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ウルトラマンテオ 第5話「宇宙ポッドを奪還せよ!」感想レビュー【UMK_No.005】

こんにちは!『ウルトラマンテオ』を守る会(UMK)会長のワキリントです。

 

ワークショップ中にイブキくんと交流を深めたカンナさんが宇宙ポッドの中に吸い込まれてしまうところで終わった前回。1週間待ち遠しかったですね!一体どうなることやら!

 

待ち遠しいでいうと、もう秋が待ち遠しいですね。連日暑すぎる。休みの日に限って曇ったりしてて布団干しづらいし。ほんならいっそのこと過ごしやすい気温に早くなっておくれ〜〜〜〜。

 

そんなわけで(どんなわけで?)第5話「宇宙ポッドを奪還せよ!」のレビューです。レッツゴー!!

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見逃し配信やってるよ!↓↓↓

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今回のおさらい

朝になり、宇宙ポッドの様子を見にきたイブキくん。爆睡していた(寝すぎだろ)エマさんとカンナさんの行方を案じていると、ひょっこり宇宙ポッドから地上へ降り立ってきたではありませんか!

 

カンナさんの夜通し続いた調査の結果(起きすぎだろ)、宇宙ポッドは感覚的な操作が可能なタイプだそう。手をかざして出たり入ったり、360°を見渡したり。とにかく動かし方に光明が見えたので、プッチーを連れてきて故郷へ帰してあげましょう!

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しかしここでカンナさん、前回イブキくんに見せてくれた愛犬ゴンタのキーホルダーが失くなっていることに気づきます。ペットロスの辛さは想像以上のようで、探しても探しても見つからない状況に思わず涙を流してしまうカンナさん……

きっとあの触手怪獣が持って行ったに違いない!と捜索を始めるイブキくんでしたが、隙をつかれてテオへ変身するためのアイテム、テオクリスターを奪われてしまいます!その上怪獣とも遭遇しちゃって絶体絶命!

 

一方その頃宇宙ポッドには、どこから情報を掴んだのか、はたまた指令が下ったのか、今日子さんが現れました。美濃部教授もやって来て状況はさらに厳しくなります。このままでは大人たちに宇宙ポッドが奪われてしまう!カンナさんが一か八か宇宙ポッドに乗り込み、慣れない手つきで逃走を試みますが、制御がきかず触手怪獣の目の前に!大ピンチ!!

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プッチーの助けを得てテオクリスターを取り戻したイブキくんは急いで変身!カンナさんの想い出と観察眼によって、実に『ウルトラマンテオ』らしい結末を迎えました。

大人たちには怒られて宇宙ポッドはU.T.T.F.に持ってかれちゃったけど、残ったプッチーのお世話にカンナさんが参加してくれることに!天文研究会に笑顔が1つ増えたところで、今回はお終いとなりました!

 

気になるポイント その①

まずはプッチーの活躍について。もう「今週のプッチー」って名前のコーナーを作ろうかしらというくらい、『ウルトラマンテオ』もう1人の主人公と言っても差し支えない働きをしてくれてます。

 

ゴンタのキーホルダーを失くし悲しんでいるカンナさんの感情を察知したかのように動き出していたあたり、プッチーには何か特殊な力が秘められている説が濃厚になってきました。以前も鳴き声にエコーがかかっていたり、その兆しは見え隠れしているのですが……その全貌が明らかになるのはいつなのか、楽しみに待っていたいです!

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それにこういったプッチーの不思議な力を使って、上手いこと今日子さんとのバッティングを回避させたりもしています。今回だってそのまま宇宙ポッドに連れて行けてたら鉢合わせしてプッチーも宇宙ポッドもU.T.T.F.に持って行かれてたところでしたからね。

 

ゴンタのキーホルダーも実物知らないのに探してくれてたし、そういったプッチーの優しさがピンチを回避してくれているかと思うと、より可愛く見えてきます。

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とはいえやっぱり、あのテクノロジーを持っていた宇宙ポッドをプッチーが操縦できたのか?という疑問は尽きません。飼い主にあたるような新キャラクターがどこかで現れないと説明がつかないような……第5話とはいえまだ物語は序盤、今後の展開に期待したいところです。

 

気になるポイント その②

今回、宇宙ポッドを巡る小競り合いの中でエマさんとカンナさんの天文研究会チームと今日子さんと美濃部教授の大人チームが出会うことに。もう少しすれ違ったり間一髪逃げたりとかして直接のやりとりはないのかな〜なんて思っていたので、意外と早い出会いだったな、という気持ちがしてます。

 

しかも出会い方が考えうる限り最悪でしたよね……既に見つかってしまった宇宙ポッドを奪われないように乗り込んで操縦からの逃走、追いかけようとする今日子さんを羽交い締めにして邪魔をするという……これはヤバい。絵に描いたような「浅慮」。若さ故の過ちってことでここは一つ穏便に済ましてほしいところですが、今後行く先々にあの2人がいたら今日子さんの警戒度はMAXでしょうからね。何してくれてんの?

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主人公であるイブキくんが所属しているし、プッチーを守ろうとしているいい人たちなのが再三描写されているので肩入れしちゃいがちですが、今日子さんたち大人の理屈もまた正しく、今回のような突っ走ってしまう無鉄砲さは未熟さ故の結果かもしれません。べっちやリンタロウさんが居てくれれば、また何か変わったのかもしれないですが……一枚岩になりきれていない天文研究会が少しづつ完成していく様子を見守っていきたいです。特にリンタロウさんの冷静な判断力は欠かせない。頼む。ツンデレで実はアツい男であってくれ。

 

そのためにも、なんとか美濃部教授を抱き込みたいところ。今日子さんとの友好的な関係を構築する足がかりとして……いやこれはあんまり期待しない方がいいか……(バリ失礼)、今日子さんから最大の秘密であるプッチーを守り抜くことを考えると、教授の科学者としての抗いがたい本能をくすぐって味方にするしかないような気が……いやぁそれをするには……美濃部教授頼りねぇ……絶対嘘とかバレるしな……

 

個人的に、もう少しだけ長く天文研究会と大人たちのハラハラドキドキな関係性が続いてくれると嬉しいなぁ〜って思ってます。

 

気になるポイント その③

最後は触手怪獣 ドシハガチについて!イブキくんが回収したウンチ、美濃部教授のスマホ、ゴンタのキーホルダー、テオクリスターなどなど、ありとあらゆるものを触手で奪って第4、5話の前後編を引っ掻き回してくれたドシハガチですが、その正体はかまってちゃんのいたずらっ子。単に遊んでほしかっただけの子供の怪獣だったのです。

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物を盗っては遊ぼうとしていたゴンタの姿をドシハガチに重ねたカンナさんが、テオシウム光線で撃破しようとしていたテオをすんでのところで止め、説得によってなんとか命を奪わずに済みました。送電線ブチ折れたりそこらに地響きとかは起きてたり、被害はそれなりに出てるだろうけれど、ただそこに生きていただけの命を勝手な都合で無惨に扱うようなことが起こらなくて良かったですね。遊んでいるテオとドシハガチ、微笑ましさすらありました。

 

60年も続いているウルトラマンシリーズですから、心優しい怪獣も、倒さずに救うお話もそれなりに登場しています。戦うことを日常にしてこなかった優しいテオを主人公にしている『ウルトラマンテオ』で、早々にこのような余韻のお話が届けられるというのは必然でしょう。

 

もちろん強い怪獣を光線で倒して大爆発!というのがお話的にも特撮的にも派手で花形なのは分かりますしスカッとしますが、それはあくまで怪獣たちが「悪」だという前提があってこそ。プッチーを食べようとしたというフリはあったとしても、ソデラだってその命を繋ぐために生きていただけなのです。だから、どれだけ華々しい勝利だったとしても、それが「正義」なのかというのはどこまで行ってもグレーなまま。

H12の悲劇やカンナさんにとってのゴンタのように、失った命について言及することの多い『ウルトラマンテオ』が「倒さず救う」という選択肢、ウルトラマンシリーズ60年の歴史の中であまり開拓されてこなかったヒーロー性を作品の中でどれくらい沢山提示してくれるのかな。もっともっと観てみたい。そんな風に、ちょっとだけ楽しみにしています。

 

まとめ

というわけで、第5話「宇宙ポッドを奪還せよ!」の感想レビューは以上となります。

 

個人的な話でアレなんですけれど、夏って仕事がめちゃくちゃ忙しくなる時期なんですよね。サービス業に従事していると、夏休みシーズンは子供が来る場面が増え、必然的に怪我なんかのリスクも高まりますから、緊張感がいつもとは違います。

 

反面、親子で和気あいあいと楽しんでいる様子を見れるのはこちらまで嬉しい気持ちになるという場面もあったりして。前回行ったウルサマでも親子2代でショーを見たりジオラマに目を輝かせていたり、グッズショップでは子供が一番くじのA賞引き当てたりなんかしてて、こんな想い出ができるんならシリーズの今後は安泰だわね〜などとしみじみ思ってしまいました。

 

で調べたら後期が始まってるんですって!今度はキッチリチケット取りました!余韻が抜けなくてまた感想遅れたらごめんなさい!笑

 

と、いうことで、第6話「プッチーのお引っ越し」の感想でお会いしましょう!

 

シュワッチ!!

 

画像引用元:

https://x.com/ultraman_series/status/2083349567026930138?s=46

https://x.com/m78_imagination/status/2085293596710985993?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2083340703774712256?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2083387764499005939?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2085289888023498900?s=46

【ネタバレあり】スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ

アメコミヒーローが好きだということを話す時、スパイダーマンにはいつも助けてもらっている。

 

スーパーマン、アイアンマン、アベンジャーズも挙げるが、それらは「聞いたことある」止まり。そこから「観たことある」に辿り着くには、それらは及ばないらしい。既にどっぷりアメコミヒーローものを「観まくっている」人間には想像もつかないだろうが、Mr.s Green Appleを「聞いたことある」止まりで「聴いたことある」にすらならない……みたいなのと、まぁ大差ないのだろう。

 

そんなスパイダーマン、「観たことある」と「観まくっている」の隔たりすら軽々とスウィングして飛び越え繋げてくれる親愛なる隣人がアベンジャーズに出ます、となった時も、きっとリアクションには差があったのかもしれない。それはそう、想像するに「え、出るのはいいけど予習とかしなきゃ行けない感じ?」と「うおおお!!!!!遂に!?SONYとMARVELスタジオが!?協力ってことよな!?!?アチィ〜!!!!!!あざす!アベンジャーズ最高!MCU最高最高最高ゥ!!!!!!」のように。

 

かくいう私は、アメコミヒーローを「観まくってきた」。マウントを取りたいわけでもなく、冷笑したいわけでもなく、「観まくっている」時期から過熱するムーブメントとは距離を取ってきた。だから、常々あの映画を100%楽しむためにはアレとコレを観ないといけませんよ!みたいな、ハマる前提しか考えていないオススメに「こんなん言われてハイ観ます!ってなるような人間は言われる前からやってるだろ」と思ってきた。「観まくってきた」からこその、どんどんどんどんクローズドなものになっていく大好きなコンテンツに「衰退」の2文字がよぎる感覚。

 

こんな風に新規のことを考えなくなってきた大好きなコンテンツに対して、大好きなはずなのに苦言を呈しまくっている私の矛盾に、とある友人が顔を引き攣らせながら笑っていたことがある。分かってはいたが、私はもうどこにも属せない孤独な怪物なのだと確信した瞬間だった。

 

さて、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』もそんな「孤独な怪物」を描いた話だった。……こんな前置きで一体誰が読むというのだろう?

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引用:https://x.com/sonypictures/status/2054909606187717058?s=46

愛する人たちを守るために、彼らの記憶から自らの存在を消すという決断をした『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の出来事から4年。
大人になったピーター・パーカーはスパイダーマンとして、ニューヨークの人々を守り、彼らを脅かす犯罪と戦う日々に全力を尽くしていた。
そんななか、人々の期待を背負う彼の体に驚くべき身体的変異が起こり始める。
同時に、街では姿なき不可解な犯罪が頻発。“親愛なる隣人”に、かつて直面したことのない大きな脅威が迫る──。(公式サイトより)

 

前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にて、スパイダーマンがピーター・パーカーであるという真実を、全ての人が忘れた。親友のネッドも、恋人のMJも、共に世界を救うため戦ったアベンジャーズのヒーロー達も。親代わりに愛情を注いでくれたメイおばさんを失い、正体を知っている大切な人をこれ以上危険に巻き込めないからだ。

 

そうして生まれた、ピーター・パーカーをスパイダーマンとイコールで結べない二重生活の始まり。MCU初登場時の『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』で既にアイアンマンことトニー・スタークに正体を特定されていたり、初単独作『スパイダーマン:ホームカミング』で背後のメイおばさんに気づかなかったり、そういった若さ故の爪の甘さはもう無い。無いからこそ、隠せてしまうからこそ、隠さないといけないのがストレスになる。そこから逃げるようにスパイダーマンとして細々した街の事件(たまに名のある敵キャラあり)を解決する毎日の中で、ピーター・パーカーがスパイダーマンを抑えこもうとした瞬間、実は超怪力で普通の人間なら殴り殺せてしまえる「怪物」スパイダーマンの力が爆発する。

 

本編では増幅するクモのホルモンを抑制する装置をピーターが作成するのだが、この装置一つでありとあらゆる物語を構築したことが巧みだった。

まず抑制装置の発案・発明を行ったのがハルクことブルース・バナーであること。怒りにのまれ緑の「怪物」となってしまう危険と隣合わせのバナー博士が大学教授の職を得るには、抑制装置による安全性の担保が必要だろうし、今や顔パスとはいかなくなった他人のピーターがその装置に光明を見出すには、大学のような気軽に若者が天才に質問できる場が必要だ。

次にその装置で罪なき市民の精神を乗っ取り意のままに操るジーン・グレイを「治そう」とするも、その治癒先を乗っ取られてしまったハルクにスライドせざるを得ないこと。『ジョジョの奇妙な冒険』におけるスタンドバトルなら本体のジーンを倒せば操っているハルクも沈静化できるかもしれないが、そうはいかない。制御できないハルクは全ヒーローにとって「最優先解決事項」なのだ。絶対に起こってほしくないし、できれば絶対にその役回りを請け負いたくない。このピンチがさほどピンチに見えない、ちびっ子でも観てられるシーンになるのはスパイダーマンの強さと軽快さでしか有り得ない。

最後に、抑制に成功したことによってジーンが本作の真の敵、ダメージ・コントロール局の局長に為す術なく捕まってしまうこと。最近のMCUは長らくFOXが権利を持っていたX-MENシリーズとの接触をなんとか上手くできないかと苦心しており、現段階で抜けていたピース、「ミュータントが人類に尊厳を弄ばれキレる」という事実、両者の間に亀裂が入ったことをスパイダーマンの映画で巧妙に隠している。こういうのが最近のMCUには足りなかった。面白くなる予感。ヤバいことが起こる予感。いつか「ブチギレる」瞬間がくる予感。X-MENシリーズ随一と言ってもいい「怪物」、ダーク・フェニックスことジーン・グレイが消息不明なのは必ず後に響く。

無から現れた便利アイテムなのだから、これくらい便利に話を転がしてもらわないと困るのだ。ジーンが探し求めていたV-maxがミスリードとなっているのも親切設計で、ジーンの襲撃事件、ピーターの怪物化、ネッドやMJとの再会、ライト勢からしたらやけに出張るパニッシャーことフランク・キャッスルやニューアベンジャーズを名乗って風呂に入っている記憶とは見た目がちょっと違う(意志を受け継いだ妹(実はいたんです)が2代目を襲名しています)ブラック・ウィドウとのかけあいなどなど、処理しなければならないことは多いのに実に観やすい。少なくとも「観まくってきた」私にとっては。

 

元々「ヒーローが同じ宇宙で生きているMARVELコミック作品の世界観を、映画で再現してみよう」というスタートから始まったMCUなのだから、別になんの説明もなく他のヒーローとか仰々しい犯罪者とか忍者集団とかが出てくるのが本懐だったのだ。「この次元以外にも実はめっちゃ次元あります。似て非なるヒーロー、居ます。もしかしたらそっちでは死んだあの人とか、生きてるかもね。でも敵かもね。」みたいなことしだしたからワケが分からなくなってしまうのであって。なんか世界の危機くらいヤバそうな話だったが、よく良く考えれば『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』はニューヨークで起こっている話だ。どうりで観やすい。「観たことある」人にはどう映ったかは知る由もないが、これくらいが私はちょうどいいと思う。

 

そしてスパイダーマンシリーズは、そんなニューヨーク、多種多様な人種が生き生きと暮らす(大統領が変なことしてなければ)美しい街ニューヨークに生きる1人の「人間」、ピーター・パーカーの人生の物語である。『ノー・ウェイ・ホーム』は過去作のピーター・パーカーが集結しまさにお祭り、集大成や長年愛してきたファンへのご褒美のような向きがあったが、反面そんな作品で主人公の最大の転機が起こってしまったこと、それを『ノー・ウェイ・ホーム』の中で解決させてあげられなかったことは危ういバランスだったかもしれないと思う。

先述の通り、ピーターは「ピーター・パーカーでいること」にトラウマを抱えた。今作でも何度も名を偽った。それなのに心の奥底の「人間」が愛していた人たち元へ歩を進めさせる。ピーター・パーカーとしての偽りなき愛があるからこそ、それを守るためにスパイダーマンでいることを選んだ。

 

何を抑え込む必要があるのか。

 

クモのホルモンが高ぶっていたのは暴走して「怪物」に変えようとしていたのではない。ピーターの「人間」としての進化に呼応していただけに過ぎないと、私は観て感じた。

 

ハルクと繰り広げる壁や物が景気よくぶっ壊れていく戦いもあれば、「怪物」になる恐れと向き合うピーターの静かな戦いもある。そして最後、意図的に乗っ取らせて自らの「人間」を見せ、ジーンの怪物化を止めようとする、優しい戦い。勝敗などつかなくていい。誰もが傷ついた。何も死ぬことはない。2016年にはまだ甥っ子、子供のようだったピーターの、大人なヒーローとしての振る舞いにグッとくる。こんな瞬間のために、私は孤独であってもオタクを続けている。

 

平気で人の尊厳を踏みにじる「怪物的な人間」との戦いだけに、決着がまだついていない。そこはヒーローの出番ではない。人間なのだから、人間がケリをつけなければ。

だから、私も頑張らなければならない。私の中の「怪物としてのオタク」が呼応しようと高ぶっているのだとしたら、「人間力」みたいなものを高めなければいけないのだ。そんなことを想い、勇気をもらった。孤独な地獄の中で、自分の力で高みに昇らんとする希望をくれる蜘蛛の糸。

 

スパイダーマンには、いつも助けてもらってばかりいる。

ウルトラマンテオ 第4話「ワークショップに気をつけろ」感想レビュー【UMK_File No.004】

こんにちは!『ウルトラマンテオ』を守る会(UMK)会長のワキリントです。

 

第4話を観てから人生初のウルサマに行くぞ〜!と張り切っていたんですが、リサーチ不足で当日券とかなくて凹みました。ウルトラマンティガのフェアをやっている新橋の怪獣酒場でしこたま飲んでやった!ノンアルだけどね!本日ウルサマのリベンジをしました!!東京ってこういうのスムーズやから便利よね。

 

そんなわけで、凹んでいたりして遅くなってしまった第4話「ワークショップに気をつけろ」のレビューです!レッツゴー!!

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今回のおさらい

天文研究会の活動としてプチ怪獣、名付けてプッチーのお世話をしよう!と会長のエマさんから意気揚々と提案がなされた前回。透明翼怪獣ことソデラに食べられそうになっていたところを見て「助けたい」と思ってくれたみたいです。信頼できるわぁ。

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カンナさん、べっち、リンタロウくんは隠れてそれぞれプッチーを可愛がっていたこともあってスムーズに事が運ぶかと思いきや、……ワイワイするのが得意じゃないカンナさん、別にみんなでやらなければいけない理由がないと断るべっちといった具合に、予想外に乗り気になってくれません。皆に懐いてくれてるのにねぇ……なんで?リンタロウくんは?多分可愛がってお世話してる時の自分を見られるのが恥ずかしいとかでしょうね。ほれ、照れんと言ってみな?ねぇ。可愛いねぇ。

大学のいちサークルですから、特に活動への参加に強制力はありません。個人の自由ですからね。経験あるわぁ。

 

ではイブキくんはどうかといいますと、「プッチーに故郷の星があるなら、そこで暮らしていくのが、きっと一番幸せなんですよ」と一言。自らの故郷、H12を失ってしまったテオ=イブキくんらしい、優しさと切なさに満ちた提案です。

と、いうことでプッチーとイブキくんが初めて出会った山中の宇宙ポッドまで連れていきますが、肝心のポッドの動かし方までは知りません。というか、分かってる風で動いちゃうと自分が地球人じゃないのバレかねないですからね。

 

しゃーなし部室でのお世話を続けることになりましたが、怪獣に興味津々の変なおじさんこと美濃部教授が「怪獣のウンチを探せ!」というワークショップを開催するという知らせが舞い込んできます。場所は宇宙ポッドのある山の中、もしもプッチーのウンチが見つかったら大変だ!

と、いうことでエマさんからの指令でワークショップに参加することになったイブキくん。精力的にウンチの回収に励んで美濃部教授からも一目置かれます。むしろライバルみたいにウンチを見つけては奪い合うように。さっきからウンチウンチすごいなぁ。はてなブログ的に大丈夫?

 

お昼休み中、単位取得のためにワークショップに参加していたカンナさんとお話できたイブキくん。幼い頃から家族として、そして親友として大切にしてきた、今は亡き愛犬のゴンタとの話をしてくれました。

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未だペットロスの傷が癒えないカンナさんに寄り添い、交流を深めたイブキくんでしたが、集めたウンチは謎の触手に知らぬ間に奪われるわ、美濃部教授には特大ウンチを先に見つけられてしまうわで散々な結果に!あんなに頑張ってウンチ集めたのに!!くそー!!!

 

不審に思って山中を探していると件の謎の触手と再び遭遇、やっぱり怪獣の仕業でした!テオになって応戦するも、不意を突かれたりなんかして連れ去られる間際まで追い込まれます。全身を光らせてなんとか事なきを得ました。全身って、光らせるに越したことないですね。

 

ところ変わって宇宙ポッド。未知の機械に以外と興味津々だったカンナさんは夜中になるまで調べていた様子。他とは違う謎のボタンを発見し……

そのまま宇宙ポッドの中に吸い込まれてしまいました!!というところで第4話は終わり……ちょっと続きが気になりすぎますよ!?!?

 

気になるポイント その①

今回のエピソードでスポットライトが当たっていたのはカンナさん。愛犬との悲しい想い出はもちろん、プッチーの身を案じてワークショップに積極的に参加する優しさや、宇宙ポッドに周りの人や時間も忘れて没頭するオタク気質な一面を観せてくれました。

冒頭でプッチーとのお世話を断っていたのは、なかなか言い出せないゴンタとの過去、そしてそこから立ち直れない自分がいたから。他の2人にもやっぱり事情があるんでしょう。オープニング映像のように、早くみんなとプッチーで楽しく過ごしているところを観てみたいものです。

 

「失った辛さの大きさは、幸せの大きさと同じだから。」というセリフひとつでカンナさんの持つ痛みへの理解と、その理解の裏に想像を絶する喪失があったことを凝縮させることで、「ワークショップに気をつけろ」はカンナさんの当番エピソードだったかもしれないけれど、『ウルトラマンテオ』はやっぱりイブキくんのお話なんだな、と再認識させるバランス感覚には唸りました。

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うっかりミスで自身が宇宙人であることがバレかけそうになりまくっているイブキくんですが、実際に正体を天文研究会のみんなが知った時、こういった言葉の裏に隠してきたイブキくんの「失った辛さ」を思いやることができるのか、布石が着々と打たれています。

 

気になるポイント その②

物語終盤でカンナさんが吸い込まれていった宇宙ポッドですが、スイッチを押すことで入口が起動する仕組みだったことが分かりましたね。中身は次回になってのお楽しみですが、ふと気になったのは、怪獣とはいえ機械的なものを操ったりする能力がなさそうな見た目のプッチーが、自分が乗ってきたはずの宇宙ポッドの仕組みを分かってなさそうだったこと。

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重箱の隅をつつくようでアレですが、あのスイッチもプッチーの手だと届きませんよね?だから入り直せなかったってこと?だとしても、じゃあどうやってポッドから出たのか、という疑問が浮上します。もしかしてプッチーと一緒に宇宙ポッドで地球にやってきた、ある程度知性を持った生命体がどこかにいるのかも……いやぁ〜そんなわけ!考えすぎ考えすぎィ!!

 

プッチーだけでも手一杯なのに、宇宙ポッドにまで手を出して、とてもじゃないですが大学生が首を突っ込める範疇を超えてます。早く信頼できる大人と協力できる関係性になってくれればいいんですが……

 

気になるポイント その③

そうそう、大人といえば美濃部教授がどデカいウンチを持ち帰ってゲノム解析してましたね。

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素人にはまっっっったく何がなにやらでしたが、とにかく手応えはあったみたい。情報を掴んだみたいで今日子さんに連絡しようとしてましたが、触手に奪われて今回はできずじまいでした。あのウンチでかすぎるんで、プッチーのものというのはミスリード、テオと戦った触手怪獣のものだとは思うんですが、だとしても触手で奪ったものがイブキくんの回収したウンチやスマホ、その他にも有象無象を触手で集めていた描写もあって、手当たり次第にかき集めて食えそうだったら食っちゃうみたいな、そういう意味の雑食なのかもしれません。そもそも悪い怪獣かどうかもまだ断言できませんからね。

 

個人的に『ウルトラマンテオ』で注目していきたいのは、人に害を成していない怪獣に対して、テオがどういう振る舞いをするのか、ということ。人や街に危害を加えてきた怪獣とは怯えながらも守るために戦う姿勢をみせ、撃破するまで奮闘するのが続いていたテオでしたが、森の中、ひっそりこっそり人間の持ち物を奪っていただけの触手怪獣とは積極的に戦おうとはしていなかったように思います。

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プッチーやエマさん、カンナさんがピンチに陥ればもちろん助けてくれそうですし、美濃部教授や今日子さんを助けることになれば正体バレの際にプラスに働いてくれます。逆に無害な怪獣だと判断して倒さず静かに森に帰したりするようなところを見られてしまうと、未知のものを恐れる人類からの印象はやや悪くなってしまいそう……

 

怪獣という「命」に対して、守ることを戦う原動力としているテオがどこまで非情になれてしまうのか。ちょっと踏み込んだ視点かもしれませんから、頭の片隅にでも置いて視聴を続けていくとしましょう。

 

……あとやっぱり、今回ウンチって言いすぎだったよね?????コロコロコミック?だいぶでんぢゃらすだったよ。60年の歴史で初めてモザイクかかったんじゃない??

 

まとめ

さて、そんなわけで第4話「ワークショップに気をつけろ」の感想レビューは以上となります。

 

そもそものお話として、この『ウルトラマンテオ』を守る会や毎話感想レビュー企画なんていうのは「株主総会で「株主様のご指摘の通り、近年の新作ウルトラシリーズは失敗だったかもしれません(めっちゃ要約)」「制作体制の見直しは来年以降になるかと思います(ザックリ要約)と発表された直後、失敗だと言われた制作体制で作られた『ウルトラマンテオ』が後になって「公式お墨付きの失敗ウルトラマン」の汚名を着せられないように何かしてあげたいというお節介からスタートしているんですが(どの立場なんだろうね)、SNSの評判なんか観てみると、結構お話部分は評価高めなんですよね!別にぼくが何かしたわけでもないのに、『ウルトラマンテオ』が褒められているととっても嬉しい気持ちになってしまいます。勢いでも『ウルトラマンテオ』を守る会の会長を名乗ってみるもんですね。

 

反面、「アクションがカッコよくない」という指摘も同時に目にすることもあり。

これには多くの部分で同意せざるを得ません。戦いの素人感を表現しようとしているのは存分に伝わってくるのですが、ヒーローにはカッコよくあってほしいと、心のどこかで願っている自分がいるのも、また事実。

今のテオらしい戦い方は、時を経てウルトラマンらしいカッコいい戦い方を覚えてしまうと戻れない、不可逆な演出。最終回あたりでカッコよく戦えるようになったテオを観たとき、「待ってました!」となるのか、どこかでちょっぴり寂しくなるのか。

 

どちらにどう転んだとしても、60周年で行った『ウルトラマンテオ』の挑戦をぼくは守っていきたい。ウルサマのステージではちょっとしか声を上げられなかった恥ずかしがり屋の大人ですが、こういう場では高らかに「がんばれ!!」と高らかに応援したいのです。

 

ちょっとしんみりさせてしまった!今週はこの辺で!第5話「宇宙ポッドを奪還せよ!」でお会いしましょう。それでは!

 

シュワッチ!!

 

画像引用元URL

https://x.com/ultraman_series/status/2080812870850531829?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2080850880715534758?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2080804017123553726?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2082753602226143666?s=46

【最終回・劇場版ネタバレあり】超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 総括感想 終わらせないために。東映の“意地“

『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 太陽が泣いた日』を観た。

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引用:https://x.com/toeihero_movie/status/2074690512087646378?s=46

多元地球A0073で発生したネガティブエモルギーが巨大な魔空空間となり、太陽をのみ込んだ。世界は光を失い、深い闇に包まれる中、カレル局長に「太陽はギャバンの命と引き換えに返す」という通信が届く。ギャバン・インフィニティ=弩城怜慈が指定の場所へ向かうと、そこには「全ギャバンの抹殺」を掲げる凶悪な敵・ギャバンキラーが待ち受けていた。その正体は、怜慈が慕っていた先輩刑事・長谷誠で、対ギャバンの秘策「アンチギャバリオン粒子」を操るギャバンキラーにインフィニティは苦戦を強いられる。(映画.comより)

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この映画でもって、『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』(以下、超ギャバン)は次作『角醒ハンター オメガホーン』へのバトンタッチを全て終えたことになる。思えばこの半年間、我々特撮ヒーローオタクの日常は大きく変わった。50年間続いた偉大なるスーパー戦隊シリーズの終了。惜しまれながら終わったその逆風と期待、応援を同程度に受けながら始まった新シリーズ、Project R.E.D. の第1弾作品として始まった『超ギャバン』。随所にスーパー戦隊シリーズが築き上げてきたストーリー展開の定型から離れようとする努力の跡が見られるモノ作りは一定ラインの面白さ、真新しさを担保しつつも、お世辞には満足のいく終わりを迎えたとは言えなかった。

 

生まれてこの方、1年かけて「きちんと終わる」ヒーローばかり観てきたし、そうはならなかったとしても『仮面ライダー剣』の終わり方のように、ビターエンドとはいえ「一旦の終わりを迎えた」と言えるだけの壮絶な激闘を描けていた。そんな人生の中で突如体験する『超ギャバン』。海外ドラマの第1シーズンを観ているかのような「終わりきらない終わり」は、端的に言えばしんどかった。半年しかなかった放送期間を擁護の材料にしたいとも思うが、円谷さんはウルトラマンシリーズで「きちんと終わる」作品を観せてくれている。新しく始めるにあたって、東映さんはどれくらい準備したのだろう?気持ちよくスーパー戦隊シリーズを忘れてしまえるような、そんな爽快な終わりを望んでいたのに。

 

ここまで「終わりきらない終わり」に私が苦言を呈しているのは、Project R.E.D.がシリーズの在り方のモデルとしているであろうMARVELスタジオのMCUが落ち目になっている、その二の轍を突き進んでいるように思えてならないからだ。

2008年の『アイアンマン』から始まり、2019年の『アベンジャーズ:エンドゲーム』までの22作品で1つの世界観を構築し、全ての作品に繋がるサーガをきちんと終わらせることで映画業界の覇権を握ったと言って差し支えない記録を残したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。『エンドゲーム』後、コロナ禍や役者の不祥事などの外部要因はあれど、アメコミ映画オタクでもある私をもってして「落ち目」と表現せざるをえない状況にまで陥っているのは、まさに2021年から始まった新たなサーガの中で、「終わりきらない終わり」を映画でダラダラダラダラ何作も何作も作り続けているからだ。

一つ一つのキャラクターが、作品が、好きになりきれない。それは全て、『エンドゲーム』のような後に続く何かに繋げて昇華させることが目的化し、目の前の作品にウエイトが乗っていない、もっと悪意を込めて言えば「後でうまいことやってくれるやろ。今は投げっぱなしでええやろ。続くし」という惰性からくる描写の怠慢と緊張感のなさ、中途半端な態度によって不足しているものがあるからだ。後に繋げることばかり考えて、いつ終わってもいいような最低限の満足感を与えるモノ作りができていない。

 

だからこそ、『超ギャバン』は『超ギャバン』として「きちんと終わる」べきだったのだ。いつ終わるとも知れないシリーズを走らせるのなら、そのスタートダッシュは全力疾走であるべきだ。それはそう、MCUが形になるかどうかも分からなかった1作目の『アイアンマン』で「時には歩くより、まず走れ」と言っていたように。

 

これだけゴチャゴチャ文句を垂れたとしても、いちオタク、いち視聴者に過ぎない。Project R.E.D.を応援したいのに、不安が大きくなる。というか、こういう風にうるさいオタクがゴチャゴチャぬかすから新規が入りづらいのだ。でも私たちファンすら楽しめない作品を果たして新規は楽しめるのだろうか。新規に向けて素敵な作品たちをきちんと終わらせて、その上で大集合させれば良かったんじゃないか。私はどうしたらいいんだ。我ながらひどい。このように『超ギャバン』に対して消化不良な自分、そんな私を「きちんと終わらせる」ために、『太陽が泣いた日』を観るしかなかった。結果その消化不良を解消させる、一定の役割が『太陽が泣いた日』にはあったように思う。

 

本編最終回、怜慈は大佐の食事の誘いを背に受け、振り向くことなく手を振った。ちょうど『太陽が泣いた日』で後に敵になる先輩刑事、長谷さんと怜慈のやりとりに重なる。その後長谷さんはギャバンキラーとなり、敵としてギャバンインフィニティの前に立ちはだかった。激闘の末、ギャバンキラーを救うインフィニティ。「怒りを溜め込むと潰れちまうぞ」「溜め込む前に涙を流せ」と、長谷さんは怜慈の心の奥を分かっているかのようにそう言っていた。

で、『オメガホーン』では怜慈と瓜二つのレイジなるキャラクターが敵陣営にいる。未知の惑星に向かわんとする大佐たちを描いて、『太陽が泣いた日』は終わる……いや、ここでも終わりきらない。なのに私の消化不良は終わった。

 

特撮ヒーローオタクを自称して、東映のモノ作りに難癖つける厄介なオタクに育ってしまったのなら、もっと大きな視点でモノを見よう。

 

果たして東映は、これまで一度も特撮ヒーローのモノ作りをきちんと終わらせたことが、あっただろうか?

 

オタクだろうと新規だろうと、究極1つも特撮ヒーローものを観たことがない人でも、この問いには「否」と、そう答えるに違いない。

 

そう、東映は特撮ヒーローを作り続けている。始めてから現在に至るまで、終わらせたことがない。確かそのはずだ。にも関わらず、近年(というか、少なく見積っても50年以上)は1年ごとに新作を作り続けてばかりいた。

これからも作り続けるのだとしたら。1年ごとのモノ作りを永遠に続けるより、モノ作りのシステム、それ自体の手札を増やしてみるのはどうか。半年で終わるも良し、1クールでも構わないし、人気を得れば2年目に突入するのも悪くない。そんなフットワークの軽さでお得意の特撮ヒーローを沢山登場させ続け、今までみたいに1年で総入れ替えされ、「一個前のライダーのベルト」が並ぶのではなく、複数のヒーローの変身アイテムが随時追加され、どんどんおもちゃコーナーの棚が「今やってるやつに出てる誰かのなにか」で賑やかになっていくシリーズ、それがProject R.E.D.なのだとしたら。恥ずかしながら、私はちょっとワクワクしてしまっている。

 

拙さゆえに「終わりきらない」になったのではない。狙ってそうした。もちろん冒頭のように『超ギャバン』単体の出来は良いとは言えない。「終わりきらない」のであれば、設定の矛盾とかには絶対の注意を払わなければならないが、そういうところはおそらく甘い。しかし、そもそも「終わることなどない」のだ、東映の特撮ヒーローもの作りというのは。「終わらせるつもりなどない」、そういうところまで、遂に来たということなのかもしれない。それこそ、ギャバンキラーが宇宙のどこかで見つけてきたアンチギャバリオン粒子なんて、デス・ギャバンと再び相対した時のために見つけたいものになったりしないだろうか。そう、こんな風に我々のワクワクも「終わることなどない」。

 

東映および私の目論見が大幅に外れて、Project R.E.D.は大コケ大爆死、なんていうことも、そりゃあ有り得る。今できることをやり抜いた結果が前のめりなドンずべりなら、それでいいじゃないか。「変なワイドショーになっちまったじゃねーか!ww」「いやーいけると思ったんスけどねー!!www」でいいじゃないか。どうせ文句を垂れる厄介オタクなら、共に倒れるくらいの気概で望みたい。振り向かず走りきる若さ。躊躇わず突き進む愛。それこそが最も強い感情なのだから。

 

オワコンだと決めつけるのは、いつもこちら側だ。

 

国産のヒーローが、終わらないために。

ヒーローとは、なんなのか。

東映の“意地“を感じていく、これからはそんな人生になりそうだ。

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ウルトラマンテオ 第3話「狙われたプチ怪獣」感想レビュー【UMK_File No.003】

こんにちは!『ウルトラマンテオ』を守る会(UMK)会長のワキリントです。

 

前回、ヴィアロガⅡとの戦いに乱入してきた透明翼怪獣にテンパりまくりだったテオ!一体どうなってしまうのでしょうか?今回ようやくリアタイ視聴できましたが、記事を仕上げるのはやっぱり時間が大変だ!テンパりまくり!!

 

そんな会長の嬉しい悲鳴をよそに第3話「狙われたプチ怪獣」のレビューです!レッツゴー!! 

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〜★〜★〜やさしいもくじ〜★〜★〜

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今回のおさらい

ヴィアロガⅡと翼怪獣、2体もの凶暴な怪獣の猛攻を受け、ダウンしてしまうテオ……その後も大怪獣バトルは続きます!翼怪獣が再び透明になって姿を消したかと思えば、ヴィアロガⅡの背後を取り、腹部の巨大な口を使ってペロリと平らげてしまいました!!おそらく第2話で忽然と消えたヴィアロガの死骸も、翼怪獣が食べちゃったんでしょう。それにしても、テオの故郷であるH12を滅ぼしたのと同種の強い怪獣なはずなのに、すっかりやられてしまいました!地球の怪獣、ヤバすぎる。

 

飛び去った翼怪獣の向かう先には明心大学があるようで、急遽避難命令が出されました。天文研究会のメンバーは避難所には連れて行けないプチ怪獣のため、なんとかしようと協力しますが……部室からプチ怪獣が失踪!?ヤバいぜ!!どこ行っちまったんだ!!……というか、怪獣を主食にする翼怪獣が、大学の方に向かっていて……そこにはプチ怪獣がいる、ってことは……翼怪獣が次に食べようとしてるのは、もしかしてプチ怪獣なのでは!?

 

ギリギリのところでプチ怪獣を救い、翼怪獣も撃破したテオ。良かったな!初めての友だちを救えたぜ!!そんなプチ怪獣を天文研究会でお世話することになって……というところで今回はおしまい!

 

いやぁ〜面白かったね〜。(しみじみ)

 

気になるポイント その①

冒頭、イブキくんが放った「なんで怪獣たちが一気に……?」「まさか……この星も……!」という言葉がすごーく気になりました!

 

「も」ということは、H12が滅びた経緯も、今回の地球と同じように宇宙怪獣(=ヴィアロガ)とその星に棲息する怪獣、それぞれの進撃を食い止めきれなくなったことから起こってしまったのでしょうか?第2話にして2VS1の劣勢を強いられてしまったテオでしたが、今後は更に苦しい戦いが待ち受けているかもしれません……

 

こうなった時に修行とか、パワーアップできるアイテムが手に入ったりすれば心強いんでしょうが……テオは現状、ギリギリで戦う素人さんといった感じが強く、毎回毎回ハラハラドキドキしてしまいます。それに何より、テオ自身はそんなに戦いを好んではいなさそう。心優しいからこそ、未だに迷いを抱えたまま戦っている、そんな印象を受けてしまいます。

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故郷と同じ目に遭わせないように戦ってくれているからこそ、戦いたくない者を戦わせ続けてしまうのは心苦しいものがあります。せめてその悩みや痛みを打ち明けることができる仲間がいれば……!最有力は天文研究会のみんなですが、怪獣に初めて遭遇した力無き市民でもある彼らが、人間そっくりに擬態できる宇宙人の存在を知ったとして、プチ怪獣のように友好的に接してくれるとは限りません。……イブキくん、どうする???せっかく友達できそうやったのに、孤独に拍車をかけてないか????

 

ということで、イブキくんのメンタルケアをしてくれる人が今後現れてくれるのか、注目して観ていきたいですね!

 

気になるポイント その②

今回、プチ怪獣の身を案じて天文研究会のみんなが力を合わせてなんとか救おうとしていました。以前より仲良くお世話をしていたカンナさん、リンタロウくん、べっちさんの3人だけでなく、「未知だから怖い」と懐疑的だったエマさんもはぐれたプチ怪獣探しをしてくれたり、最終的には天文研究会でお世話することを提案するあたり、やっぱり信頼できる心優しい人たちのコミュニティであることが伺えます。本当にありがとう。

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天文研究会の心配をよそに部室を出てっちゃうプチ怪獣は困ったちゃんのトラブルメーカーですが、イブキくんの宇宙語ですらコミュニケーションが取れなかったこの子を今後どうやってお世話していくことになるんでしょう?無害であることを知っているのは天文研究会のみんなだけですから、他の人間たちが同じように仲良く接してくれるとは限りません。

 

そのことをよく理解している天文研究会と、まだ地球人の用心深さに慣れていないイブキくんの間でちょっとした言い争いも起こっていました。危うく自分がテオなのをバラしかける辺り、イブキくんの情報セキュリティ意識はゆるゆる。こんなに口滑らせかけるウルトラマンの変身者、なかなかいねぇぜ???

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とりあえず、翼怪獣に食べられそうになったプチ怪獣を救ってあげたことで、テオの印象も多少は良くなってくれるといいですね!天文研究会のメンバーの間でもまだまだ認識に差はあるようですが、根気強くやってこうぜ、イブキくん!まだまだ懐疑的なリンタロウくんだけど、プチ怪獣を運んで逃がす時に隠す用のブルーシートを探してくれた気の利く男だぞ!ありがとうって言っとこ!!

 

そんなプチ怪獣の存在を脅かすことになりそうなのが、今日子さんと美濃部教授の大人組。特に今日子さんは前回も言った通り未知の脅威を排除する組織の人ですから、できればバレたくありません。

 

しかし!ラッキーなことに今日子さんが頼ったのがよりにもよって美濃部教授!このおっさんのおかげで相当バレなくなりそうでした。

教授の仮説(もしかして別の怪獣が大学にいたのでは?)はドンピシャ正解でしたが、持ってないと言っていたヴィアロガの死骸のサンプルをこっそり持っていたり、そのサンプル目当てに翼怪獣がやって来るという読みが大外れしたりと、今日子さんがどんどん教授を信頼しなくなるヤバ人間ムーブをかましまくってくれてます。これは天文研究会的には好都合。

 

プチ怪獣と美濃部教授、この2人(1匹と1人?)のトラブルメーカーが周りを翻弄しまくる、そんな物語になる予感!楽しみですね!

 

……ところでプチ怪獣、鳴き声がエコーかかってた時があったんですけど、何か違いがあるんですかね??

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気になるポイント その③

最後は今回のメイン怪獣、地底有翼獣 ソデラについて!いやぁ〜今回も魅力的な怪獣が登場してくれました。

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翼を持っていて飛べる、透明になれる、というのは第2話でも描かれていた特徴で、既にそれだけでも要素として個々の怪獣に割り振られていても遜色ない特別な強みだったのに、今回更にお腹の口で怪獣を食べるとか、目からビームとか、尻尾がドリルになって地底に潜るとか、その尻尾がジェットエンジンみたいになるとか、ウソみたいな要素の盛り方をしていてウケました。後の怪獣が霞むって。目立ちすぎ目立ちすぎ。これで色まで派手だったらどうなっていたことか。あ、もしかして、あえての?引き算的デザイン?……好きぃ〜……

 

特撮シーンではそんなソデラとテオの戦いをカメラがきちんと捉えてくれない、不思議な撮り方が気になりました。空を飛んでいる者同士の戦いで、まさか空中にカメラを向けないとは……!それぞれの攻撃がヒットしたところではなく、喰らって地上に撃墜されるところだけを観せるというのはどこか新鮮な戦いの表現でした。テオの色が変わったのを光だけで観せる辺りも芸が細かい!

 

その他、自分で撃ったチェーンソーみたいな光輪がブーメランみたいに返ってきてビビったり、必殺光線を撃った後の手がピリピリしてるような素振りをみせたり、随所に「ウルトラマンらしくなさ」が散りばめられたスーツアクターさんの素晴らしい身体表現があり、逆にそれが「テオらしさ」へと昇華されている印象を受けました。そういうのもアリ!ウルトラマンシリーズ、60周年にしてまだまだ安泰やね!

 

まとめ

さて、そんなわけで第3話「狙われたプチ怪獣」の感想レビューは以上となります。

 

第1話、第2話ときて「もしかしてもしかするかな……?」とは思っていましたが、今回のラスト、プチ怪獣を天文研究会でお世話するのをエマさんが決めちゃうところがオチになる辺り、『ウルトラマンテオ』では毎回、「えっ!次はどうなるの!?」という、クリフハンガー方式で進んでいく作品になりそうですね。海外ドラマみたいで素敵!

 

ウルトラマンシリーズって今や世界に配信してたりするらしいんですが、そういうところも踏まえて作った、意欲的な作品だなと感じました。次から次へと謎が解き明かされては現れ、気づけば夢中になっている。そんな作品に成長してくれることを、『ウルトラマンテオ』を守る会の会長として願ってやみません!

 

と、いうわけで今週はこの辺で!第4話「ワークショップに気をつけろ」でお会いしましょう。それでは!

 

シュワッチ!!

 

画像引用元URL

https://x.com/ultraman_series/status/2078276143841775817?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2078267270342791503?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2078314166423842949?s=46

ウルトラマンテオ 第2話「ようこそ天文研究会へ」感想レビュー【UMK_File No.002】

こんにちは!『ウルトラマンテオ』を守る会(UMK)会長のワキリントです。

 

第1話からあっという間に1週間!ジメジメ梅雨真っ盛りという空模様から一転、猛暑がすぐそこまで迫ってきている今日この頃。放送前日の7月10日は「ウルトラマンの日」だったこともあって、ウルトラ熱も上がりに上がっております!

 

と、いうわけで、第2話「ようこそ天文研究会へ」の感想レビューです!レッツゴー!!

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見逃し配信やってるよ↓↓↓

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今回のおさらい

前回、山奥に着陸していた宇宙船、そして見知らぬ生き物と遭遇したイブキくん。

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ケガをみかねて明心大学のキャンパスまで(山奥から!?!?)連れてきたはいいものの、さてどこへ隠そうか……と、イブキくんが目をつけたのは天文研究会の部室。活動休止って聞いたし誰も来なさそう!これなら大学の授業終わりにすぐ世話できる!手当もしたし、ウソみたいなサイズのドーナツが大好物なのも分かったし、ひとまずこれで安心安心!!

 

一方その頃、オールイングリッシュで立ちのZoom会議をしていた女性が明心大学の美濃部教授のもとを訪問。どうやら教授、前回テオが撃破したヴィアロガの死骸からサンプルを採取させてほしいと強引に立ち入ろうとしたみたい。アカンて。警察に止められたらしい。ほなアカンて。ところで立ちのZoom会議って何???

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U.T.T.F.という組織から来たとされる立ちZoom会議の女性。昨夜のうちに忽然と姿を消したヴィアロガの死骸について、教授の見解を伺いたいらしいです。これにドーパミン出まくりの教授。なんかホンマにアカン人かもしれん。マッドすぎるって!……とはいえ確かに、倒したはずのヴィアロガが姿を消した、というのはいったいぜんたいどういう理屈なのでしょう?

 

場所は戻って明心大学の天文研究会。大学にできた初めての友人(友獣?)とくつろいでいたイブキくんでしたが、部室に近づく足音が!とっさに隠しましたが、ギャル部長さんに見つかったイブキくんは成り行きで天文研究会の新入部員として入会することに。

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やる気のあった先輩たちが引退して活気が無くなった、というやけにリアルすぎる理由で活動休止状態だった天文研究会に待望の新人ということで、歓迎会が開かれることになりました。ノリノリの部長とは裏腹に、他のメンバーはテンション低め。そんなビミョーな空気を壊すかのように隠れてたのがバレてしまう謎の生き物!再び現れたヴィアロガ!応戦中にテオを襲うもう一体の怪獣!!

 

第2話にして怪獣2体とのバトル!どうなっちまうんだ〜!?!?と、いうところで今週はエンディングへ!怪獣倒さず次週へ続くの、びっくりしたぁ〜……!

 

気になるポイント その①

まずは冒頭からイブキくんサイドのお話を盛り上げていた謎の生き物。ギャル部長さんから「プチ怪獣」と名付けられ、騒ぎの渦中にいながらもぽや〜〜〜として愛くるしさを振りまいていましたが、なぜ地球へ来たのか、その理由は一切謎のままです。言葉が通じないこともあり、乗ってきたと思われる宇宙船にそのヒントが隠されているのかも?

 

であれば、単なるマスコットキャラクターのままで終わるとは思えません。まさか君、『ウルトラマンテオ』の重要な役割を担うのか!?とりあえず大学でまだ友達できてなさそうなイブキくんの心の拠り所になってくれて、サンキューな!

 

気になるポイント その②

続いてはイブキくんを取り巻くキャラクター達!天文研究会のカンナさん、べっちこと苫米地さんリンタロウくんと、ギャル部長!まさか部長だけ自己紹介してくれないとは思ってなかったぜ!(第1話確認中……)エマって言われてたから多分エマだぜ!(オープニング確認中……)エマで確定!っぶね〜!

 

エマさん以外はイブキくんとまだ距離感があるようですが、プチ怪獣とは交流があったようで、名前をつけて可愛がっていた様子。マロン、マックス、さくら。知らん間に居着いてた謎の生き物に親しみを込めて名前をつけるような人に悪い人はいません。イブキくん!人間の友達ができるチャンスだ!!ぶっきらぼうなリンタロウくんはイブキくんによるプチ怪獣の怪我の手当を綺麗にやり直してあげるくらいの優しい人だぞ!そこをイジろう!

 

しかし、お話づくりのバランス感覚で上手いな〜と思ったのは、プチ怪獣に対するエマさんのスタンス。分別のある大学生として、何よりも獣医学部の学生として、名前をつけて情が湧いてしまうことの「先」と「現実」を見ていました。

 

未知の生物と遭遇したら、まずは専門機関に調べてもらうべき。そこで危険だと判断されれば処分されてしまう、その可能性があるのなら、名前をつけて可愛がるべきではない。実に理にかなった話です。普通ならここで「人間側」がどうしよう、という話になるのですが、この作品は『ウルトラマンテオ』で、イブキくんは宇宙人。

 

「こいつ(=プチ怪獣)にとってみたら、人間だって未知の存在ですよね?怖いのは一緒じゃないですか……」

 

このセリフにはシビれました。人間もプチ怪獣も一つの生命、宇宙に生きる未知の存在同士として、手を取り合うべきである。そんなイブキくんの、ウルトラスケールな生命への愛を感じる、象徴的なセリフだと思います。この純粋な想いに感化されて、エマさんがプチ怪獣に対して友好的に、異なる種族が手を取り合う「夢」を一緒に見てくれる人になってくれるかどうか、気になるところですね!

 

対してU.T.T.F.の立ちZoom会g……(オープニング確認中……)志賀 今日子さんと美濃部教授はガッツリ「人間側」、もはや「現実側」として天文研究会を脅かす存在になるかもしれない、と感じました。教授はマッドさがうまいこと作用してくれれば味方になってくれる可能性がありますが、今日子さんの所属するU.T.T.F.はまんま「専門機関」ですからね。プチ怪獣というU.T.(Unidentified Threat=未知の脅威)を見るやいなや発砲する、なんてことも有り得ます。

 

『ウルトラマンテオ』における戦いは、テオVS怪獣というお馴染みのものだけでなく、天文研究会と大人たちによるプチ怪獣争奪戦も描かれるかもしれません。

 

気になるポイント その③

最後はなんといっても、復活したヴィアロガと、透明になれて飛べる新怪獣!!同時に2体はキツいって!?!?は!?!?

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頭にもう一本角を生やした姿で再びテオの前に立ちはだかるヴィアロガⅡと呼ばれるこの怪獣、果たして第1話で倒したはずのヴィアロガの死骸が忽然と消えていた、という不思議な現象と関係があるのでしょうか?もしかして不死身?倒せばより強くなって復活する的な?ヴィアロガⅩⅩⅥくらいになったらどうするつもり?もしかして第1話のヴィアロガの時点で実はもうヴィアロガⅩⅧくらいやったりする???果てしないんですけど????ヴィアロガのゲシュタルト崩壊起こすわい!!!

 

そんなヴィアロガⅡ(ヴィアロガⅩⅨかもしれない)とテオの戦いに割って入るように飛んできたのが謎の透明翼怪獣。能力だけが分かっていて名前も本編中では明かされておりませんでしたが、突如繰り広げられる大怪獣バトルには戸惑いましたねぇ!足元でパニクってるテオと同じ気持ちになりましたわ。

 

翼怪獣はどうして戦いに乱入して来たんでしょう?もしかして透明のまま、夜のうちにヴィアロガの死骸を食べちゃった、とか?美味しかったんで今度は生きたままが良かったから、必殺光線で倒そうとしたテオを邪魔しに来た、とか??想像が膨らみますね!!

 

怪獣の生態や特徴から倒す術を見出し、撃破に繋げるのがウルトラマンシリーズの醍醐味。今まで観たことのない怪獣が生き生きとしていると、お話にもより一層のワクワクと推進力のようなものが生まれる感じがします!!まだまだ頼もしいとは言えないテオ=イブキくんの戦いに、これから天文研究会のメンバーがどう関わってくるのか、気になります!

 

……でも、ヴィアロガⅡが現れたと分かった瞬間に部室を飛び出して行ったイブキくん、カッコよかったなぁ。

第1話でも「終わった……いや、始まったのか……」と言ってましたし、自らの故郷が辿った「終わり」が始まったということを象徴するヴィアロガには、どうあっても立ち向かわなければいけない、そんな覚悟がもう決まっているのかもしれません。カッコいいぜ……

 

であれば、そういう因縁とは関係のない翼怪獣に対してはどう向き合うのか?というのも気になります。プチ怪獣の立場にはなれたイブキくんですが、果たしてデカ怪獣に対しても同じように優しいイブキくんのままでいられるのか?凄く重たいテーマを内包しているこの問題、ウルトラマンシリーズ60周年の作品で取り扱うべきなのかもしれません。

 

まとめ

そんなわけで、第2話「ようこそ天文研究会へ」の感想レビューは以上となります!

 

魅力的なキャラクターが続々と登場し、イブキくんの孤独や心の傷にフォーカスが当たっていた第1話とは打って変わって会話やワチャワチャが多く、画面が賑やかなお話でしたね。

とはいえ、まだまだ出会ったばかりで仲良くなったとは到底言えませんし、自分がテオである、というのは隠したまま。このまま隠し通していくのか、早々にバレてしまって協力し合う関係になるのか、いわゆる「正体バレ」への導火線に火がついた瞬間、とも言えますね。とりあえず今はまだ、仲良くあってほしい。絆が重なって大きくなればなるほど、爆発した時がスゴいので。

 

そんな楽しみを残しつつ、お話は第3話「狙われたプチ怪獣」へと続きます!皆さん、また次回!!

 

シュワッチ!!

 

画像引用元URL:

https://x.com/ultraman_series/status/2075143300550738324?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2075739382557085777?s=46

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https://x.com/ultraman_series/status/2075730561981952147?s=46

ウルトラマンテオ 第1話「H12から来た男」感想レビュー【UMK_File No.001】

こんにちは!『ウルトラマンテオを守る会(UMK)』会長のワキリントです。

 

先日お知らせした通り、7月4日より放送が開始されました『ウルトラマンテオ』の毎話感想レビューを始めてまいります!

こうしてブログ内で毎話、(ほぼ)リアルタイムな感想を世に投げる、というのは初めてでして、ドキドキとワクワクが入り混じっているような、そんな感覚です。

 

長々と話していてもしゃーない!『ウルトラマンテオ』第1話「H12から来た男」感想レビュー、レッツゴー!

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明心大学獣医学部に通う光石イブキは、実は宇宙人。
故郷の星を失い、独りで地球にやってきた。
地球の文化に触れながら穏やかな毎日を過ごしていたが、ある日隕石の落下により慌ただしくなる人々の雑踏の中で、イブキの世界がまたしても一変する!(公式サイトより引用)

 

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今回のおさらい その1

前半のドラマパートでは、緑の惑星へと飛来する赤い球体と、惑星の住人らしき生命体の戦いから始まり、 明心大学の獣医学部生として地球人の生活を送る主人公・光石 イブキくんの日常が描かれていました。地球人の常識や文化を知らないせいでコミュニケーションが空回りしていたり、うっかり「地球の文化は不思議だなぁ……」とか言って初手宇宙人バレしかけたりと、愛嬌のあるドジっ子として描写されていました!

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後になって理解できるようにもしてありましたが、察しのいい方はここで既に、滅んでしまった緑の惑星がサブタイトルの「H12(エイチワンツー)」であること、イブキくんがその生き残りであることに気づいたのではないでしょうか?……いやまぁ、まだ確定してはないんやけどね?さすがにね??

自らの故郷であるH12が宇宙の塵と化してしまった決定的瞬間、そこから逃げるように宇宙空間を超スピードで移動していく場面を一人称視点で描くことによって、イブキくんのトラウマが我々視聴者にも共感できるようになっていましたね。

 

と同時に、これからイブキくんが大学生活で交流を深めていくレギュラーメンバーも登場していました。個々の名前は後々にとっておくとして、少ない出番とセリフで「あ、この人は困ってるところを助けてくれて良い人だな」とか、「面倒見は良さそうだけど変わってんな」とか、「オタク気質で合理的に考えそう」とか、「ぼっちで友達できんかった大学生活を思い出させるようなこと言わんでよォ!」などなど、キャラクターの特徴が自然に想像できるようになっていましたね。……なんでそんな憐れみの目で見てるんですか??

 

様々なキャラクターが登場こそすれ、まだまだ交流の浅い状態。賑やかなはずの大学で一人ポツンと佇む寂しげな背中は、まさに「孤独」そのもの。……いや、ホントにウルトラマンの第1話なんか???

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中盤に入り、山中に向かって落ちていった流れ星(と、脳内に飛び込んできた謎のビジョン)が気になって探していると、そこにはこれまた謎の物体が。一目で「宇宙ポッド」と看破する辺り、やはりイブキくんは単なるおバカという訳ではなく、シンプルに地球に馴染みきってはいないだけのようです。

 

茂みの中にいる何者かとコミュニケーションをとろうとした次の瞬間、イブキくんの日常は再び壊れていきます……

 

今回のおさらい その2

市街地のド真ん中に突如飛来した赤い球体、そこから現れたのは、暴悪星獣 ヴィアロガ。初めて見る謎の巨大生物に興味津々の市民たちとは違い、ヴィアロガがH12を滅ぼした凶悪な生物であることを知るイブキくんは「逃げなきゃ……」とトラウマがフラッシュバック……!

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市民に避難を促すも相手にされないことに戸惑うイブキくんですが、偉いぜイブキくん!普通なら自分だけでも逃げるぜ!?皆を逃がそうとするその優しさ!ウルトラマンやね!!ヴィアロガが街を攻撃し始めてようやく事の重大さを悟り逃げ出す市民たち。そんな中、冒頭でイブキくんが宇宙人であることを一瞬で見抜いて『ウルトラマンテオ』を終わらせかけた少年が、気を失って倒れているではありませんか!飼い犬も心配してる!さらにヴィアロガが少年に気づいてしまい絶体絶命のピンチ!真っ先に少年と犬の元へ駆け寄り、ヴィアロガから身を挺して守ろうとするイブキくん!!!

 

ウルトラマンやね〜〜〜〜!!!!!!

 

これ、気持ちいいんでもう1回みんなで言いましょう。

 

せーの、

 

ウルトラマンやね〜〜〜〜〜!!!!!!!

 

頭より先に身体が気づいてたら動いてました、みたいな。もう根っからのヒーローだよアンタは。好きだ。推せる。

 

とはいえピンチはピンチ、ヴィアロガの火炎放射を喰らい、あわや第1話にして主人公死す!?かと思いきや!炎の中で眩い光が輝いたかと思えば、イブキくんを青い巨人の姿へと変えたのです!

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辛くも勝利をおさめた青い巨人。疲労困憊のイブキくんの運命が大きく動き始め、裏でスーツの男女が立ちのZoom会議(オールイングリッシュ)で「怪獣を巨人が光線で倒した」「巨人が何者かは不明」と何やらコソコソしていたところで、本日の『ウルトラマンテオ』第1話「H12から来た男」は終了!

 

宇宙ポッドに戻ってきたイブキくんと謎の生き物の邂逅も気になるところですが、さて次回はどうなることやら!盛り沢山な1話でしたね!

 

気になるポイント その1

さて、ここからは本編を観て気になるところをピックアップしていきましょう。

 

まずはイブキくんの本来の姿、青い巨人について。

この感想でもあの姿を「ウルトラマン」や「テオ」とは呼ばなかったのは、一旦は本編と合わせておこう、というなんとなくでしかないんですが、これからの活躍によってあの巨人が我々のヒーロー「ウルトラマン」へと成長していく、漠然とそんな物語になる予感がしますね!

そんな雰囲気を踏まえてこの企画ではこれ以降、便宜上「テオ」と呼ぶことにします。多分「テオ」であることはほぼ確定でいいでしょう。回想に出てきた赤い巨人がイブキくんの本来の姿でした、とはならないと思うんでね(笑)

 

本編でも「あの巨人はウルトラマンです」と立ちのZoom会議で言われてはなかったですし、『ウルトラマンテオ』の地球にはこれまでウルトラマンの存在が確認されていなかった、ということなんでしょうね。逆に「怪獣」とは言っていましたから、地球上に棲息する怪獣の脅威みたいなものを人知れず監視している……そんな感じで立ちのZoom会議をしている組織なのかもしれません。

 

……立ちのZoom会議って何?

 

気になるポイント その2

次はテオの戦闘スタイル。おさらいでバッサリカットしたのはここで思う存分話したかったからです。堪忍な。

 

逃げる時の腕や食堂での孤独な背中、燃え盛る母星では顔と、パーツごとにちょい出ししつつ、全体像を焦らしに焦らしてきた上での初お目見え、アガる演出でしたよね!「待ってました!」と唸りました!

そしてその上で「ちょっと待って!落ち着いて……!」と言わんばかりの及び腰から、決意を固めたかのような頼りない握りこぶしでとるファイティングポーズ……これだけで、戦い慣れてない優しさと、それでも守りたい者のために戦える勇気を併せ持った性格が表現されている、テオを象徴するようなポーズでした!!本編で確認して!!!

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中の人の身体表現、スゴくない?喋ってないはずなのに、全部の感情が伝わった気がしませんでしたか?好き。推せる。全体的に某個性的なヒーローにも重なるような、「頑張れ!」って感じのヒーローでしたね!

 

少年に構わず突進してくるヴィアロガを何とか行かせまいと踏ん張ったり、埒が明かないと見るや投げ飛ばして空中戦に持ち込んだり、徹頭徹尾、「守りたい者のために戦う」時の選択を取り続けるテオ。初めてなのになかなかできることやないよ。行儀が良すぎる。いいとこの出かしら?あるいは意外と戦いのエキスパートやったりして。周り気にしながら戦えるって相当歴戦のツワモノやんね。これナチュラルにできるのはポテンシャル高すぎ。

 

バリアを張ったり、手から光弾を発射したりする時に身体の色が変わるのがテオの特徴。で、いわゆる「ウルトラマンのお馴染みのポーズ」、手を十字にクロスさせて放つ必殺光線の時は金色でした!派手でいいね!初めて撃ったのか、あまりに右手から出る光線の勢いが強くて、支えとして左手をクロスさせるっていう、「お馴染みのポーズ」にきちんとした理由と意味がある描写も細かくて良かったですね!!

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これらの戦闘パートを盛り上げる、ド派手な特撮のオンパレードはもう……ありがとうございますと、そう言わせてください。CGと実写を同時に駆使し、カメラワークも縦横無尽、グルングルン!目まぐるしく変わる戦況を様々な視点から楽しむ長回し風のバトルは必見です!

 

気になるポイント その3

最後に気になるのはやはり、H12で起こった悲劇の全貌。ヴィアロガに攻撃されていましたが、奴らを送り込んだ母船のような物体もありましたよね?どういうこと?今回なんとかヴィアロガを一体倒しましたが、母船にはアレがわんさか積んであるってことですよね?黒幕、いる感じ??テオはこの先あの規模の侵略から地球を守らなければならないんですか???一人で!?無理ゲーじゃない!?!?

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単なるトラウマとしてイブキくんに影を落とし続ける形になっても面白いですし、徐々に明かされていくH12時代の想い出が上手く地球での交流や戦いに活きていくのも観てみたい。第1話らしく、どう料理されても面白くなりそうな要素として、今後のお話での扱いが楽しみですね。

 

……あ、ウルトラマン初見の方もライト勢の方もめちゃくちゃ気になったと思うんで調べておいたんですけど、ヴィアロガが目覚める前に群がってた野次馬の中にいた「仕事なんだけど〜マジ迷惑〜」おじさんとファンキーすぎるおじいちゃんズ、あの3人は『ウルトラマンテオ』の音楽を担当されているめっちゃ偉い人達でした。ユニット名は「野次馬」。

 

いやまんまかい。

 

すごい人達なのは理解した上で、まんまかい。特撮のジオラマと影絵をミックスしたカッケー映像にバッチリはまるめちゃくちゃオシャレなEDテーマを作った人達なのは十分理解した上で、まんまかい。もしかして今後の野次馬シーンに全部出てきたりする?

 

まとめ

そんなわけで、第1話「H12から来た男」の感想レビューは以上となります!

 

牧歌的な日常、それが怪獣に壊されていく恐怖、絶望を打ち砕くヒーロー。実にウルトラマンシリーズの第1話らしい、教科書みたいなエピソードでした!

そんな中にも、たとえばテオのトラウマであったり、コミュニケーションに思い悩むイブキくんであったり、獣医学部という一般的に馴染みの無い世界の描写であったりと、これまでの作品にはなかった要素を丁寧に、丁寧に取り入れて『ウルトラマンテオ』を作っているなぁ……としみじみ嬉しくなりました。

子ども番組であろうとも、おもちゃを売るための販促番組であろうとも、手がけた作品の中にある世界を真摯に描くという、作り手のプライドも垣間見える素敵な1話でした!!……ヤバい、だいぶオタクみたいなことを言ってしまいました!とにかく楽しい!これでいいのだ!!!

 

それではまた次回、第2話「ようこそ天文研究会へ」の感想でお会いしましょう!

 

シュワッチ!!

 

画像引用元URL

https://x.com/ultraman_series/status/2073193841575010623?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2073202712842567853?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2073240805511434254?s=46

https://x.com/ultraman_series/status/2075158285733564436?s=46