私立アメコミ高校

アメコミに関する様々な授業をしていきます

【模試②-A】ファルコン&ウィンター・ソルジャー大予習!!

こんにちは!もしかしたら花粉症になっちゃったかもしれないワキリントです。

 

幼い頃からアレルギー性の結膜炎なので、花粉症的な目のゴロゴロと区別がつかないんですよね。目薬すればスッキリするんでまだギリギリ花粉症ではないのかな。そうであると信じたい。絶対に嫌だ。春を目いっぱい楽しみたい。

 

さて、今回はディズニープラスで配信されるMCUドラマ第2弾、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の予習となります!

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本来なら『ワンダヴィジョン』の復習という順番なんでしょうけれども、ほら、アレですよ、模試ですから。結果届くの遅いでしょ。模試って。どの模試の結果が返ってきたん?ってなったでしょ。自称進学校出身の方なら分かってくれるはずだ、このあるあるを…!

 

…あ、今日はウルヴァリン先生呼んでません。

 

★2人のこれまでを振り返ろう!★

例によって例のごとく、主役の2人がこれまでに辿ってきた人生をおさらいしましょう!まずはファルコンさんから!

 

ファルコンことサム・ウィルソンさんがスクリーンに初登場したのはキャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』から。

 

キャプテン・アメリカ先生のランニング友達(?)だったサムさんは、退役軍人省で働く元軍人。戦場でトラウマを抱えた軍人のグループセラピーで、優しく話を聴いてあげる仕事をしていました。もうこの紹介だけで彼の「良い人レベル」が天元突破してますよね。最高。大好き。

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左から失礼されるファルコンさん

 

そんなサムさん、軍人は軍人でも、実は翼のようなグライダーを搭載したジェットパックを装着して空を駆る特殊な軍人でした。その当時の通称が「ファルコン」だったわけですね。

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そんな一面を先生に買われ、世界を救う戦いへと身を投じて行きました。

 

その後はアベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』で序盤のパーティーにだけ出席したり、アントマンアントマン先生にジェットパックをぶっ壊されてチクられるのをビビったりと散々な扱いを受けてしまいました。でもこういう、ファニーな立ち位置でも輝くんですよねファルコンさんは。大好き。

 

そして『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ:エンドゲーム』と続けてキャプテン・アメリカ先生の信頼する仲間として大活躍をしました。最高だよなぁ!アベンジャーズ辞めさせるなんてありえねぇよ!なぁアルコ&ピース!おい!なめんな(ラジオリスナーでもないのに数年前の炎上したネタ掘り返してごめん)

 

さて続いてウィンター・ソルジャーさんですね。はーネタバレせんようにどう紹介したらええんやろ。参った参ったマイク・ミニョーラ

 

ウィンター・ソルジャーさんの本名はバッキー・バーンズさんキャプテン・アメリカ先生がまだヒョロヒョロの虚弱体質だった頃からを気にかけ、ムキムキになった後も親友として先生を支えました。

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その後『ウィンター・ソルジャー』で再び現れた際は強大な敵として先生の前に立ちはだかり、壮絶な戦いの後消息を絶ちます。

 

『シビル・ウォー』でキャプテン・アメリカ先生アイアンマン先生の溝を深める一因を作ってしまいましたが、『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』では回復した姿を見せ(?)、キャプテン・アメリカ先生の信頼する仲間として大活躍をしました

 

そんなバッキーさん先生とも互角に渡り合える格闘技術を持ち、ありとあらゆる銃火器を使いこなせます。まさに遠近両用、戦闘のスペシャリストですね!

 

事故で失われた左腕は金属製の義手を装備することで、ハンデどころか脅威的な武器になりました。実にシンプル。力こそパワー。めちゃくちゃシブい。これぞロマン。ハードボイルドな出で立ちもクールでキマってる。最高。

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中2男子が異世界転生してなりたいキャラ堂々の1位。

 

キャプテン・アメリカがいたから一緒にいれた2人★

さて、ようやく『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の話ができそうです。

 

『エンドゲーム』での戦いの後、キャプテン・アメリカ先生から自らのシンボルであり、アメリカの自由の精神の象徴とも言える盾を継承したのは…どっちだと思いますぅ!?!?

 

ねえねえねえねえ。どっちも先生を心から信頼し、また先生からも信頼されていた2人のうち、どっちが「二代目キャプテン・アメリカになったと思います?ここでは言ってあげない!!!!

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だーれだ!

 

とにもかくにもキャプテン・アメリカ先生=スティーブ・ロジャースさんなき今、の意志を継ぐことは2人にとって重要な使命かもしれません。

 

しかし最大の問題点がありました。それはファルコンさんウィンター・ソルジャーさん、2人だけだとめっっっっっっっ…

 

 

……………………………………(悠久の如き時間)

 

 

ちゃくちゃ仲悪いのよ!!!!あっちゃあぁあ!!

 

先生に対する全幅の信頼があったからこそ、つまりが間に立っていたからこそぶつかること無く同じ目的を見据えていけていただけで、2人になると「アイヘイトユー!」ですからね。

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いい状態の2人。

 

そんな2人のバディもの、果たしてバディとして機能するんでしょうか?その辺が気になるところです。

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よくない状態の2人。

 

加えてアンソニージョー・ルッソ監督が手がける作品にばかり出ていた2人が、別の監督の手によって描かれる訳ですから、よく分からん変な関係性に変わっていく可能性もゼロではありません。困ったねぇ。

 

予告編を観る限り、しっかり目のスパイアクションといった印象なので、その辺は多少安心なのかもしれません。

 

個人的には先生を含めたこの3人の関係性がそれはそれは狂おしいほどに好きなので、頼むから変なんなるな!と祈る想いで待っています。

 

皆さんも早速今週末、3月19日から配信が始まる今作をお見逃しなく!

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……あ、ディズニープラスのサーバーが繋がれば、の話ですけどね。

【大掃除】MARVELのドラマが多すぎるので整理してみました!

こんにちは!少しづつ暖かくなってきましたね。どうもワキリントです。

 

いよいよ春って予感がしますね。花粉症の方はツラい時期でしょうけれど…ぼくは幸い発症してないんですが、いつかなるかもしれないのが花粉症という病気の怖さ。

 

なってないならなってないで憂鬱なんですよ。お互いに労わっていこう。

 

さてさて、本日はMARVEL発のドラマ作品が「どんな内容で」「何シーズンあって」「どの配信サービスで視聴可能か」整理していこうと思います。

 

というのもですね。皆さん観ましたか。『ワンダヴィジョン』シーズン1の第5話。

 

もうどこから何が起きてもおかしくないじゃないですか。

 

となるとここいらで個人的にも確認しておくべきかな、と思いまして、せっかくなら皆さんと共有しておこうという所存でございます。やんわりとした宣伝や紹介にもなりますし。

 

それでは早速まいりましょう!

 

★ドラマについて羅列していくだけの章★

エージェント・オブ・シールド

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アベンジャーズでおなじみ、ブラック・ウィドウ先生ホークアイ先生も所属していたS.H.I.E.L.D.のメンバーが、様々な超常現象や宇宙の脅威へと立ち向かっていくドラマです。

 

ぼくはつい最近シーズン5を完走しました。ディズニープラスで近々フィナーレとなる第7シーズンの配信も始まるようなので、要チェックです!

 

エージェント・カーター

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キャプテン・アメリカ先生の最愛の人、ペギー・カーターさんが男社会に敢然と立ち向かいます。レトロな衣装やスパイ道具フェチな方は必見です!こちらもディズニープラスで全2シーズンが配信中です。完走済み!チェック!

 

インヒューマンズ

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ささやくだけで街を破壊できる声の持ち主、ブラックボルトさんをはじめとした宇宙の王室の人々が登場する作品です。

 

まだ観てないですが、1シーズンのみなので気合い入れればチョチョイのチョイですね。おれのアメコミ愛をナメるな。ディズニープラスはスゴい。

 

ランナウェイズ

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ティーンエイジャーの若者6人が団結してスーパーヴィランである親に立ち向かっていくらしいです。ええ。お察しの通り観たことないです。

 

シーズン3で完結しているようなので、こちらも比較的簡単かもしれません。画像はHuluってあるけどディズニープラスに移ってるみたいだし。ステマじゃないよ。

 

ワンダヴィジョン

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絶賛配信中のドラマですね。もうすごいよ。実はこれ以外のドラマって映画部門とは残念ながら関わりが薄くって、映画とドラマも好きな人からしてみれば『アベンジャーズ:エンドゲーム』はそういう点でやきもきするところもあったんですが(S.H.I.E.L.D.の面々とか出てきてほしかったの!)、それを叶えてくれそうなのよ。最高だぜ。ディズニープラスでリアルタイムで追えるのも素晴らしい!

 

さて、ここからはディズニープラス以外の配信サービスにある作品です。残念ながらまだ加入していないしする予定もないので、DVD化を待つしかないかなぁ…

 

デアデビル

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盲目を補わんばかりの鋭い感覚を持つ男が、昼は弁護士、夜は悪党退治の2足のわらじでニューヨークのスラム街、ヘルズ・キッチンを守る作品です。

 

Netflixで全3シーズンが配信され、ぼくは第2シーズンまで視聴完了しています。ディズニーの元では描けないバイオレンス、クールでシビレますね。

 

ジェシカ・ジョーンズ

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過去のトラウマでヒーローを引退した女性が、探偵稼業で街を救います。開始5分くらいでセックスしてて笑っちゃった。これも夢と希望のディズニーじゃあできない芸当ですね。

 

Netflixでこちらも全3シーズンが配信。まだ第1シーズンしか観れてないんだよなぁ。Netflixのやつは順番がややこしくて大変です。

 

ルーク・ケイジ

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超人的な怪力と銃も効かない鋼鉄の皮膚を持つタフガイがマフィアと戦います。ブラックパンサーに先駆けて黒人社会を描いています。

 

こちらも第1シーズンしか観れてないです。渋くて多くを語らない大男はいいですよぉ。DVDを取り揃えてるとこがないのよねぇ。悲しや。

 

アイアン・フィスト

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飛行機事故で死んだと思われていた大企業の御曹司が、鋼鉄の拳と拳法を会得して帰ってきます。全2シーズンですが、まだ1話も観れてない作品なので、次はここからですね!チェック!

 

アジアンテイストが盛り込まれていることは想像に難くないので、その辺が楽しめればな〜と思ってます。それにしてもNetflix発のドラマは挑戦的というか、実験的なテーマでやってますね。見応えがあって映画とは違う趣があるので好きです。

 

ザ・ディフェンダー

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上記の4ヒーローが一堂に会する、言わばNetflixアベンジャーズですね。どいつもこいつも一匹狼なイメージがありますが、観てないアイアン・フィストが潤滑油になってくれるんでしょうかね?

 

1シーズンしかないのがもったいないなぁ。観たら絶対「もっと活躍観たい!」ってなりそう。ここ数年のMARVELスタジオ(映画の部門です)の動きの割を食ってる感じはありますね正直。どこかで日の目を見てくれ!

 

パニッシャー

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デアデビル』シーズン2で登場した非情な私刑執行人の闘いを描く作品です。キャラがキャラなのでもっともっとエグいバイオレンスになってるんだろうなぁ。耐えられるのかしら。

 

Netflixで全2シーズン、ぼくはまだ観れてないです。こうして見るとまだまだ全然やなぁ。精進します!

 

クローク&ダガー

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光の力と闇の力、相反する2つの能力に翻弄される男女のお話です。これだけ唯一Huluでの配信なんですよね。いやぁ、Hulu入ったんならまずDCのアローバース観てまうなぁ。この中で一番触れるのが遠いシリーズかもしれません。

 

全2シーズンなので、無料期間とかにバッ!と観ちゃうのも一つの選択肢かもしれませんね。でもなぁ…アメコミには金払いたいんだよなぁ…好きなものに対する礼儀として。どちらにせよ、一つ一つクリアしていかないとですね。

 

★世界は希望で溢れていた★

さて、と…ようやく全ドラマを紹介できました。

 

観てもない作品をこれ見よがしに紹介するのって薄っぺらさを感じちゃって、どうしても勇気が出なかったのですが、『ワンダヴィジョン』のおかげで、というより、強引に背中を押される形でやることができました。

 

もしかしたら紹介した作品から登場するキャラクターがいるかも?今後はディズニープラスに一本化してドラマを配信していくんでしょうし、今じゃないと乗り遅れること間違いなしですね!無理はしなくていいですけど!

 

それにしてもこんだけあったとは、ドラマ作品。去年のアメコミ不足に喘いでたあの時期に、勢いで加入してイッキに視聴しときゃ良かったかもしんないですね。まとまった時間を取りたいじゃないですか、海外ドラマって。

 

とにもかくにも、更なるアメコミ好きへの道を突き進むのみ!よーし、じゃあ『エージェント・オブ・シールド』シーズン6を観てきます!おそらくブログの更新は相当減ります!それでは!!

【模試①-A】ワンダヴィジョン大予習!!

こんにちは!加えてあけましておめでとうございます!2021年も元気いっぱいのワキリントです。

 

毎年恒例だった始業式(その年に公開されるアメコミ映画を紹介していくだけの作業)ですが、新型コロナウィルスの影響で去年のものとあまり変わらないなぁ、なんて思っていたので皆さんへの新年のご挨拶も遅れてしまいました。知〜らね。またどうせ延期するし。

 

まさにアメコミ映画は冬の時代、苦境に立たされているわけでございますが、今年は違います!

 

そうだ!おれたちにはドラマがある!!

 

今更何を、と言うくらいアメコミを原作としたドラマは何本も世に放たれ、本校でも数々の作品をまとめて紹介する形で取り上げてきましたが、今回は初の一本勝負。

 

2~3時間スクリーンと向き合えば終わる映画がテストであるならば、1時間の観賞を幾度となく重ねていくドラマ観賞は模試、となるわけです。気力も体力も必要ですし。

 

ゴタクはこの辺にして始めますよ!

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『ワンダヴィジョン』の予習じゃい!!

 

★2人のこれまでを知ろう!★

さて、唐突に今作のメインキャラクターとして抜擢された2人のこと、皆さんはどれくらいご存知ですか?

 

実は名だたるヒーローと同じくらい、誕生の秘密から抱える悩み、過去から現在に至るまでの成長を観てるんですよ。もう一度言います。観てるんですよ!

 

この章では数々のテストで断片的に語られてきた、ワンダさんヴィジョンさんのこれまでを振り返ります。…あ、久々に呼びますか。

 

歴史教師のウルヴァリン先生〜?

 

ウルヴァリン先生

やあしばらく。2人の紹介な?任せろ。

 

話早くて助かるぅ〜!

 

ウルヴァリン先生

本題はそこじゃないからな。

 

確かにドラマの内容がメインやけど痛いとこつくのやめて

 

ウルヴァリン先生

まずは深紅のオーラをその身に纏うテレキネシス使い、ワンダ・マキシモだな。
紛争の絶えないソコヴィアという小国で生まれたワンダは幼い頃の経験から、アイアンマンことトニー・スタークを恨むようになるんだ。
キャプテン・アメリカと因縁深い組織、ヒドラがインフィニティ・ストーンのパワーを応用した人体実験によってテレキネシスを得た彼女は、アベンジャーズの前に敵として立ちはだかった。

 

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詳しくは『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』を観よう!

 

ウルヴァリン先生

それからなんやかんやあって味方となり、新米アベンジャーズとして任務に励むワンダだったが、その最中に取り返しのつかないミスを犯し、組織崩壊の一因を作ってしまう。

 

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この辺については『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』を観ようね。

 

 

MCUの仕掛け人、ケビン・ファイギさんをもってして『全キャラクター中最強』と言わしめる程のパワーを秘めたワンダさんですが、メンタルが若干不安定な部分もあり、自身の持つ強大な力に怯えているような様子が印象的です。

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ウルヴァリン先生

そんな彼女に優しく寄り添うのがヴィジョンだ。今度はのこれまでを振り返るぞ。
ヴィジョンが誕生したのはアベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』。今作のヴィランウルトロンが作った人工の肉体を奪ったアベンジャーズが、その処遇をめぐり対立したんだよな。

 

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結果としてインフィニティ・ストーンを額に埋め込み、トニーさんと長年抜群のコンビネーションを発揮していたスーパー人工知能J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)さんをインストールするというウルトラCを決めてこの世に誕生しました。

 

ウルヴァリン先生

その高潔な精神と額のストーンが持つ圧倒的なパワーは最強クラスだが、賢すぎるが故か、アイデンティティや自身のパワーに疑問があるんだよな。

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同じストーンから得た、不安定で不確定なパワーに悩んでいるところがお互いにシンパシーを感じたんでしょう。その後は惹かれ合い、愛し合うようになりました。

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ウルヴァリン先生

その後アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ:エンドゲーム』を経て…

 

経て…

 

ウルヴァリン先生

2人は離れ離れになってしまうんだよな。

 

だぁぁぁぁぁ!!!がなじいぃぃぃ〜!!

 

ウルヴァリン先生

情緒どうしたワキ君
2人の気になるその後が描かれるのが
『ワンダヴィジョン』なんじゃないか。
じゃ、後は頼んだぞ。

 

はっ!確かにそうやった!よーし、ようやく本題に入りますよ〜!

 

★ふしぎがいっぱい★

さてようやくといった感じで『ワンダヴィジョン』を紹介していこうかなと思うんですが…

 

なぁ〜んかちょっと、変なんだよなぁ…

 

まず始めにおかしなポイントは、ワンダさんヴィジョンさん離れ離れになったはずの2人が何事も無かったかのように暮らしていること。

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いや、子供まで生まれとるがな。どうやって命を育んでん。

 

そこに戦いの歴史は存在すらしてなかったかのような、平穏で微笑ましいホームビデオのような2人。ここまで幸せになってると逆に不気味じゃない??

 

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モノクロだったりセピアだったり、映像面においてもイマイチ2人が「いま」「どの時代にいて」「どう暮らしているのか」が確定できないおかしさがあります。

 

髪型や服装、周辺の機器から察するに、コスプレとかではなく「マジ」のその時代に暮らしてるようには思うんですが…うーむ、悩ましい…

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コレはコスプレ。キュートでチャーミング!

 

このように、掘れば掘るほどよく分かんなくなってくる『ワンダヴィジョン』。こいつは観てからじゃないと何が何だかわっかんねぇぞ(紹介を諦めて放り投げる音)!

 

★ドラマである意味★

さて、本題が全くその機能を果たしていない『ワンダヴィジョン』の予習、いかがだったでしょうか?

 

MCUで長きに渡って活躍したヒーローが2人も出るんですから、別に映画でもよくない?というのが今のところのぼくのホンネです。仕方ないからディズニープラス加入しますけど。なんか日本版は画質とかが本国版よりショボいらしいじゃないですか?ディズニーマイナスとまで揶揄されてるとか。

 

その辺は置いといて、冒頭にもお伝えしたように週に1時間、じっくりと進んでいくところにドラマの良さがあります。しばらくドラマ自体から離れていたので、内心ワクワクしている今日この頃。

 

遂に今週末、1月15日から配信が始まります!皆さんも一緒にシーズン駆け抜けていこうぜ!

 

復習回はシーズンフィナーレ後になると思います!結果が出るのが遅いのも模試っぽい!来週からの本校は何が始まるのかな?それでは!!

【終業式④】2020年、アメコミ映画少なかったから下半期観た映画も報告します

こんにちは!いやぁ〜終わりますね2020年。どうもワキリントです。

 

毎年恒例となっておりますアメコミ映画の総括でしたが…ご存知の通り今年は新型コロナウイルスの影響で公開予定が大幅に狂い…結果公開までこぎつけたのは2本。

 

いや3スクロールくらいで終わってまうわ!

 

激ヤバですよ。毎年結構な量公開してくれていたから成り立っていたんだなというのを身をもって知りました。

 

とはいえ締めくくりをしとかないと収まりが悪い。ということで最近新たなムーブメントになりつつある、アメコミ映画以外の作品を紹介するやつをおまけとして付けておきます!おまけの方が多いです!

 

★たった2本だけのアメコミ映画振り返り★

3月 BIRDS OF PRAY ハーレイ・クインの華麗なる覚醒

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今年はフワちゃんがテレビに引っ張りだこでしたが、アメコミ映画の世界ではハーレイ・クインさんパリピにアゲてくれましたね!ギリギリ緊急事態宣言前でした。よく上映してくれました。ありがとう!面白かったかどうかは置いといてありがとう!

 

12月 ワンダーウーマン 1984

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100日後に死ぬワニとは正反対の超長生き、ワンダーウーマン先生が繰り広げた世界を救う冒険は記憶に新しいですね!度重なる公開延期を乗り越え、ギリギリ年内に公開してくれました。ありがとう!世間が絶賛するほどの出来ではないと思うけどありがとう!

 

え〜……以上です。はやぁぁぁい…悲しい…

 

しかしですね、数々の映画が公開延期になった穴を埋めるために、過去の名作を映画館で上映してくれた時期にもアメコミ映画を観ました。

 

それがガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーとブラックパンサー。映画館で観るようになったのは『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』からだったので、大きなスクリーンでガーディアンズを観れたのは感慨深いものがありました。

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ブラックパンサーは既に映画館で観たことあったんですが、いつ観ても音楽や映像美は息を呑むものがありました。まさか今年、あんなことになるとは思ってませんでしたが、だからこそ彼の勇姿を再びスクリーンで観れたのは良かったのかもしれません。本当にありがとうございました(世のクソ追悼大喜利野郎ども、これが正解だ)

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さて、続いてはおまけです!下半期に観た作品をちょっとした感想と共に報告させていただきます!

 

★下半期に観た映画を紹介します★

デンジャラスビューティーシリーズ

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荒唐無稽、なんでもあり、ハリウッドって感じの作品でした。マイケル・ケインさんがいるので実質ダークナイトシリーズだし、女性が男性をボコボコにするのでキャプテン・マーベルでもあります。

 

スタンド・バイ・ミー

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ブルース・バナー先生と授業できるくらいの名作なんでしょうけど、あんまり語りたいことがなくて辞めちゃったやつです。「ふーん」くらいで済んじゃった。ぼくに夏の日の思い出がないからかしら。過去の回想なので実質『アイアンマン3』です。

 

ジブリを2作

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風の谷のナウシカ』『千と千尋の神隠し』、こちらも映画館で観ました。ナウシカを映画館で観れた喜びったらないですね。コロナ禍も悪くないやない。虫が出てくるので実質『アントマン』、魔法使いが出てくるので実質『ドクターストレンジ』です。

 

ミッション・インポッシブル:ローグ・ネイション

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ずーっと前に録画してたやつを観ました。ホークアイ先生がいるのでアメコミ映画です。いずれは全部観たいっすね。

 

トレイン・ミッション

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リーアム・ニーソンさんが電車の中でめっちゃ頑張る映画です。パトリック・ウィルソンさんも出るので『バットマン ビギンズ』で『アクアマン』だし、フローレンス・ピューさんも出てるのでいずれは『ブラック・ウィドウ』にもなります。

 

クレヨンしんちゃんを2作

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『ヘンダーランドの冒険』『嵐を呼ぶ!B級グルメサバイバル』を、なんか観たくなって観ました。映画ってそういうのでいいんよ。遊園地で戦うので実質『シャザム!』で、かすかべ防衛隊に亀裂が入るので実質『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』でした。

 

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊

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シリーズでまだ観れてなかったやつを観ました。ロマンがあっていいですね、海賊ってモチーフは。親父が子供のために頑張るので実質『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー:リミックス』でした。

 

ドラえもんを3作

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のび太ドラビアンナイト』『のび太の宝島』『のび太の新日本誕生』を観ました。大体タイムトラベルするんで実質『アベンジャーズ:エンドゲーム』です。最近のになればなるほど説教臭いし感動の押し売りしててウザかったです。

 

劇場版スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!

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訳わかんないと思いますけどこれもタイムトラベルするんで実質『アベンジャーズ:エンドゲーム』です。狂った映画でした。

 

劇場版ダーウィンが来た 恐竜超伝説

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この辺を観ていた頃を振り返ると、何でもかんでも観てやろうみたいな、ハイエナの如き卑しさがありますね。世界各地に舞台が映るので実質『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』でした。

 

センター・オブ・ジ・アースシリーズ

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ディズニーのアレとは特に物語的な繋がりはないです。でもこういうSFの元祖みたいな題材はロマンですね。マイケル・ケインさんがいるので実質ダークナイトシリーズです。

 

タキシード

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ジャッキー・チェンさんが小学生の頃のぼくのヒーローでした。久々に観たくなって観ましたけどコミカルとアクションが小気味よすぎる。壁をよじ登るんで実質スパイダーマンシリーズでした。ジャッキー、アメコミ俳優じゃん。

 

オーシャンズ

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ファッションショーを映画にしたかったんだろうなって感じです。スリルもなければサスペンスもなし、取ってつけたような後半の流れ、しょーもなです。ケイト・ウィンスレットさんとアン・ハサウェイさんがいるので実質『マイティ・ソー:バトルロイヤル』で『ダークナイト ライジング』です。

 

クレイジー・リッチ!

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シンガポールの観光案内プロモーションビデオでした。嫌味な金持ちと謙虚な金持ち、なんも考えてないバカ彼氏が出てきます。画面いっぱいに土地の名前が表示されるので実質『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』でした。

 

GODZILLA

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元祖もまともに観てないのにハリウッド版観ちゃいました。添え物みたいな日本代表渡辺謙がいたたまれないっすね。マキシモフ兄妹が夫婦で出てます。『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』です。

 

キングコング 髑髏島の巨神

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気色悪い生物が沢山出てきて人が気色悪く死んでいく映画でした。フューリー長官とキャプテン・マーベルさんロキ君が出てるのでアメコミ映画です。

 

ニキータ

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レオンの授業でも触れましたけど下手したら『レオン』より好きですね。これ観たかどうかで評価も変わるんじゃないかしら。女暗殺者の話なんでいずれ『ブラック・ウィドウ』になります。

 

男はつらいよを10本

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いやぁやりました。やりたいことリストの一つを制覇です。このままのペースだと5年はかかりますね。とりあえず10本観たところの感想を授業にしたいです。柴又にも行きたい。ミーハーやん。

 

ここからは純アメコミ映画になりますよぉ!

 

ファンタスティック・フォー

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大コケするのも納得のポンコツ映画でした。ラストのあまりの弱さに吉本新喜劇くらいズッコケました。出演した役者全員のキャリアに泥塗りまくったやん絶対。

 

グリーン・ホーネット

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アメコミ原作なのを観た後に知ってビックリしました。ハラハラドキドキとかはないけど愉快でトンでる映画でしたね。

 

パニッシャー

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もっともっとバイオレンスでいいのになぁ、なんて思っちゃった。まだまだアメコミ映画は子供の娯楽、R指定なんて付けられませんな時代だったのかな。マイルドなパニッシャーでしたね。ドルフ・ラングレンさんのバージョンもあるみたい。いずれ観るでしょう。

 

スーパーマンシリーズ

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今年はこれに尽きますね。本当に触れてよかった。特にリチャード・ドナー監督版は、過去の特撮を用いた古い映画にも導いてくれそうな、非常に有意義なシリーズでした。

 

★来年はもっと分けるかも★

さて、以上で振り返り、そして今年の授業が終わりました!

 

上半期も沢山観たんで事前に報告しましたが、下半期のボリュームもなかなかでしたね。こりゃ来年は更なる分け方をすべきかもしれませんね。

 

でもこれだけは忘れないでください。本校で紹介された映画は、全てアメコミ映画です。ぼくがそうするんですから。

 

来年はちゃんと予定通り公開されるといいですねぇ。そうでなくても沢山のジャンルに触れて何もかもをアメコミ映画にしていきたい。

 

皆さんもこれからのぼくの狂気にお付き合いくださいませ。

 

それでは皆さん、良いお年を!!

【テスト㉓-B】ワンダーウーマン 1984 大復習!!

こんにちは!そろそろONE PIECEが1000話になるらしいっすね。どうもワキリントです。

 

新刊が出る前に第1巻から読み直し、丁度新刊が出るタイミングで読み終わる……なーんてレベルでONE PIECEを読み倒していたのも過去の話。今や「キャラ多っ」「話ムダに重っ」「の割に爽快感なっ」となって1回読めばもう満足です。そんなONE PIECEが1000話ですか。祭りっすね。

 

あ!そういえば先週は祭りでしたね!ワンダーウーマン 1984が公開されましたもんね!

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コロナ禍だろうがなんだろうが公開に踏み切ってくれたことに心底感謝しなければなりません。ディズニーは延期してばっかりでアテになりませんからね。

 

久々の新作に心躍らせ!しかし期待値を上げすぎることなく臨んだ『ワンダーウーマン 1984』!復習まいりましょう!

 

★あらすじ★

タイトル通り舞台は1984年。冷戦がギリ終わってないので国際的には緊迫してるけど、アメリカはシャカリキにパッパラパーだった、そんな時代にワンダーウーマン先生は博物館の職員として暮らしておりました。

 

周りに対してツンケンするわけでもなく、かといって大親友がいるわけでもなく、たまに起こる事件をチョチョイと解決して過ごす日々。超長生きの先生が社会に溶け込むにはそれしかないのかもしれません。

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そりゃこんな張り合いのなさそうな顔になるわ。

 

そんな先生に訪れる3人との出会い!

 

一人目!

博物館で働く同僚!ドジでダサくてユーモアのセンスがちょっとアレだけど、心優しいバーバラさん!先生と仲良くなってあげて!

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女性のダサさ描写も80年代してる。

 

二人目!

何やら怪しい力を手に入れて人々の「欲望」を力に変えるマックス・ロードさん!富、名声、力、この世の全てが思いのまま!

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ぼくは世界が平和になればいいなと思ってますけど皆さんどう?

 

三人目!

1910年代を舞台にした前作『ワンダーウーマン』で先生と恋仲になったティーブ・トレバーさん!お前なんで80年代におんねや!

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ダサっ

 

ビックリするくらいこの4人だけで話が進んでいきます!決してソーシャルディスタンスを取っているわけではありません!

 

とにもかくにもマックスさんの野望にワンダーウーマン先生とスティーブさんが立ち向かいます!

 

★ほっそい腕でラリアット

さて、続いては見どころ紹介しながら感想いきましょう……と、言いたいところなんですが、もう言っちゃいますよ。

 

この映画、めちゃくちゃ分かんない。

 

「いい」と言われれば「うん、まぁ、いい…よね…」となる感じ。逆もまた然り。常に「ここはいいね〜」と「それはなんで?」を行ったり来たりしてるといいますか。それくらいブレるといいますか、感情がうまいこと乗ってきませんでした。

 

ただ一つだけ確かなことが言えるとしたらどデカいインパクトはなかったですね〜。150分もあったのにね〜。観る人が観たら7回は寝てたと思います。

 

せっかくの煌びやかな新コスチューム、アステリアの鎧もさぁ……

 

ぜーんぜん活かせてねぇんだよォ!二ィちゃんクリビツテンギョーしちまったぜオイ!

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こういう写真でしかちゃんと見れん。

 

とにかく今作は「観せたかったであろう画が高確率でハマらない」映画でした…うおー!すげー!ってならないというか。

 

画のパワーがとことん弱かったかなぁ…「理屈なんか知らんわ!ワシはこれを撮りたかったんじゃぁァァァ!」っていうのが往々にしてアメコミ映画にはあるんですが、そういう剛腕でもってねじ伏せてくるパワーがなかったねぇ。玄人の目は騙せませんよ監督ゥ。

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ここ実写らしいっすよ。…で?

 

個人的に観てほしいのは透明な飛行機のくだり。前作ではワンダーウーマン先生が世間知らず、スティーブさんが案内役でアタフタする…という関係性だったわけですが、今作はそれが逆転しながらも、アタフタするのはスティーブさんのまま…といったように、二人の関係性がうまいこと保たれていました。

 

そんな中で一番続編として出す意味、意義を感じたシーンが透明な飛行機のくだりなワケです。自分で言っててもトンチキなワード「透明な飛行機」。リアルな映画の世界にどう出してくるの?と気になっていたんですが、まぁ〜うまいこと出してきました。技あり!

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昔のドラマ版とかだとこうなってたんだって。努力は評価してあげましょうよ。

 

ワンダーウーマン先生の映画だからどうしたって先生に共感しながら観ていくと思うんですが、このくだりだけスティーブさんにも共感しちゃうといいますか、個人的にはここがピークでしたね。あとSASUKE。

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SASUKE。

 

気になったでしょ。観に行こうね。

 

★セルフカバーしてどないすんねん★

以上で『ワンダーウーマン 1984』の復習は終わりです!

 

冷静な目で観ると、絶賛にも、酷評にも傾くことのできない映画。そんな今作に最大のダメージになるであろう一言を言います。断腸の思いで。

 

一作目観てるんだったらそれだけでいいと思う。

 

関係性が逆転した「文化の違いユーモア」から始まり、「人間の根源的な醜さによって割を食うワンダーウーマン先生」「一対多で圧倒する」みたいなところは前作と変わらず残っていますが、かといって進歩があるわけでもなく。

 

お行儀が良かったですね。「前作でウケたとこ全部入れました」みたいな。ただそこに一番大事な「なぜウケたのか」が考慮されてなかったんだろうなというのを強く感じました。復習しなければならなかったのはアンタの方やったなぁパティ・ジェンキンス監督ゥ

 

やってることもテーマもさして変わらない、裏テーマ的に前作から感じ取れた女性のエンパワーメントも薄くなって(考えようによっては、その役目を他の映画が果たしてくれるくらい増えたのかもしれません)しまった感じです。

 

年取ったミュージシャンが若い頃のヒット曲歌ったけど「これはこれで歌声に深みがまして味わい深いですね〜」ってならない、みたいな。出涸らしだけで作った映画でした。あれ、言葉遣いまろやかやけど、ワシめっちゃキレてない?

 

言うほどつまらなくもないけど、かといって勧めるほどの作品にはなれない『ワンダーウーマン 1984』。リチャード・ドナー監督版の『スーパーマン』のような晴れ晴れとした青空がスクリーンで観れただけでも価値はあったなと思います。

 

それでは来週、今年最後の授業でお会いしましょう!

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リスペクトはありました。粋な感じで。

【テスト㉓-A】ワンダーウーマン 1984大予習!!

こんにちは!ワキリントです!

 

おい!!!!!今週は祭りだぜ!!!!!

 

すいません急に大声出したりなんかして。でも分かるでしょ。見出し見てください。ね?「テスト」ってあるでしょ?テストって「新作アメコミ映画」ってことなんですよこの学校では(4年目にして初の説明)

 

約半年ぶりのテスト、それすなわち祭りでしょう。待ちすぎてもう待ち飽きちまったよ。

 

ワンダーウーマン 1984の公開をよぉ!!!

 

コロナウイルス感染者も増えてきた苦境にもめげず!年内の公開に踏み切った『ワンダーウーマン 1984』!盛り上げずにはいられないッ!

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レッツゴー!

 

★あらすじ★

タイトル通り今作の舞台は1984年に置かれているようです。超長生きのワンダーウーマン先生が前作活躍したのが1910年代でしょうから、世界情勢や人々の暮らしも目まぐるしく変わっておるんでございます。

 

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普段は博物館の考古学者としてひっそりと暮らしながら、人知れず悪者退治を行っていた先生。そんな彼女の前に立ちはだかる敵(ヴィラン)がこちら!

 

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実業家のマックスさん

 

……大丈夫?こんな小太りでさぁ。相手ほぼよ?戦えるん?勝負になるん?

 

いかにも胡散臭くて小物で終わりそうな雰囲気をムンムン放っておりますが、とある力を手に入れたことによって陰謀を企む様子。これは別のめちゃ強いヴィランに利用されるだけ利用されてしょぼく終わるタイプの奴です。十中八九。ぼくは沢山アメコミ映画観たから分かるんだ。5億ジンバブエドル賭けてもいい。

 

ほんでそのめちゃ強いヴィランっていうのがおそらく詳細不明のチータという方。多分水前寺清子さんが演じてらっしゃるんだと思います。

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 お元気そうです、水前寺さん。

 

なんだかあらすじなのに脱線が多いですね。まさに3歩進んで2歩下がるといったところ。言いたいだけですよ。ええ。なんか文句あっか。テンション上がってんだこちとらよォ。

 

あ、最後なんですけど前作で先生といい感じになったティーブ・トレバーさんも出てきます。

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さりげなく腕時計を着けてるのがニクいねぇ。

 

……えっなんで!?!?!?

 

先程も言ったように前作は1910年代。超長生きのワンダーウーマン先生はいいとしても、平凡な人間であるスティーブさんが生きているはずはないのですが……一体何が起こっているのでしょう?劇場へレッツゴー!

 

★見どころ★

まずは1984年という時代設定に注目しましょう。80年代のアメリカといえばなんとなく色々はっちゃけてたイメージがあります。フットルースとかその辺のやつですよね?知らんけど。そんな感じ。

 

それに対してワンダーウーマン先生。銃を使って戦争していた1910年代ですら剣や盾、弓矢を使って戦っていた島の生まれの先生は、どれだけ世間のはっちゃけから距離を置いて暮らしているのでしょう?コミカルなズレを楽しむことができそうです。

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絶対博物館で喋った女の子とかに「内緒ね」って言ってると思う。

 

戦い方の進化も予告から見受けられます。便利道具のフェスティアの投げ縄はもちろんのこと、先生の専用機、透明な飛行機が登場!透明な理由なんか知るか!

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外観は見せてくれません。気になるぅ〜

 

そして最大の見せ場となるであろう先生の新アーマー!まるで鳳凰、きらびやかなゴールドの聖衣に身を包み、我々のことを圧倒してくれるでしょう!

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小宇宙を燃やしそうですね。

 

★中止しちゃったけど★

さて、以上で『ワンダーウーマン 1984』の予習は終わりです!

 

「次のアメコミ映画公開されるまで映画館行くの我慢しよ」となるくらい待ち望みました。やっとです。一体どれだけの大作を観逃したと思っているの。『TENET』とか観てみたかったよ。どうしてくれるの。

 

アメコミ映画バカ一代の自負が揺らぎそうになるほど、このコロナ禍で延期の続いたアメコミ映画業界。喜びを噛み締めたいのも山々ですが、そうはいかないのがワタクシ。
良い物は良い、悪い物は悪いとハッキリ言ってやるつもりで臨みます。久々のアメコミ映画だからって審美眼が衰えとると思うなよアホンダラがァ!

 

また前作ワンダーウーマンといえば、女性のエンパワーメントに一役買ったヒット作でもありました。その続編となるとやはり、更なる後押しとなる作品になることを期待する自分がいます。頼んますよ姉御ォ!

 

皆さんもぜひぜひ、映画館へGoTo!してくださいね!国からの補助金は出ません!

 

それではまた来週、元気な姿でお会いしましょう!

【教員紹介⑨】ワンダーウーマン先生

こんにちは!「姉」という生き物に憧れがあります。どうもワキリントです。

 

第一子にして長男という出自で生まれてしまうとどうしても「姉」ができないじゃないですか。となると最早SF、ファンタジーの世界の生き物なわけです。「姉」というのは。第一子にして長女の方は「兄」に憧れがあったりしますか?

 

ほんで姉のいる同級生とかが言うんすよ。「いやぁ…姉ちゃんおってもあんまいいことないぜ〜?」ってね。

 

そういうのも込みで「姉のいる生活」をやってみてぇっつってんのがどうして伝わらないかなぁ!?!?SFでファンタジーなんだから「妖精さんと一緒に生活してみた〜い」くらいのテンションだよ!真剣に受け止めんな!

 

 

ワンダーウーマン先生

ワキ君、生徒のみんなが冒頭からブラウザバックするようなことやめてくれない?

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はっ!これは申し訳ない!DCコミックスのヒーローチーム、ジャスティス・リーグにおけるワンダーウーマン先生の立場はまさに姉御そのもの。つい叶わぬ夢を叫んでしまいました。謝るからぼくを戦車の下敷きにしようとしないで!

 

ワンダーウーマン先生

まぁいいわ。キモいけど。
で、私は歴史を担当するって聞いたけど、果たして私に出番は来るんでしょうね?ただでさえMARVELの歴史教師・ウルヴァリン先生がめっきり姿を現さなくなってから久しいってのに。

 

仕方ねぇっすよ。だってオリジンって基本的に1作目のネタバレだもん。

 

ワンダーウーマン先生

開き直り方えぐぅ。

 

とはいえモティベーション「テストのときより魅力的にワンダーウーマン先生を紹介する!」に設定したので頑張ります!

 

ワンダーウーマン先生

あぁ、いいじゃない。久々に読み返してみたけどゴミみたいな文だったわね。開口一番「美人!」とか言うし。

 

それはぼくも思った。なんか、歴史だな〜って。

 

ワンダーウーマン先生

うまいことまとめようとすんな。

 

★懐かしのオリジン★

まずはワンダーウーマン先生自身の歴史、いわゆる誕生の秘密ってやつに迫っていきましょう。

 

ワンダーウーマン先生

アメコミ風に言うと「オリジン」ね。この言葉もまた久々。弁当じゃないよ。

 

えっそんなジジイみたいなギャグ言うの?
え〜、気を取り直して…ワンダーウーマン先生セミッシラという秘密の孤島で太古の昔から栄えてきたアマゾン族の王女です。わ〜キャラの宝庫〜。

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島には女性だけが暮らしています。

 

ワンダーウーマン先生

セミッシラはベールのような不思議な結界で守られていて、外から見ても分からないようになっているのよ。

 

アマゾン族の戦士として訓練に励んでいた先生ですが、第一次世界大戦を機にセミッシラを離れ、ダイアナ・プリンスとして外界へと旅立ちました。

 

ワンダーウーマン先生

なぜ島を離れることになったのか、外界での活躍はどんなものだったのかを知りたいそこの貴方!ワンダーウーマンを観なさい!

 

露骨な宣伝!だがそれでいい!何度も言うがオリジンは1作目のネタバレなのだから!!

 

ワンダーウーマン先生

やってみて分かったけど、歴史の授業って何も言えないじゃん!クソ大変!

 

でしょ!?そんなこと無理してやってたんですよ!

 

ワンダーウーマン先生

おったまげ〜!私立アメコミ高校にも歴史あり〜!

 

テンションいかついけど苦労が分かってもらえたみたいでよかったです。

 

★世界を救えてしまいすぎる★

ワンダーウーマン先生

さぁ次は私の魅力よ。「美しい」なんてこと言わないように。美しさを女性の魅力として挙げる時代はもうオワコン。

 

そんな気はしてる。ホントは女言葉も使いたくないんですけどね。その辺は目をつぶってくれたまえよ。
さて、一つ目の魅力ですが、なんといっても訓練によって鍛え上げられた戦闘センスは外せません。

 

ワンダーウーマン先生

アテナの剣とイージスの盾をはじめ、どんな攻撃でも弾き返し、交差させるように打ちつけて辺りに衝撃波を放つこともできるブレスレットも戦いには役に立つわ。

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ワカンダフォーエバーとは交差のさせ方が逆です。

 

忘れちゃいけないのがフェスティアの投げ縄。これに縛られた相手はウソをつけなくなる効果があり、ブン回したり尋問に使ったりできる優れものです!
先生が誕生した背景にはとある心理学者も関わっており、学者さんの「こんな道具があったらいいのに〜」が凝縮されたアイテムですね。

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ワンダーウーマン先生

剣や盾を使った近接格闘、遠くの敵には投げ縄で、ブレスレットで防御やトドメ。ザッツオールよ。

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戦うときに雄叫びをあげるのがまたカッケーんすよ。

 

実にシンプル。スーパーマン先生に匹敵する身体能力だからこそ為せる格闘スタイルなのかもしれませんね。
二つ目の魅力はファッションですかね。何を着ても様になるんでございます。

 

ワンダーウーマン先生

戦いのコスチュームはもちろん、周りに溶け込む際に身につける衣装も一つの武器であり魅力ってこと。

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背中にはアテナの剣が隠されているよ!

 

戦うときの動きやすさを重視しすぎるとこはありますけどね。まぁ、そういうところも先生の魅力です。セミッシラという閉じた文化で暮らしてきた結果、ぼくたちの暮らす世界とのズレが先生の可愛い一面を引き出してくれます

 

ワンダーウーマン先生

最初のうちはそうだったけどね。バットマンVSスーパーマンのときなんて何の問題もなく暮らせてたでしょ。

 

元の学習能力が高いからかもしれませんね。古代ギリシャ語も話せますし。
そして最大の魅力が「純粋さ」。世界や人類は様々なしがらみや障害に溢れています。先生はそんな、分かっちゃいるけど一歩を踏み出せないモヤモヤに立ち向かえる純粋さがあります。

 

ワンダーウーマン先生

「これ、おかしくね!?」って言うことなんて普通じゃんね。だっておかしいんだもん。

 

しかし純粋だからこそ悩みも多いようで。とかく人類は罪深き生き物です。憎み、争う生き物。その気になればなんだって救えてしまうけれど、果たして救う価値などコイツらにあるんだろうか。皆さんも先生にそんなことを思われないように生きていきましょうね。

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さもないと高いとこからヒザ蹴り喰らわされます。

 

ワンダーウーマン先生

別にアンタら人類のせいで世界滅亡とかしても、実際屁でもないからね。実質神みたいなもんだし。

 

本当にありがとうございます。ぼくたち頑張ります。

 

★新鮮な気持ちで★

さて、以上でワンダーウーマン先生の紹介は以上となります!
長生きであることが確認されている先生はもちろん歴史の担当として、DCコミックスの教員の皆さんを紹介してもらおうと思います!

 

ワンダーウーマン先生

良かった。MARVELのうるさいアイツがもう出しゃばることはないのね?

 

いやもう皆それ言うじゃん。根に持ってる?

 

ワンダーウーマン先生 

当たり前でしょ。全員言うわよ。
それにしても今回は
貴方吹き出しを導入してから初めての教員紹介だったわね。

 

そういえばそうですね。長いことやってこなかったトピックなことも手伝ってか、フレッシュな気持ちで臨むことができました!

 

ワンダーウーマン先生

長く続けると色んなことがあるのね。物の見方や表現の仕方も変わっていくもんね。変わらないのはこのブログの読者数くらいかな。

 

最後の一言めちゃくちゃ余計だけどその通りですよ。思えば色んなことを授業してきたなぁ……

 

ワンダーウーマン先生

それでは二人で〜?せーのっ!

 

私立アメコミ高校にも歴史あり〜!

私立アメコミ高校にも歴史あり〜!

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お察しの方いらっしゃるかもしれませんが、先生のキャラはブレブレです。