こんにちは!昨日MacBookが届き、ウキウキ状態でこの記事を書いているワキリントです。
なんでしょうね。ソファも椅子もない我が家に突如現れた革命児としてのMacBook。シュールでなんか笑えてきます。
この銀色の長方形が部屋に一つあるだけで意識高い度数が爆上がりしているような。「記者」と言わずに「ジャーナリスト」って言っちゃうんだろうなぁ。
さて今回はそんな記者(言わない)が主役の異色作!!
『ヴェノム』の予習回でございます!
ハロウィン意識の公開日なんてクソったれ!!
MacBookのおかげで憧れの打ち消し線も思いのままです。
先にあらすじ
異色作だから記事の流れも異色にしてみました。だからといってどうということはないんですけど。
主人公は記者のエディ・ブロックさん。彼が今回取材に向かったのは、なにやら不穏な人体実験を行っているらしい研究所。
その研究所では人類滅亡を乗り切る「進化」の可能性を未知の物質・シンビオートに見出し、エディさんの予想通りヤバい実験で生命を弄んでいますが、そんな実験するくらいヤバい研究所なんだからまともな取材などできるはずがありません。
しかしここはアメコミの世界線。この世界のあるある「記者は真実知りたすぎてヤバいことに首突っ込みがち」をもれなくクリアしているエディさんは、なんやかんやで研究所内部まで潜入しますが・・・
はい。手詰まりワード「なんやかんや」が出てきたのであらすじは終了です。
なんやかんやって言っちゃったらおしまいですよぉ〜。予告観たら大体シンビオートがエディさんに寄生してヴェノム君になることも予想カンタンですしぃ〜。
その後はエディさんの如きジャーナリズム(惜しい)で本編を確かめましょうね!
ヴェノムってどんなキャラ?
さて、ここでようやく主役のお話にまいりましょうね。
前回の授業でまとめて紹介したヴィラン軍団。そんな中でヒーローに勝るとも劣らない人気を誇っているキャラクターに対してはスーパーヴィランと呼ばれ、主役に据えたコミックも作られたりします。
amecomihighschool.hatenablog.com
MacBookのおかげで過去記事貼り付けも思いのまま。
今回の主役であるヴェノム君もそんなスーパーヴィランの一人。彼の見た目はいかにも悪といいますか、まさに悪の権化のような禍々しさ。
しかし彼は明らかにあの子に似てますよね。
そう!大いなる責任背負いマンのスパイダーマン君!!つまりヴェノム君はスパイダーマン君の影となる存在なんです!
それにしてもこの見た目の類似性、ただならぬ因縁を感じざるを得ませんよね?それもそのはず、ヴェノム君は他ならぬスパイダーマン君の行動によって生まれた大いなる脅威なのです!!
ヴェノム君が初めて映画に登場したのは数あるスパイダーマン君の作品の中でも初期、ライミ版の『スパイダーマン3』でした。ややこしいけど分かりやすいように画像貼るのでついてきてくださいね。
お話の中でスパイダーマン君ことピーター・パーカー君に寄生したシンビオート。最初は力に魅了されていたピーター君でしたが、宿主の負の感情を増幅させるシンビオートの恐ろしさに気づき、力との決別を図ります。
ピーター君「こげな力、もういらんわーい!!」
シンビオート「もうちょっとだけいさせてぇな〜」
そこに居合わせちゃったのがピーター君に個人的な恨みを持つエディさんだったから大変です。ピーター君に寄生するうちにスパイダーマン君の力を手に入れていたシンビオートがエディさんに宿主を変えると、彼の持つ嫉妬心・復讐心と呼応して悪の面が増幅。
「もう一人のスパイダーマン」とも称されるヴェノム君が誕生してしまいました。
今作の彼とは違ってスリムな『3』のヴェノム君。
同じ力を得た上に怨恨の塊と化した『3』でのヴェノム君は、前回の記事でも触れたハイブリッド型のヴィランですね。
「最悪」になりうるのか?
さて、今回の予習回はこの辺で終了です!
アメコミ大好きワキリントをもってして初見寝落ちをブチかました『スーサイド・スクワッド』も悪役を主役に据えた異色作でしたが、今作は更に「キャラが一人」という大いなる責任を背負っています。
そしてなんといっても懸念されるのが、「果たしてヴィランのままなのか?」ということ。
あれだけキャラクターがいた『スーサイド・スクワッド』でも、正義と悪、どちらにもなりうるグレーゾーンキャラクター、『デッドプール』であっても主役となるキャラクターは正義に極振り。
「最悪」と銘打ったとしても今作がその系譜に漏れるというのは、やや考えにくいですね。基本的に日本のコピーなんて嘘っぱちですし。
お話の構造としても、主役が悪事を働きまくるヒーロー映画なんてこの世の終わりです。となると「誰がヴィランとなるのか?」という疑問が浮かんできます。
ご安心ください。ピッタリのヴィラン、取り扱いございます。
それがこちら。
連続殺人鬼にシンビオートが寄生し、残虐性、破壊衝動はヴェノム君をも上回り、スパイダーマン君の宿敵は誰かという議論でも意見が分かれる、カーネイジ君がヴェノム君の前に立ちはだかることでしょう!
例によって例のごとく「実はいいヤツ」でカッコ良くキメてくれるのか!それとも悪人まっしぐらでアメコミ映画界の革命児となるのか!!
11月2日の公開日が来れば真実が分かります!みなさんくれぐれも寄生されないように気をつけてくださいね!!それでは!!