiHighschool:20230502171755j:image

コワモテで冗談が通じないドラックスさんの空気の読めなさとか!

f:id:AmeComiHighschool:20230502171803j:image

実は血が繋がっていたマンティスさんとの関わり方とか!

f:id:AmeComiHighschool:20230502171813j:image

口笛で操る矢の熟練度がイマイチ上がってなさそうなクラグリンさんが戦闘で役に立ちそうな気があんましないとか!

f:id:AmeComiHighschool:20230502171823j:image

いつの間にか仲間になっていた喋れる天才犬のコスモ君になんでも見透かされてそうとか!

f:id:AmeComiHighschool:20230502171832j:image

体はゴッツくなったのに顔は童顔のままでなんかキモいグルート君とか!

f:id:AmeComiHighschool:20230502171841j:image

なんか死亡フラグがビンビンに立ってる喋れるアライグマのロケットさんとか!!

 

もはや敵がどうこう言ってる場合じゃねーだろ!!ガーディアンズ、どうなんの〜!?!?

 

★新キャラ★

新作なのにこんなに新キャラに心躍らない作品もなかなかないですよ。おれはもっとガーディアンズメンバーのことが観たいの!邪魔せんといて!!

f:id:AmeComiHighschool:20230502171903j:image

仕方ないです。まずは前作で存在を仄めかされたアダム君。なんか陰湿なイジメをしそうな顔をしていますが、完璧であることを至上の誇りとしている種族が作った生命体なんで完璧に良い人か完璧にねじ曲がった悪い人です。

f:id:AmeComiHighschool:20230502171913j:image

続いて顔の皮限界まで引っ張ったみたいな感じのハイ・エボリューショナリーさん。どうやらロケットさんの過去に関係しているようです。お前がロケットさんを狙っとんか!?許さんぞ!!おい!!!

f:id:AmeComiHighschool:20230502171954j:image

喋れるカワウソのライラさんも登場。あらかわいい!カワウソっていいよね。泳ぐ時ほぼウナギやけど。写真の躍動感もすごいね。

 

ガーディアンズの関係性にどう影響していくのか期待が高まりますね!

 

★見どころ★

続いて見どころです!ろくでもないメンバーから繰り出されるのは、本っっっっっ当にどうしようもない会話ばかり。おバカな時間をお楽しみください。

f:id:AmeComiHighschool:20230502172503j:image

多分バカ話してるシーン。

 

かと思いきや急に粋でイナセな言葉を吐くのも今シリーズの特徴です。ぼくはこのシリーズが吐く「日本語」のセンスが好きすぎてわざわざ吹き替えを観に行きます。

 

ガーディアンズのメンバーには新入りがいるものの、オリジナルメンバーの関係性がどういった終着点を迎えるかどうかが気になります。ガモーラさんは再びピーターさんの魅力に気づいてくれるのか!ロケットさんの過去はチームにどんな影響を及ぼすのか!ドラックスさんは空気を読めるのか(これは絶対に無理)!

f:id:AmeComiHighschool:20230502172539j:image

こっちも無理ぽ。

 

そして音楽ですね!懐かしの洋楽が全編を彩る手法でファンの心を掴んだ今シリーズ。本作でも音楽が盛り上げてくれることでしょう!!

f:id:AmeComiHighschool:20230502172619j:image

こういう時にしっかりブチ上げてくれる。

 

★死んじゃうよ★

さて、以上で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOL.3』の予習は以上になります。

 

なんやかんやありましたが、一作目からメガホンをとったジェームズ・ガン監督がやり遂げるということで、ファンとしては心を撫で下ろす次第でございます…

 

なーんてことは1ミリたりともねぇ!!!!

 

何を隠そうジェームズ・ガン監督、お話を面白くするためならば心を鬼にしてメインキャラが死ぬ展開を作ってしまうお方。そしてもう勘のいい方はお分かりですね。

 

ロケットさん、死にそうで凄い嫌だ!!!!

 

十中八九死んじゃうじゃない!勘弁してよ!ロケットさんに成長があった瞬間、死亡フラグがゴチゴチに立ってしまいます!「あいーっす」ってノリで復活するなんて有り得ないんだから!

 

そうじゃなくてもガーディアンズとはお別れしなきゃいけないかもしれない3作目!遂に明日に迫ってしまいましたが、未だ心の準備ができておりません!どうしよう!助けて!!

 

あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

【テスト㊲-A】シャザム!~神々の怒り~大予習!!

こんにちは!ヤバい!『アントマン&(以下略)』の復習やってない!どうもワキリントです。

 

公開された次の週には復習をやっていたあの熱量はどこへやら。鋭意制作中なんで許してください、なんて言ってもダメですよね。怒っていると思う。神々が。フルで書いてもないのに(以下略)とか使ぉてから。

 

そんなん言うてる間に『シャザム~神々の怒り~』の公開週やないかいアホンダラがァ!!

f:id:AmeComiHighschool:20230314145951j:image

この体たらくに一番キレているのは他でもないぼくです。あるでしょう、お笑いコンビのどっちかが不祥事起こした時に一番相方がブチギレて他が「もうそっとしといてやるか」ってなるやつ。アレをやりました。一人で。効果あるんかなぁ?早速レッツゴー!!

 

★おさらいとあらすじ★

さて本作の内容に入る前に、まずは前作『シャザム!』の振り返りをしておきましょう。こういう過去の話をする時はワンダーウーマン先生の出番なんですが、ゴメン!そんな余裕ねぇんだわ!

f:id:AmeComiHighschool:20230314150546j:image

孤児として数々の里親の元で育った少年、ビリー君はある日、ひょんなことからヒーローの素質を魔術師によって見出され、神々に由来するとんでもねーパワーを持った超人、シャザム君へと変身できる力を手に入れたんですよね。変身方法はとっても簡単、「シャザム!」と唱えるだけ!ヒャー!お手軽設計〜!!

f:id:AmeComiHighschool:20230314150016j:image

孤児を預かるグループホームで知り合ったフレディ君がヒーロー好きだったこともあって、ちーとばかしスーパーパワーをいらんことに使いながら特訓をこなし、遂には世界の危機まで救ったのが前作でしたね!

 

今作ではどうやら身体はマッチョなスーパーナイスガイ、心はナイーブな思春期ボーイなチグハグさにちょっぴり悩んでいる様子。えーっ!そんなんいいのに!そこら中におるやん!いい年こいてやりたい放題して人様に迷惑かける奴なんかさぁ!悩んでるだけ偉いね!更生の余地あり!世間はお先真っ暗!

 

とはいえヒーロー、我々パンピーには想像もつかない悩みやストレスもあることでしょう。なんかで発散しないとね。

f:id:AmeComiHighschool:20230314150708j:image

ジャンクなもんとか食べよ。

 

でもそんな遊びみたいなことにスーパーパワー使ったりしたら……

f:id:AmeComiHighschool:20230314150039j:image

あー、ほら出たやん。「その力は相応しくない、私たちに返しなさいシスターズ」がさぁ。

 

ストレス発散のくだりは想像です。リアルに考えてヒーローしてるときに街壊しすぎとかの方が妥当です。そういう「ヒーロー映画のタブー」に触れてきそうな映画ですよ、こいつァ。

 

シャザム君は神々の力をたまたま手に入れたただけ。対するシスターズはマジモンの神のようです。勝てる?中身子供よ?逆に子供ならではの発想で勝てたりする?あるよね〜、リンゴ描くのにそんな色づかいする!?みたいな。そんな鼻強調して母の日の似顔絵描くんや!?みたいな。

 

とにかく頑張れシャザム君!お前は一人じゃないぞ!!

f:id:AmeComiHighschool:20230314150110j:image

本当に一人じゃないぞ!!

 

★キャラクター★

お次はキャラクターですね。主人公のビリー君ですが、抱えている背景が孤児というだけあって、シャザム君になっていないドラマパートではだいぶ重たいものを背負わされる子ですね。だからこそ高らかに「シャザム!」と叫び変身する姿にグッとくるわけですが。

f:id:AmeComiHighschool:20230314150604j:image

大人になったね〜。後ろにいるのは力を授けた魔術師です。杖は?

 

友人となったフレディ君をはじめとした、グループホームの孤児の皆は対照的に子供の陽の部分を担っています。目をキラキラさせたり、パーッと笑顔を見せたり。いい子たちばっかり。孤児でもまっすぐ清らかに育つってのは本当に偉いと思う。ぼくには一生できない経験だ。すごい。無理してない?してんのなら抱きしめてあげたい。なんならもう抱きしめてる。溢れてる母性が。

f:id:AmeComiHighschool:20230314150157j:image

察してくれ。泣けるだろ。

 

そんな彼らを襲うシスターズですよ!なんなんだあなたたちは!?過去も知らずにさぁ!相応しくないとか言う権利があなたたちにあるのか!?あぁ!?!?泣かしたら許さんぞ!

f:id:AmeComiHighschool:20230314150220j:image

ドラゴンまで連れてくる始末だわ。それが神の所業か?

 

★期待がすごい★

やけにハイテンションですが授業は以上です!ぼく、こんなに好きだったんですね、この映画。知らんかったなぁ。

 

前作はアベンジャーズ:エンドゲーム』と公開期間がドン被りしていたこともあって歯牙にもかけられておりませんでしたが、期待を大きく上回って楽しかった記憶があります。オススメですよ、『シャザム!』は。

f:id:AmeComiHighschool:20230314150308j:image

そんな前作を受けての今回。ある意味ここが正念場かもしれません。ハードル上がっちゃってますから。熱量が違いますからね。

 

ちびっ子は目をキラキラさせて、大人はちょっぴりグッとくる映画『シャザム!』、その続編の真価を確かめたいと思います!

 

3月17日の公開日には観に行けるのか!?そんなことより『アント(以下略)』の復習はできるのか!?乞うご期待!それでは!

 

……あっ!今作の吹き替えは福田雄一が監修してないみたい!

 

今年イチの朗報だわ!!!

【テスト㊱-A】アントマン&ワスプ:クアントマニア大予習!!

こんにちは!バスケがしたいです……どうもワキリントです。

 

先日『THE FIRST SLAM DUNK』をようやく観ましてね。コミックスを読んでバスケ部に入った過去を持つワタクシといたしましては外せない作品だったので、映画館で観れてよかったです!

 

語りたい部分は数あれど、新たに語られるエピソードと、コミックスでも人気の高いシーンを盛り込んで尚ゴチャつかないバランス感覚。これには唸りましたね。もちろん観たかったとこが削られてたりして寂しい気持ちもありますけど、ああいう話にするんなら、今の時代やるんなら、そして何よりも毎週ヒキを作らないといない漫画の制約を外せたのなら納得の配分でした。まさに「映画化」でしたね。

 

……アカン。このままじゃアントマン&ワスプ:クアントマニア』の予習ができん。どうしよう。やるか。一旦予習やろう。うん。それがいい。レッツゴー!

f:id:AmeComiHighschool:20230214134854j:image

 

★先生のこれまでを振り返ろう!★

ウルヴァリン先生

おいワキ君。私立アメコミ高校の教師たるもの、そんな熱量でアメコミ映画の予習をしようとするのは同僚としていただけないな。

 

先生!そんなこと言うたってめっちゃ良かったっすもん。そんなこと言うならこっちがつい気になっちゃうような、アントマン先生の過去を振り返ってみたらどないでっか!?ホラホラホラホラ!?

 

ウルヴァリン先生

こいつマジで腹立つな。
……アントマン先生ことスコット・ラングの物語は刑務所から始まった。企業の汚職を暴こうとする正義漢ではあるんだが、同時にやりすぎるきらいもあるスコット君は罪に問われてしまうんだ。

 

基本的にいい人なんでしょうけれど、追い詰められちゃうと簡単にアウトな手段に手を出すところがタマに傷ですよね〜。

f:id:AmeComiHighschool:20230214133935j:image

ウルヴァリン先生

釈放後は職を探すも前科者への世間の風当たりは強く、ようやく会えた愛娘キャシーちゃんにも元妻が会わせてくれないんだ。

f:id:AmeComiHighschool:20230214133712j:image

手に職つけて立派に更生したことを証明してくれないことには、会わせたくてもそうはいきませんものね。

 

ウルヴァリン先生

切羽詰まったスコット君はかつての刑務所仲間、ルイス君に助けを求める。そこでターゲットにされた「いいカモ」なおじいさん、彼との出会いがスコット君の人生を大きく変えることになるんだ。

f:id:AmeComiHighschool:20230214133748j:image

おじいさんは天才科学者のハンク・ピムさんで、冷戦の頃は自身の発明したピム粒子によってちっちゃくなれるスゲースーツを身に纏い、数々の任務を遂行してきた、初代アントマンだったんですよね!

f:id:AmeComiHighschool:20230214134504j:image

ウルヴァリン先生

振り返りの美味しいとこをこうも見事にかっさらっていくとはな。
ピム粒子を悪用する輩から世界を救うため、
ピムさんの娘、ホープさんの手解きを受けながら特訓する姿が印象的だ。

 

特訓の最中に知り合ったファルコンさんに招集されてヒーロー同士のイザコザに巻き込まれ、またも投獄されてしまいますが、今度は司法取引を行って娘との幸せな時間を過ごすんですよね。

f:id:AmeComiHighschool:20230214133807j:image

捕まったあげく「お前誰?」されるスコットさん

 

ウルヴァリン先生

しかし夢の中で、かつて世界を救うために量子世界へ入ってしまったまま生死不明になっていたピムさんの妻、ジャネットさんの姿を見たことで、新たな戦いに身を投じることになる。

 

ジャネットさんを量子世界から救い出すために、ピムさん父娘に駆り出されるんですよね、勝手にスーツ着てドンパチやったせいでちょっと関係はギスギスしてるけど。

f:id:AmeComiHighschool:20230214133955j:image

スーツの不具合もなおしてもらえないぞ!

 

ウルヴァリン先生

量子世界には無限の可能性があることを知ったチーム・アントマンは、スコット君を量子世界へ送り込む。研究用のサンプルを収集してすぐに帰ってくるだけのつもりだったが……

 

運悪くスコットさんは量子世界に取り残されちゃうんですよね!

 

ウルヴァリン先生

その後偶然戻ってこれたスコット君だが、そこにいたのは成長したキャシーちゃんだった…

f:id:AmeComiHighschool:20230214133859j:image

そして現在、アベンジャーズの一員として知られているアントマン先生!いざ振り返ってみるとこんなに積み重ねてきた歴史があったんですねぇ。あんまり認識できてなかったや。

 

ウルヴァリン先生

小さくなれる能力が災いしたのか、その存在を軽視され、侮られがちなアントマン先生だが、そこは流石のMCUヒーローといったところか、大きなうねりの中で個人の物語は着実に積み上がってきていたようだな。

 

そんなアントマン先生の新たな物語が今作で描かれる、と!楽しみですねぇ!!

 

★ようやくあらすじ★

さて、振り返りが終わったのでウルヴァリン先生とバトンタッチ。ここからは肝心の最新作についてぼくが紹介していきます!

f:id:AmeComiHighschool:20230214134910j:image

サノス君との戦いの後、アベンジャーズの一員として世間に認知されるようになったアントマン先生=スコットさん。前科者がヒーローをやることに多少の負い目があったのでしょう、順風満帆(?)な生活を送っている現在は晴れ晴れとした気持ちみたいです。

 

そんなスコットさんたち、チーム・アントマンの関心事は相変わらず量子世界の謎を解き明かすことのようですね。じっくり考えていきましょう。アベンジャーズは活動してなさそうですし。先を越される心配はありません。良かったねピムさん。

 

そんな中、立派に成長したキャシーちゃん…いやもうキャシー“さん”ですね。が発明したのが量子世界に信号を送ることのできる、なんか凄そうな装置。

f:id:AmeComiHighschool:20230214134923j:image

これで未知の量子世界のことが沢山分かるぞ〜!スイッチオーン!!!……と思ったらジャネットさんが「アカン、ちょ待って、信号送るのタンマやわ」……いや、もう押しちゃってんだけど…

 

突然装置が暴れだして吸い込まれそうになるチーム・アントマン!やべーじゃん!!偶然だったから帰り方なんて分かんねーんだぞ!!

f:id:AmeComiHighschool:20230214134035j:image

そこで出会う謎の男カーン!ドラマ『ロキ』を観てれば謎じゃないけど謎だぞ!!素直に味方になってくれるとは到底思えません。

 

前作までは街中でトロいカーチェイスしてたのに、アベンジャーズ入りした途端にこのザマよ!さあ大変だ!!

 

★見どころ★

続いては見どころですね。予告編で確認できるのは、ミクロ化して目の当たりにする量子世界のスケールのデカさ。いや、小さくなれるヒーローの見どころがスケールのデカさ、て。オイ。

f:id:AmeComiHighschool:20230214134045j:image

これ、ミクロの世界なんだよな?となっちゃうくらい、文明として成り立っていそうな量子世界を理解するのは、もしかすると今作だけでは厳しいかもしれません。まぁ気楽にいこうや。

 

解禁されている情報によって今後のラスボス的役割を担うことが明らかになっているカーン君は、長らく裏で暗躍していたサノス君と違って序盤から出張ってくるタイプの番長みたいですよ。困ったね。

f:id:AmeComiHighschool:20230214134937j:image

ラスボスとされているカーン君と初めてタイマン張らなきゃいけないのがよりにもよってスコットさんですか…勝機ある?三苫の1ミリ的なのを期待して応援しよう!

 

アントマンシリーズの魅力はなんといっても二つの親子愛。スコットさんとキャシーさんだけでなく、ピムさん、ジャネットさんとホープさんの家族にもスポットが当たります。長年ジャネットさんが彷徨っていた量子世界を旅するとのことですから、手助けしてくれていた仲間、あるいは命を狙っていた敵、もしくは親密になっていた人なんかも出てきちゃったりして!?キャーーーー!!

f:id:AmeComiHighschool:20230214134535j:image

 

あと気になってるっていうか疑問なんですけれども、予告で全く姿を現さなかったルイスさんをはじめとしたおバカトリオは何処へ行ったんでしょうか?みんなを吸い込んだ装置をつっついて奇跡的に帰したりする?そこ以外に出じろがないよね。頼む。出てきてくれ。クセになってんだ、お前のヒレがつきすぎた長話。

f:id:AmeComiHighschool:20230214133729j:image

おってくれ。頼む。

 

★お前…まさか…★

さて、以上で予習は終わりです!

 

舞台がサンフランシスコじゃなかったり、ルイスさんがいないこともあってか、これまでのシリーズとはどこか不穏な空気を漂わせている今作。変わらないのはスコットさんの娘に対する想いの強さのみです。

 

そんな彼にとって一番の心残り、それはまさしく、量子世界に囚われていた間に、幼い娘が立派に成長していた、いや、してしまっていたが故に、沢山の想い出や成長を共に過ごすことができなかったことでしょう。

 

量子世界は無限の可能性を秘めている不思議空間。狡猾なカーン君の登場。そして何より、娘のためならどんな危ない橋も渡ろうとするスコットさんの無鉄砲さ…何かとんでもない取引をして、カーン君の側に就いちゃう可能性も考えられます。

 

正義のヒーローに踏みとどまったとしても、アベンジャーズとして宇宙なんていうスケールのバカでかいもんを守るより、たった一人、愛する娘を守ることに命を賭けられる、それがぼく達の観てきたスコット・ラングという男です。

 

やめてくれよ。「こんなヤツがヒーロー?アベンジャーズ?大丈夫??」ってなってた頃からもう7年。いつの間にかでっけぇでっけぇ存在感を放ってんのよ、アンタはさァ。

 

ヒーローの前に父親なんだ、アンタは。我が子の側にいてやらんでどうする!!

 

生きろ!!!!!

 

お前は!!!!

 

今なんだよ!!!!!

 

…ぼくの言いたいことは言わせてもらいました。命運は2月17日、スクリーンで見届けます!!皆さんはフツーに楽しみましょう!ぼくみたいなスタンスで映画を観ると疲れるぞ!!それでは!!

f:id:AmeComiHighschool:20230214134113j:image

こういうちっぽけな愛が必要だ。

3-Bのマネしただけで学年のお手本になった

武田鉄矢坂本龍馬好きの堅いジジイになってきたのが悲しい。

 

先生と生徒の関係性で若者を抱きしめていたあの時も心の奥では「近頃の若いもんは…」と吐き捨てていたのだろうか。それとも役と役者を同一視する私に非があるのだろうか。とりあえず私は役によって与えられたパブリックイメージに恥じない役者でありたいと切に思う。

 

私が観ていたのはHey! Say! JUMPの八乙女くんがクスリに手を出しちゃうやつだった。そこには濱田岳もいた。普段ふざけているやつがスピーチするといいこと言うのが子供ながらにカッコよかった。アレが今の私を作っているのかもしれない。スピーチするときいいこと言いたがりな私。

 

さて、3-Bといえばソーラン節である。私の通っていた小学校では、4年生の運動会でソーラン節を踊った。十中八九オマージュしたんだろう。担任か誰かにファンでもいたんだろう。っていうか全国でそうだったりするんだろうか。

 

だから私が単純に3-Bがそうしていたからという理由だけで一生懸命踊っていたら、ワキ君みたいに踊ってね、となった。そりゃそうだ、だって教師が理想としているのをマネしてこっちは踊っているんだから。

 

からしてみればその程度のことだったので、お手本にされても調子に乗ったりしなかった。皆も3-Bの方観たらいいよ、絶対そっちの方がカッコいいし。とか思っていた。

 

私自身の努力の量と、評価の度合いに食い違いがある。この状況にとても居心地の悪さを感じていた。「ワキ君はただガワだけをマネしているに過ぎません、魂がこもっていない」とか言ってくれた方がまだマシだった。がしかし、大人はガワの見栄えだけを求めていた。

 

未だにダンスで褒められても素直に喜べない。変な拗れ方をしたなと思っている。でもがむしゃらに踊るしかない。同じ阿呆なら踊らにゃ。

タメ口神話は死に、小姑は生き続ける

年寄りはどうして店員にタメ口をきくのだろう。飲食店でアルバイトを始めて以来、長年の疑問だ。

 

この疑問にある仮説を立てることで私は心の平穏を保っている。

 

「平穏を保っている」。この言葉でご年配の皆さんが肝に銘じてほしいのは、私は貴様らみたいな店員にタメ口をきくような人間に日々「なんで親しくもないお前みたいな小汚いジジババにタメ口きかれなアカンのや内臓引きずり出したろかい」とハラワタ煮えくり返っているのを毎回落ち着かせるターンがあるということであり、そのおかげで貴様らは明日の朝日を拝めているということだ。

 

話を戻そう。私が心を落ち着かせるために立てた仮説、それは「ジジイは店の人間にタメ口をきくのがカッコいいと思っている」「ババアは小姑のマインドで店員と相対している」というものだ。

 

年配女性のタメ口はごく稀にチャーミングで笑みが溢れるときもある。ご年配の女性の皆さんは、店員にタメ口で話しかける際は表情を豊かにすることを心がけて頂けると助かります。結局は言い方なのだ。高圧的に言えばうるさい小姑、笑顔で言えばお茶目なおかあちゃん。別にフェミニズムがどうとかではない。人がモヤっとした気持ちにならないように心がけるのは男女平等のはずだ。男がサボっていたから女性が割を食って、今それに抗おうとしているだけ。私もすごく頑張りたい。

 

問題はジジイだ。何をやってもムカつく。どう足掻いても無理だ。

 

この忌まわしき生物への接客において私の心を保つための仮説が、「ジジイは店員にタメ口をきくのがカッコいいと思っている」である。今のジジイが憧れてきた人間が店員にタメ口をきいていたから、それに追従しているだけだろう、どうせ。そこに己の意思などないのだ。だから時代がとっくの昔にそれを鬱陶しがっていることにも気づいていない。

 

先に言っておくが、「お客様は神様」みたいな思考のジジイのことはもう考えていない。流石に壺の中に入っている頃合いだろうから。あーでも梅沢富美男(偏見です)がまだか。じゃあまだいるのかな。まあいいや。

 

「店員に横柄な態度をとる」が嫌いな男性の特徴に挙げられるようになって久しいが、飲食店で働かなかったジジイはこれからもずっと店員にタメ口をきき続けるのだろう。そして飲食店で働かなかった人生偏差値が低くて繁殖力の高い男は店員にタメ口をきくジジイになる。多分Breaking Downとかを観ている層だ。偏見だ。何が悪い。喧嘩が強い自慢なんかエンタメにするな。こういうことを言ってくる私みたいな人間を謝らせるくらいの善行をしている自信のある奴がいたら話くらいは聞いてやってもいい。「でもアナタ人殴った上にそれ自慢してんすもんね〜??」って言う。

 

話が逸れた。タメ口で注文したりするのがカッコいいとされてきた時代は確かにあったのだろうし、その時代を彩ったスタージジイ(舘ひろしなど)が放つタメ口は未だに輝きを放っているのだろうが、そのガワだけを模倣しているに過ぎないタメ口はジジイに差し掛かってメッキが剥がれるのである。

 

これ残念ながら、じゃあ敬語で言ったらムカつかないかと言われると違うのだ。敬語で表情豊かに言うと、今度は気持ち悪いのである。それはそう、ムツゴロウさんがどんな柔和な表情で何を言っても犬との気色の悪いキスをする彼を思い出して心がクッ、となるのに似ている。あんなにいい人なのに。ちょっとテレビでベロンベロンしただけでこの悲しきザマである。ワンミスで社会的イメージを損なうようになったのは彼が初ではないのだろうか(多分違う)。

 

結論、ジジイにできることは何もない。これは私がジジイを諦めているからだ。もし読者の中に店員にタメ口をきくジジイを自認する者がいるのなら、非常に不愉快な思いをされたことだろう。

 

たまにはそっちがムカつけ!

 

そしてジジイ予備軍の若者の皆さん、まだ間に合います。お願いします。店員にタメ口をきくのはやめてください。あとイヤホンつけたままレジに並ぶのはやめてください。聞き返されるのダルいんで。「◇✩#.『』ペイで」じゃなくて前半ハッキリ言ってください。クイックとかペイとかメルとか沢山あるんで。「アイディー」か「エディー」かハッキリ言ってください。もう一回言わされるとスマートさが激減しちゃいますよ?

 

あと本当に、本当に店員にタメ口をきくのはやめてください。貴方たちの姿を見て育つ未来のお子さん達が可哀想なんで。

 

そして私よ。なんでこんな感じで接客業やってんだ。