こんにちは!『ウルトラマンテオ』を守る会(UMK)会長のワキリントです。
停電中のエレベーターに閉じ込められ、戦うことができないイブキくんに代わって電獣 ヴォルトグとバトルを繰り広げている巨大プッチー!その行く末や、リンタロウくんの退学はどうなってしまうのか!?
というわけで早速『ウルトラマンテオ』第9話「そいつはアンタッチャブル」の感想レビューです!レッツゴー!

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〜★〜★〜やさしいもくじ〜★〜★〜
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今回のおさらい
先週に引き続き、熾烈を極める巨大プッチーとヴォルトグの戦い。長い舌と強力な電撃を食らい、巨大化を解除してしまうプッチー!絶体絶命かと思いきや、ヴォルトグはその場を去ってしまいます。

怪獣騒ぎが落ち着いて停電したエレベーターから脱出できたイブキくんが天文研究会の部室に戻ると、そこには残りのメンバーと重傷を負ったプッチーの姿が……知ってか知らずかイブキくんの想いにリンクしたプッチーが巨大化し、大ダメージを受けたことにショックを受けてしまいます。
一方、同じくエレベーターから脱出し帰宅したリンタロウくん。閉じ込められていた時にイブキくんから渡された、自分で書いた退学届を見つめ、一人で何を思う……悩む彼を導いたのは意外や意外(失礼)、美濃部教授でした。
美濃部教授に口利きをしてもらった上、背中まで押してもらったリンタロウくん。前回出禁を食らってしまった塚原教授のモルモットのお世話当番に再びチャレンジします。今度はイブキくんと一緒です!
しかし、やり方は知っていても動物が苦手という事実はなかなか変えられません。またも無力感に苛まれるリンタロウくんでしたが、イブキくんが寄り添い、互いに理解を深めます。そんな中、再びヴォルトグによる停電が!今回は今日子さんも預かり知らぬ内に、U.T.T.F.が市街地の被害もお構い無しに暴れさせているようです!なんちゅう組織やねん!
今度こそテオとなり戦いへ向かうイブキくんですが、歯止めの利かないヴォルトグの暴れっぷりに大苦戦……その様子を見ていたリンタロウくんが、バッテリーのように電気を消費しながら戦うヴォルトグの弱点を看破します!テオが疲労困憊の中、再充電のために変電所へ向かおうとするヴォルトグを止めたい!というリンタロウくんの強い想いにリンクしたプッチーが巨大化!テオと力を合わせて電撃攻撃を退け、戦意喪失したヴォルトグをテオが捕獲。無事に被害を抑えたのでした!!良かったね!
ヴォルトグ事件も一段落。塚原教授の元に出向き改めて謝罪し、そして自分の苦手と向き合い、臨床ではなく研究の道へ進む転科を伝えたリンタロウくんは、教授の激励を受け退学届をゴミ箱へ。彼を待つ天文研究会の元へと向かうのでした。

ようやく天文研究会のメンバーが勢揃い!賑やかになった部室と皆の様子をやっと拝めて、なによりリンタロウくんの悩みが少しだけ解決されて、火浦リンタロウを見守る会(HMK)会長としてちょっとウルっと来ちゃう素敵な回でしたよねぇ!?どう思った!?!?
気になるポイント その①
まずはなんといっても今回の主人公、リンタロウくんの成長です。
獣医学部の学生でありながら動物が苦手というパーソナリティ(設定って言うの、ちょっと野暮やないですか)、一見すれば矛盾しているようにも感じていましたが、今回で明かしてくれていましたね。
本当は医学部に進むつもりだったところ、受験に失敗。唯一受かった明心大学の獣医学部で動物と触れ合う機会が増えるまで、自分が動物を苦手であるということを意識したこともなく、3年生で実習が増え、苦手に目を背けることも難しくなり……というめちゃくちゃしんどい過去が語られました。こういう人は、案外周りにもいるかもしれませんよね。ペットロスや多頭飼育崩壊、飼育放棄などをテーマに扱ってきた『ウルトラマンテオ』でしたが、リンタロウくんの回ではミクロな、そして動物というこれまでのキャラクターを上手く使った「個人の苦手」についてのエピソードでした。
なんかてっきり親が獣医で、家業を継がんと許さん!苦手なんぞ知るものか!!みたいなヤバ両親でもいるのかと思っていたら、帰宅した時のお父さん、めっちゃ穏やかで良い人そうでした。わざわざ登場させたのも、ぼくみたいな予想を「そうじゃないよ」するためでしょう。むしろ良い人だからこそ、個人的な苦手で続けられなくなっていることを言い出せないというリンタロウくんの葛藤にも繋がっているような気がします。この辺りのバランス感覚が巧みでしたね……

そうして退学まで考えるほど思い悩んでいたリンタロウくんでしたが、美濃部教授、イブキくん、そして塚原教授とのやりとりがとっても優しく素敵で印象的でしたね!『ウルトラマンテオ』は人間ドラマに非常に力が入っていて、これらの心の通い合う感じはどれも怪獣とのバトルとはまた違った、グッとくる見応えがあります!
「私もよく言われるんだよ。あなたのしている研究なんて何の役にも立たないって。でも私はする。いつか役に立つかもしれないからね。研究してみなきゃそれすらも分からない。それだけでも、意味があると、私は思ってるよ」
「動物って、苦手じゃダメなんですか?」
「自分の興味や適性とじっくり向き合えるのも学生の内だ。君なりの答えを出したらいいんじゃないのか、な?」
三者三様、それぞれの立場と言葉で少しづつ前向きになっていくリンタロウくん。なんかこういうのって、ドラマだと一人から言われたらハッと気づいて終わりじゃないですか?それを丁寧に、しっかり3人。その結果動物を触れるようになったわけでも、苦手を克服できたわけでもないんだけれど、ヴォルトグの様子を観察して電気不足の不安を見抜いたりできる洞察力を活かし、研究者の道を選ぶというのもまた1人の大学生が成長したという証拠です。
悩んで、苦しんで、その中で出会えた人との関わりで、予想とはちょっとだけ違う未来が待っている。人と人の出会いと変化をじっくり描いたこのエピソード、何度でも味わいたい優しさに溢れた回でした!
いや〜それにしても、美濃部教授があんなに良いこと(茶色のセリフです。他意はないです)言うとはねぇ……ウンチ集めの変なおじさんという印象でしたけれど、彼も大学で真剣に自らの研究を未来に活かそうとする1人の立派な大人だということを思い知りました。教育者っぽい振る舞いに照れちゃうあたりもチャーミングでしたね!でもやっぱりモルモット代わりのボールと全力でじゃれあうのは変かも!そりゃエマさんもあんな顔するって!

気になるポイント その②
いい大人もいたかと思ったら悪い大人もいたのが今回でしたね。久しぶりに立ちのZoom会議をしていた今日子さんに、U.T.T.F.の人達が「青い巨人(=テオ)をおびき寄せるためにもっと派手にヴォルトグに暴れさせてみたらどない?」「市街地の被害も調査のためには必要な犠牲っしょ」と簡単に言っているのは端的にグロかったですね……身内なはずの今日子さんもドン引きでしたよ?大丈夫そ?組織として。事件は会議室じゃなくて現場で起きてるんだっつーの。
挙句の果てにヴォルトグを勝手に街で暴れさせる暴挙。これには今日子さんも「勝手なことを……」と静かにブチギレ。
U.T.T.F.がヤバい組織だということもこれでほぼ確定となりましたが、逆にこれらダメ上層部とは異なる倫理観で行動しようとしている今日子さんは、必ずしも天文研究会やテオ、プッチーの敵では無いポジションの人物であることも同時に示唆されました。
変人の大学教授とバディ的な関係性になって怪獣騒ぎを捜査したり、一介の大学生に仕事の邪魔をされたり。その上、人の命を軽視する終わっている上司の指示の元動かねばならないという描写まで加わり、着実に中間管理職的な、苦労人の大人の要素が追加されまくっています。
U.T.T.F.の理念と反発するような形でイブキくんたちと手を取り合うような、そんな関係性を築いてくれると嬉しいですね!
せっかくなので話すんですけど、立ちのZoom会議中の英語ってスゴくないですか?なんかこう、子ども番組なんだからカタコトの日本語で会議したっていいじゃないですか。そっちの方が分かりやすいし。でも『ウルトラマンテオ』はそれを選ばなかったんですよ。字幕を表示させる手間を使ってでも、きちんと英語で異なる人種の職員が「秘密裏の会議」をやっている、その怪しくてカッコいい雰囲気を選んだんです。
怪獣は倒さないし、イブキくんの優しい人柄や防衛隊の描写がないことで、作風も優しくて暖かい感触がありますが、その実シビアな社会問題を取り扱う他、この会議に代表されるようなハードなSFのエッセンスも流れている『ウルトラマンテオ』、絶妙なバランスで成り立っているなぁと感心しきりです。
気になるポイント その③
今回、ようやくテオと巨大プッチーの共闘が実現しましたね!過充電状態のようになってしまったヴォルトグの電撃攻撃に、テオシウム光線とプッチーが角から放つテラーズシュートの合体光線で応戦するところは言わずもがな、直撃から救うためにプッチーをテオが未然に回避する描写も含めて、即席でありながらも協力し合うところに、じっくりと築き上げてきたイブキくんとプッチーの関係性が垣間見える、アツいバトルでした!

リンクする人物によって、プッチーの瞳や身体も異なる色に輝くようなことも示唆されました。初めて巨大化した時のべっちさんであればオレンジ、今回のリンタロウくんは赤、大切なものを探すカンナさんとリンクした時は青でしたね。イブキくんとは黄色かな?強い想いでなくとも伝わるものがあることも描写されてきましたが、流石に試しにやってみる程度の気持ちではプッチーを巨大化させることは難しいみたい。自分にもできることをしたい、というカンナさんの心意気はテオを仲間と思ってくれていて素敵でしたが、半端な気持ちで戦わせても、かえってプッチーを必要以上に傷つけてしまうだけ。以前危惧していた悪意ある者や遊び半分で暴れさせようとする者に対する、一種の安全装置のような働きをしているのかもしれません。
そして過去の感想の繰り返しになってしまうんですが……巨大プッチー、戦うための身体すぎる!
急激に伸ばした鋭い爪でヴォルトグの舌を切断したのは「お、新武器やん。どんどん出るねぇ」くらいで流せましたが、問題はテオとの合体光線で弱らせた後にはちっちゃい時と同じように嬉しそうにはしゃいでいたところ。なんか、あの可愛いプッチーのままで無邪気に暴力を楽しんでいるみたいで不安になっちゃいました。あの巨大プッチーを見つめるテオ、いつもとは変わらない表情のはずなのに、個人的には怯えてるようにも見えました。だから弱ったヴォルトグに巨大プッチーがとどめを刺さないように、割って入るように新技で捕獲したのかな、とか。考えすぎかなぁ?どうだろう??
巨大プッチーへの不安は残りつつも、テオの優しさで今回も不憫な怪獣の命が弄ばれないでよかったと、ホッと胸をなでおろす戦いの決着でした!まさか倒しちゃうの?なんも悪くないよ!U.T.T.F.のせいだよ!と思っていたらボールにして捕獲しましたからね。モーションギリギリまで一緒なの、不安になっちゃうよ!そんであの後ヴォルトグどこに行ったの?ちっちゃくしたまま?ボールにしたからまさか全力でじゃれあうんか!?!?と思ってヒヤヒヤしたよね!
まとめ
というわけで、第9話「そいつはアンタッチャブル」の感想は以上となります。
目下のところ、女性陣を差し置いてヒロイン枠を欲しいままにしそうなリンタロウくんもとうとう加わり、遂に天文研究会のメンバーが揃い踏み!それぞれに苦手なことはあるけれど、それらを受け入れて補い合いながら、皆で色んなことを楽しんで沢山の思い出を作っていってほしいですね!文化祭とかやってくれないかなぁ、着ぐるみのマスコットってことで合法的にプッチーを出したりしてさぁ。流石にバレるよなぁ。やりすぎかぁ……とまぁこんな感じで、楽しみと妄想は膨らむ一方です!そんな楽しげなイベントの中で、イブキくんの孤独を癒していってもらえれば……
って!しばらくイブキくんの話全然できてないね!?!?そりゃそうだ、1人につき2話かけているんだもの!!これまでもセリフの端々でテオ=イブキくんの孤独な宇宙人が前を向こうと努力している様子は描いてくれていましたが、次回は久しぶりに、そういうイブキくんの心情にフォーカスがバッチリ向いてくれると嬉しいですね!
というわけで次回、第10話「合宿に行こう!」の感想でお会いしましょう!早速合宿だ!いいなぁ、大学生って感じ!
それでは、シュワッチ!!
画像引用元:
https://x.com/ultraman_series/status/2096038008273485882?s=46
https://x.com/ultraman_series/status/2096093531362459979?s=46
https://x.com/ultraman_series/status/2096024273215476143?s=46
https://x.com/ultraman_series/status/2097248810951201137?s=46

















































