私立アメコミ高校

アメコミに関する様々な授業をしていきます

【テスト⑫-A】ヴェノム大予習!!

こんにちは!昨日MacBookが届き、ウキウキ状態でこの記事を書いているワキリントです。

 

なんでしょうね。ソファも椅子もない我が家に突如現れた革命児としてのMacBook。シュールでなんか笑えてきます。

 

この銀色の長方形が部屋に一つあるだけで意識高い度数が爆上がりしているような。「記者」と言わずに「ジャーナリスト」って言っちゃうんだろうなぁ。

 

さて今回はそんな記者(言わない)が主役の異色作!!

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『ヴェノム』の予習回でございます!

 

ハロウィン意識の公開日なんてクソったれ!!

MacBookのおかげで憧れの打ち消し線も思いのままです。

 

先にあらすじ

異色作だから記事の流れも異色にしてみました。だからといってどうということはないんですけど。

 

主人公は記者のエディ・ブロックさん。彼が今回取材に向かったのは、なにやら不穏な人体実験を行っているらしい研究所。

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 その研究所では人類滅亡を乗り切る「進化」の可能性を未知の物質・シンビオートに見出し、エディさんの予想通りヤバい実験で生命を弄んでいますが、そんな実験するくらいヤバい研究所なんだからまともな取材などできるはずがありません。

 

しかしここはアメコミの世界線。この世界のあるある「記者は真実知りたすぎてヤバいことに首突っ込みがち」をもれなくクリアしているエディさんは、なんやかんやで研究所内部まで潜入しますが・・・

 

はい。手詰まりワード「なんやかんや」が出てきたのであらすじは終了です。

 

なんやかんやって言っちゃったらおしまいですよぉ〜。予告観たら大体シンビオートがエディさんに寄生してヴェノム君になることも予想カンタンですしぃ〜。

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その後はエディさんの如きジャーナリズム(惜しい)で本編を確かめましょうね!

 

ヴェノムってどんなキャラ?

さて、ここでようやく主役のお話にまいりましょうね。

 

前回の授業でまとめて紹介したヴィラン軍団。そんな中でヒーローに勝るとも劣らない人気を誇っているキャラクターに対してはスーパーヴィランと呼ばれ、主役に据えたコミックも作られたりします。

amecomihighschool.hatenablog.com

MacBookのおかげで過去記事貼り付けも思いのまま。

 

今回の主役であるヴェノム君もそんなスーパーヴィランの一人。彼の見た目はいかにも悪といいますか、まさに悪の権化のような禍々しさ。

 

しかし彼は明らかにあの子に似てますよね。

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そう!大いなる責任背負いマンスパイダーマン!!つまりヴェノム君スパイダーマンの影となる存在なんです!

 

それにしてもこの見た目の類似性、ただならぬ因縁を感じざるを得ませんよね?それもそのはず、ヴェノム君は他ならぬスパイダーマンの行動によって生まれた大いなる脅威なのです!!

 

ヴェノム君が初めて映画に登場したのは数あるスパイダーマンの作品の中でも初期、ライミ版の『スパイダーマン3』でした。ややこしいけど分かりやすいように画像貼るのでついてきてくださいね。

 

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お話の中でスパイダーマンことピーター・パーカー君に寄生したシンビオート。最初は力に魅了されていたピーター君でしたが、宿主の負の感情を増幅させるシンビオートの恐ろしさに気づき、力との決別を図ります。

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ピーター君「こげな力、もういらんわーい!!」

シンビオート「もうちょっとだけいさせてぇな〜」

 

そこに居合わせちゃったのがピーター君に個人的な恨みを持つエディさんだったから大変です。ピーター君に寄生するうちにスパイダーマンの力を手に入れていたシンビオートがエディさんに宿主を変えると、彼の持つ嫉妬心・復讐心と呼応して悪の面が増幅。

 

「もう一人のスパイダーマンとも称されるヴェノム君が誕生してしまいました。

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今作の彼とは違ってスリムな『3』のヴェノム君。

 

同じ力を得た上に怨恨の塊と化した『3』でのヴェノム君は、前回の記事でも触れたハイブリッド型のヴィランですね。

 

「最悪」になりうるのか?

さて、今回の予習回はこの辺で終了です!

 

アメコミ大好きワキリントをもってして初見寝落ちをブチかました『スーサイド・スクワッド』も悪役を主役に据えた異色作でしたが、今作は更に「キャラが一人」という大いなる責任を背負っています。

 

そしてなんといっても懸念されるのが、「果たしてヴィランのままなのか?」ということ。

 

あれだけキャラクターがいた『スーサイド・スクワッド』でも、正義と悪、どちらにもなりうるグレーゾーンキャラクター、『デッドプール』であっても主役となるキャラクターは正義に極振り。

 

「最悪」と銘打ったとしても今作がその系譜に漏れるというのは、やや考えにくいですね。基本的に日本のコピーなんて嘘っぱちですし。

 

お話の構造としても、主役が悪事を働きまくるヒーロー映画なんてこの世の終わりです。となると「誰がヴィランとなるのか?」という疑問が浮かんできます。

 

ご安心ください。ピッタリのヴィラン、取り扱いございます。

それがこちら。

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連続殺人鬼にシンビオートが寄生し、残虐性、破壊衝動はヴェノム君をも上回り、スパイダーマンの宿敵は誰かという議論でも意見が分かれる、カーネイジ君ヴェノム君の前に立ちはだかることでしょう!

 

例によって例のごとく「実はいいヤツ」でカッコ良くキメてくれるのか!それとも悪人まっしぐらでアメコミ映画界の革命児となるのか!!

 

11月2日の公開日が来れば真実が分かります!みなさんくれぐれも寄生されないように気をつけてくださいね!!それでは!!

【生徒指導室③】ヴィランがいっぱい

こんにちは!先日人生で初めて脱毛サロンに行ってきました。ワキリントです。

 

最近、というか常々ムダ毛いらねーなぁーと思っていたところにサロンの優待券ですよ。こんなもん行かんわけなかろうもんってなことでツルッとやってもらいました。

 

ムダ毛はマジでムダですよね。しかし今回の授業のテーマは除かれるべき存在にもかかわらずムダじゃないあいつらです!

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しっかりとヴィランについてお話しましょう!!

 

ムダ毛と比べられたヴィラン達から注がれる怨恨100%の視線を受け、参ります!

 

なぜヴィランはムダじゃないのか

言わずもがなヴィランの存在は社会にとって脅威となります。彼らの野望を打ち砕くためにヒーロー達は日夜その身をすり減らしながら戦っています。

 

しかしそんなヒーローの存在こそ、この世にヴィランを生む源となってしまうんですね。

 

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たとえばロキ君は幼い頃から王位の正当な後継者であるソー先生に対する有象無象の感情によって執拗に王位を狙う狡猾な男になってしまいます。

 

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バットマン先生の宿敵ジョーカー君にも同じことが言えます。彼は先生を苦しめることを悪事の目的にしており、他のことには目もくれません。

 

コミックスで先生が死んだという噂が立ったときは一時的に正気を取り戻し普通に暮らすようにまでなったというくらいですから、相当の執念です。

 

このようにヴィランが生まれる背景には、他ならぬヒーローが密接に繋がっているパターンがあります。

 

ことある事に光と影に例えられるヒーローとヴィランの関係性。このパターンはヒーロー自身が光となり、影を落とした先にヴィランが生まれる、ということになりますね。

 

テーマ的にもムダじゃない

では、ヒーローがいるからヴィランが生まれるのでしょうか?必ずしもそうとは限りません。

 

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遥か彼方のクリプトン星出身であるぶっちぎり最強ヒーロースーパーマン先生。これまで先生を主役に据えた数々の作品で必ず描かれるのが人助けのシーンです。

 

地球をもう一つの故郷とし、愛する人類のため自身の力を使う先生ですが、そんな彼の宿敵ともいえるヴィランゾッド将軍君とレックス・ルーサーです。

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持たざる者である人類を支配の対象として、猛威をふるい、同族である先生と対立するゾッド君や、彼らクリプトン星人を地球全体の脅威と捉え排除しようとするルーサー君。

 

彼らのようなヴィランは、果たして先生がいるから生まれたのでしょうか?

 

先生が現実にいなかったとしても、ゾッド君のような自分の住みよいように力任せに我々の暮らしを脅かすヤベー奴は出てくるし、ルーサー君のように今の暮らしを守るために行き過ぎた力を手にしようとするヤベー奴も出てきてないでしょうか?

 

現代で描かれるスーパーマン先生ヴィランは、「移民」というテーマを軸に、それがもたらす悪い面の象徴として描かれています。言うまでもなく、先生が良い面の象徴ですね。

 

つまりこのパターンでは、作品を通して描かれるテーマがもたらす光がヒーロー、影がヴィランとなっていますね。

 

よくよく考えるとX-MENは「異人種との関わり」アイアンマン先生は「科学」といったように、一貫したテーマに沿ったヒーローVSヴィランという構図の方が一般的なのかもしれませんね。

 

時代はやっぱりハイブリッド

これまでお話したようにヴィランには大きな2つのパターンがありますが、この複雑な現代社会では多様なヴィランが登場します。しゃーないっすね。社会が多様性を求めていますから。

 

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プラックパンサー先生ヴィランであるキルモンガー君が新時代のヴィラン代表ですね。

 

彼は1つ目の先生のようなヒーローがいたからこそ生まれたパターンでもありながら、「アフリカ系アメリカ人」をテーマに対をなすパターンでもあるハイブリッド型でした。

 

2つのパターンのいいとこどりでキャラクターに深みが出た結果、史上最高のヴィランとしての評価を得ました。

 

ヴィラン冥利に尽きますね!(は?)

 

さぁーてアイツはどうなるかなー

さて、この辺でヴィラン盛りだくさんの生徒指導室はおしまいです!

 

この世にムダ毛はあったとしても、ムダなヴィランはいやしない!影が濃いほど光が際立つように、魅力的なヴィランあってのヒーローの素晴らしさなんですよねー。しみじみ。

 

つまりムダなものなんてアメコミ界には何も無いと声を大にして言いたかったところなんですがありました。

 

米国公開から日本公開までの期間、マジでムダですわぁ。

 

ネタバレに耐える数日間はアメコミ熱に多少の影響が出るくらいムダです。

 

こっちがヴィランになったろかぁぁぁあ゛ぁ゛ぁぁぁん!?!?!?

 

……おっと失敬。ようやく目前に迫ってきたアイツの活躍を静かに、それはそれは静かに待つとしましょうか。

 

ちゃんとしっかりヴィランやってんのかなぁ(教師にあるまじき発言をお詫び申し上げます)。

 

それではまた次回!

【特別企画】ようやく閲覧数1万になったから日本のヒーローのことも話させてください

こんにちは!マイペースでおなじみ、B型のワキリントです。

 

マイペースなもんだから本校も火曜日にやるってことにしてますからね。たまにやらないのも折り込み済みというマイペースっぷり。

 

そんな当ブログ「私立アメコミ高校」がこの度、記事数80、継続数22ヶ月、読者数7人(ここ重要)という節目(は?)になりまして、ついに、ようやく、とうとう、

 

閲覧数1万を獲得しました!

 

いやなげぇわ!!!

 

案外サクッと行けるもんだと思ってましたがなんじゃこの人生の如きクソ長い道のりは。バズるのむずっ。

 

別に目標としていたわけではないけども、達成するとちょっと嬉しい閲覧数1万。嬉しいから特別企画をしようとなるのは至極当然です。

 

しかし、ですよ。

 

普段アメコミのことばかり話してる本校における「特別」とは何か?

 

ワキ君考えました。で答えが出ました。

 

「日本のヒーロー話したい」と。

 

今でこそアメコミに大きな情熱を傾けているぼくですが、それは割と最近の出来事。

 

ただ「ヒーロー」となったとき、ぼくの情熱の歴史は記憶すら朧げな年齢にまで遡ります。

 

ということで今回はぼくの幼き頃のヒーローを振り返る誰得企画を開催します。

 

スーパーヒーロータァァァイム!!

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三大特撮ヒーローを満喫した幼少時代

なんと言っても子供時代に三大特撮ヒーローをコンプリートしているのが、未だに「ヒーロー」を愛してやまない理由でしょう。

 

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リアルタイム放送は観てない(というか生まれ年放送なので覚えているはずがない)にも関わらず記憶に残っているウルトラマンティガ

 

ヘキサゴンでおバカキャラとして出てきたときは正直辛くて泣きそうだったし、登場した怪獣の影響でキノコが嫌いになったウルトラマンダイナ

 

主題歌のカッコよさに心をブチ抜かれ、着地の土煙に毎度鳥肌を立たせていたウルトラマンガイア

 

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百獣戦隊ガオレンジャーをはじめとした、笑いあり涙ありの絆に仲間の大切さを学んだスーパー戦隊シリーズのメンバーと巨大ロボ。

 

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もはや子供向けではないストーリーが子供ながらに「とんでもない話やな」と印象的だった仮面ライダークウガから始まる平成仮面ライダーシリーズ

 

このように観るべき時期に観るべきヒーローを観ていた経験、今考えるとめちゃくちゃ贅沢な幼少時代だったなぁと思います。

 

何がスゴいって大学生になって観返してみるとただカッコいいだけじゃなかったことに気づくんですね。

 

単なる憧れで観ていた頃から歳だけは一丁前に積み重ね、色んな荒波に揉まれた(かもしれない)今、幼き頃のヒーローが道を示すということを痛感している今日この頃です。

 

ヒーローは大人になっても教えてくれるからヒーローだよなぁ。

 

友情インプット完了の小学校

小学校に入ったとき、時代はONE PIECE』『NARUTO隆盛でした。もしかしたら『HUNTER × HUNTER』も人気だったかもしれません。休載してたかも。

 

男女関係なくファンを獲得し時代を彩ったこれらの少年漫画。かくいうぼくも例に漏れず『ONE PIECE』を買い揃え、大海原に思いを馳せていました。

 

しかしぼくの小学校ではもうひとつの勢力がありました。

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キン肉マンです。

 

きっかけこそ忘れてしまいましたが、ドジでおっちょこちょいだけどとにかくひたむきでアツいこの超人と仲間が魅せる友情パワーに胸を打たれ、隙を見ては『キン肉マン』の布教活動に勤しんでおりました。

 

で、実際ぼくの通っていた小学校の同級生で『キン肉マン』を知らぬ者はいないほど布教は成功。

 

『Ⅱ世』のマンガまで買い揃えた友達もいましたね。

 

越えられとるやないか!!!

 

今思えば好きなものを広めたい欲求はこのときから健在ですね。

 

人間讃歌は勇気の讃歌

中学生は『ディケイド』でクウガ復活、『ゴーカイジャー』でガオレンジャー復活と再ブームが到来

 

ただ大人でも子供でもないどっちつかずの思春期男子。特撮好きを公言するのを拒む謎の自意識が働いてしまい、作品によって観たり観なかったりというヒーロー青の時代を過ごしました。無念。

 

そしてそんじょそこらのメロドラマでは揺れ動かない確固たるひねくれ精神を獲得した高校時代に出会ったのがジョジョの奇妙な冒険でした。

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いかなる危機をもその高潔な精神と偶然ともとれる運命力で打破してきたジョースターの血統。

 

ちょうど高校時代から始まったアニメ化の流れを享受したぼくはここでも宣伝癖を発揮。

 

ただやっぱりみんな何かしらひねくれた価値観をこさえ出すお年頃なので浸透させる夢は泡と消えました。シィィィーザァーーー!!

 

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「花京院のレロレロが観れるのに食いつかんとか、頭おかしいんちゃう?」と思っていた高校時代。

 

更に向こうへ

そして現在。アメコミにハマったとはいえ、ぼくのヒーローは変わりません。

 

再び復活したウルトラマンシリーズ、もしかしたらまたクウガが出るかもしれない仮面ライダーシリーズ、下手したら今の方がハマっているかもしれないスーパー戦隊シリーズ

 

何がスゴいって、常に新しいものを観せてくれるんですね。

 

アメコミ映画の影響でアングルなどにも注目するようになった今、現実離れしたヒーロー達を如何にリアルに観せるかという命題に真摯に取り組んでいるということが、画面を通して伝わってくるのです。

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ニュージェネレーションウルトラマンXのワンシーン。それまでは怪獣とウルトラマンの対峙を横から撮るのみでしたが、斜め下から撮ることで一般人から見たウルトラマンの戦いを再現することに成功しています。思わず「おぉぉ〜」となる。

 

キン肉マン』も復活してますし、『ジョジョの奇妙な冒険』も原画展や新アニメシリーズが始まったりと、まるでフルコースのようにぼくのあの頃のヒーローが再び時代を彩っております。

 

しかし時代は振り返るだけでは進みません。大学生でアメコミにハマったように、新たなヒーローがグイグイ来ております。

 

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僕のヒーローアカデミア』です。

 

ストーリーから滲み出る作者さんのアメコミ愛とヒーロー観が素晴らしい。上画像のキャラクター全員に見せ場があって読んでてとっても楽しい作品です。

 

とはいえやはり、『ヒロアカ』に興味を持ったのも、元からヒーローが好きな上に、アメコミへのリスペクトに溢れていたからこそ。

 

ここ数年間のヒーローはやっぱり、大きな学びを与えてくれたアメコミヒーローなのかもしれません。

 

マイペースで何が悪い

さて、以上で特別企画終了です!

 

22歳ながら未だに三大特撮ヒーローを観ている上に、今一番好きなものがアメコミ。

 

「いい年こいて」と言われても仕方ないくらいヒーローだらけですよね。

 

でもぼく、まっっっっったく気にならないんだなぁ〜。

 

それは別にぼくがマイペースのB型だからではなくて、ただ単に「好きだから」なんですよねぇ。

 

好きなものに歳とか関係なくないですかぁ??ぼく多分、死ぬまでヒーロー好きですよ。

 

だから気長にのんびりやりながらでも宣伝して、閲覧数1万をゲットしました。この数字も皆さんが好きでこのブログを覗いてくださった結果。ハイパーありがとうございます。

 

これからもゆったりのんびり、たまにガチガチで!皆さんがアメコミに興味を持ってもらえるように努力してまいりますので!

 

これからも「私立アメコミ高校」をよろしくお願いします!それでは!!

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キリ番だったので思わず保存したスクリーンショット。普段の閲覧数少ねぇ!

【哲学】好きなものとの「距離感」について

こんにちは!先日「アメコミの落し子」という称号を頂きました。ワキリントです。

 

あの時はびっくりしたなぁ。だっていつもは多くても50かそこらが関の山の当ブログの閲覧数が150とかになりましたから。

 

びっくりしたぁ〜。ふかづめさんすっげ〜。って思いましたよね。

 

皆さん調べてみてください(リンクを貼れない)。話題作から知る人ぞ知るレア作品まで網羅したふかづめさんシネマ一刀両断

 

皆さん調べました??ぼくね、そんな人から「アメコミの落し子」って称号貰ったんすよ。

 

ただぼくが気になったのはそこじゃなくてですね。

 

ふかづめさんからこんなことを言われたワケだ。

(前略)なんというか…「ワキリントさん」と「アメコミ」の距離感って、傍から見ていてすごく気持ちがいいんですよ。

 

これを読んだ時こう思いました。

…………ほぉ。

 

なんか唐突に言われたことなんですけど、これがやけにしっくりきましてね

 

いやなんとなく実感はあったんですよ。「他のとは違うな」みたいな感覚。

 

今回はこの、「アメコミとぼくとの距離感」についてちょっと掘り下げてみようと思います。

 

皆さんも各々の好きなものを思い浮かべながら、記事読んでいただきたいと思います。

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限度を決めた

ぼくとアメコミの繋がりは浅からぬものがありますが、今ほどハマったのは大学1年の頃です。

 

その時にまず、「購入するのはDVDのみ」というラインを決めました。そして現在に至るまで、そのラインはやんわり守られています。

 

この「やんわり」というのがポイントだと思います。

 

未だMCUのものしか揃えられていませんが(これでも大概ヤバいとは思っている)、いずれはDCEU、それ以前のダークナイト・トリロジーなんかも手中に納めたいなという野望は秘めています。

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今年の7月の時点で出ていたMCUのDVDを揃えた時の写真。なぜ比較としてしゃもじを置いたのかは当時のぼくに聞いても分からないでしょう。

 

しかし人生には予期せぬ出来事がつきもの。アメコミ好きが周知されるようになると、ひょんなことからコミックスを貰ったり、誕生日プレゼントでグッズを貰ったりすることがままありました。

 

そのときに「まいっか、こういう手に入れ方なら」不可抗力を認めるんですね。しゃーないやんけと。たまにはこういうのもええやんけと。

 

どっぷり浸かるのを避けてはいるけど、絶対に近寄らないと固く誓った訳でもない。これがアメコミとぼくとの「モノ」に対する距離感です。

 

平和賞をください

「モノ」とくると「ヒト」となるわけですよ。当たり前ですね。ホークアイ先生の矢が当たるくらい当たり前。

 

さて、あるコンテンツが一定の認知度・ファンを得るとどうしても、相反する「好き」が衝突して諍いが起こることが多々あります。

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何事かと思ったらうちわに土下座してるらしい。ジャニオタこえぇ〜!

 

アメコミ界隈でもちょいちょい荒ぶってる方を見かけたりしますが、そういう方に対するぼくの立場はマジで蚊帳の外です。

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偏見を交えて例を挙げると、そういうファン同士のバトルって私の推しの方が尊いんですけど〜!?!?はァーーー!?!?みたいなの多くないですか。

 

そこでぼくは「あ、こういう人にはならないようにしよう」と思うんですね。

 

ああいう方々の好きという気持ちは素直に尊敬するし、大切にすべき感情だと思うんですがね。

 

ただその……アンタの「尊い」を押しつけられても困るっていうか…ねぇ……

 

そういう人に限ってガチガチに論理武装してる人同士の対決になるから、小賢しくガードされてパンチが響かないみたいな、見てる側もスッキリしない戦いが繰り広げられるんですよね。

 

だったら私の方が好きだしー!!の方がまだお互いノーガードでインファイトかましてくるから微笑ましいでしょ。ララパルーザだよ。「ナイスファイト!」って言わしてくれよ。

 

てめぇの頭ん中の二次創作はセルフで愛でとけや。アンタのそれはもう宗教みたいなもんや。

 

とまぁこうなるわけです。どちらにせよファン同士のバトルというのは傍から見てその界隈にいい印象を一つも与えないので、アメコミ繁栄のために非暴力・不服従を貫いてます

 

「アメコミの落とし子」の次は「アメコミ界のガンジーと呼ばれてみたいもんです。

 

ほらここ、「学校」だからさ。

何より決定的なのはアメコミに対する「姿勢」なんじゃないでしょうか。

 

前に「映画には学びがある」というお話を誕生日企画でお話しさせていただきました。

 

つまりぼくはアメコミ映画を「学びの教本」「教科書」として観てるんですよね。

 

このブログがそうであるように、ヒーローはぼくにとって先生なのです。決して萌えであったり尊さを感じたり、ましてやゆかりのあるグッズを揃える対象では決してない。

 

皆さん学校の先生にそんな感情抱いたことあります??え?ある?

 

んなアホな。マンガやあるまいし。

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たまに見受けられる「教師と生徒のラブストーリー」。はぁ?犯罪やからなぁ。

 

学びに来ているという根本の姿勢が違うからこそ、「気持ちがいい」距離感が生まれているのかもしれませんね。

 

ぼくが好きなのは、本当はアメコミではないのかもしれない。

 

それらに登場する人々が往々にして持つ「ヒロイズム」こそが、ぼくが本当に好きなものなのかもしれません。

 

好きなもんがあるだけマシ

さて、アメコミとぼくとの距離感を巡る禅問答はこの辺でおしまいです。ぼく自身にとって非常に有意義な時間になりました。2週間くらいかかったけど。

 

あーだこーだと講釈をたれましたが、皆さんには「ぼくみたいになれ!」と勧めているつもりはこれっぽっちもございません。

 

先程も言いましたが色んな「好き」があって当たり前。それを堂々と言えるのも当たり前になりつつあります。

 

そして「のめり込んでしまうほど好きなものがある」ということのどんなに幸せなことか。

 

「どんなにつらくてもおれにはこれがある!」という気持ちを長らく持てなかったぼくが言うんだから恐らく間違いじゃない。その気持ち、大切にしていこな。

 

うんうん、久々に良さげな締めができた気がする。(は?)

 

それでは!

【テスト⑪-B】アントマン&ワスプ大復習!!

こんにちは!訳あって毎回やっていた復習回を1週遅らせたワキリントです。

 

皆さん先週の金曜ロードショー観ました?観ましたよね?観たと言ってくれ!!

 

嬉しかったんですよ〜!新作公開に合わせての『アントマン』放送!もうね、「ようやく分かってくれたかい」と。「ようやくちゃんとした作品を放送することを覚えてくれたかい」と。

 

『シビル・ウォー』のときなんて『アメイジングスパイダーマン』放送しやがりましたからね。そんなファッキン金ローがようやく、ようやく映画の流れを分かるようになってくれました。

 

いいぞもっとやれ!春夏秋冬アメコミ放送しろ!ジブリアメコミ細田守だけで回せ!

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そんなわけでアントマン&ワスプの復習です!早速まいりましょう!

 

あらすじ

『シビル・ウォー』でのやらかし以降、主人公であるスコット・ラングさんは、再び色んなものを壊しまくらないように政府機関からの監視を受けています。

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絵に描いたような軟禁状態のスコットさん。やることのない退屈な生活をも笑って切り抜ける楽観的な性格分けてほしいです。

 

つまりはスコットさん、師匠のハンク・ピム博士と娘のホープさんともどうやら疎遠になってしまったようです。一体何故でしょう?

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前作に続き、今作でも過去の因縁によって危機を招いてしまうピム博士。それだけ活躍の場も増えてましたよ!

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そんな博士の意志を受け継ぎ、2代目ワスプさんとして圧倒的な活躍を見せるホープさん。来日宣伝のときに前作の格好と似てたブルゾンちえみさんが出てこなくてマジで安心しました。池乃めだかさん出たから何とも言えませんが。

 

そんな状況ですがスコットさん、あと数日というところでとある夢を見ます。

 

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その夢というのがなんと!前作で長い間行方不明であることが明かされた博士の妻であり、ホープさんの母親のジャネットさんとの再会のヒントになりそう!?

 

そんなワケで色んなわだかまりがあるものの、再びチームを組むことになった3人!彼らの行く手を阻むのは……

 

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あらゆる物質をすり抜ける上に姿も見えなくなる力を持ったゴーストさん!彼女もやんごとない事情を抱えているようですが、一体どのような手を使って戦うのでしょうか!?

 

さてこのへんにしておきましょうか!なんかあらすじ書くのがヘタクソになった気がするのはぼくだけですか?

 

正統派続編!

さて、今作の見どころですが、予習回でもご紹介したサイズ・チェンジ・アクション家族愛が、より広がりを持って帰ってまいりました!

 

小さくなったり大きくなったりする、先生ならではのファイトスタイル。ではそれが思いがけず封じられてしまったら?いやこれ明らかに制作陣の都合じゃんとなってしまう展開ですが、シリーズのコメディタッチにもマッチしてますし、『シビル・ウォー』以降のこじれた関係性を象徴しているようでした!

 

そして最大の売りである家族愛。誰にだって家族がいます。

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それは敵となるゴーストさんも同じこと。最近のMCUでは、敵にも事情があって、ヒーローと同じように思い悩み苦しんでいる…という描写が見受けられますが、彼女もその系譜に入る、感情移入できちゃうヴィランに仕上がってます。

 

こんな風に新要素はそこそこに、持ってた武器を更に掘り下げた感のある今作。

 

ルイスさんのおしゃべりも絶好調だぜぃ!!!

 

インフィニティ・ウォー後の作品

はい!今回の復習回はここまで!

 

MCU作品としては20作品目となる今作ですが、アメコミ映画好きとして今作に臨む姿勢は、

 

「あの作品の後にアントマン…どうなるんやろう…」

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というものでした。言わずもがな、「あの作品」というのは『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』のこと。

 

誤解を恐れずに言うと、超大作の後というハードル、アントマン先生には文字通りデカすぎると思っていました。

 

しかしなんといいますか!いい意味で裏切られた!

 

どんだけ世界がめちゃくちゃになっても!アントマン先生が!スコットさんが!みんなが守りたいものは変わらない!

 

全宇宙をかけた戦いの後に、文字通り最小単位のヒロイズムで戦った先生のストーリーを持ってくるのはうまいなぁ!と思いました!

 

これまでの作品を観ていなくても楽しめる今作!やっぱりMCUの入り口としてはバッチリのシリーズとなっております!ぜひとも映画館でご覧下さいね!それでは!!

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ブーン。

【テスト⑪-A】アントマン&ワスプ大予習!!

こんにちは!歳を重ねるごとに24時間テレビのマラソンに感極まる確率が高くなっているワキリントです。

 

今年の24時間テレビ、テーマは「人生を変えてくれた人」でしたが、今回のテストは驚きの技術を持つスーツとの出会いで人生がガラッと変わった平凡なお父さんが主人公!

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アントマン&ワスプ』です!!

 

前作のおさらい

まずはおさらい!ということは久々に彼をお呼びしましょうね!せーの!

 

歴史教員のウルヴァリン先生〜!

 

ウルヴァリン先生(以下、ウ):やあみんな久しぶりだな。呼ばれ方が教育テレビみたいで落ち着かないし、なんとなく先週呼ばれるものだと思っていたのがワキ君のふざけた企画になってて驚いたよ。

 

ワキ(以下、ワ):んもー!そんなシビアなこと言わないでくださいよ!それでは早速紹介のほう、よろしくお願いします!

 

ウ:そうだな。まずはもちろん主人公だ。正義感は強いが、切羽詰まると悪事に走る困ったおっさん、スコット・ラングさんが今作もアントマン先生として活躍するぞ。

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彼は前作でも服役を終えてからまもなく、金持ちジジイの家に盗みに入るという行動をとってしまう。

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「そこまでせんでもよくない?」とか言わんといてください。仕事クビになっとんのです彼は。

 

しかし見つけたのはお金ではなく、アントマン先生になるためのスーパースーツだった!

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実はその金持ちジジイというのが、初代アントマン先生でありスーパースーツの開発者であるハンク・ピム博士ということを知る。

 

スコットさんは博士の娘、ホープさんルイス君をはじめとした3バカトリオの協力を得て、世界の物理法則を変えてしまうアントマンスーツの技術を守るために戦うことになるんだ。

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実はスコットさんより強いかもしれないホープさん。髪型は前作のボブの方が綺麗だったと思います(要らん情報)。

 

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中央のルイスさんを筆頭に揃いも揃ってトンチンカンだけど、盗みの技術は一流の3バカトリオの皆さん。バックしてる?

 

アイアンマン先生(以下、ア):その技術っていうのが、「アントマン」と呼ばれる所以。

 

なんと彼は技術を施したスーツを着ることによって、1.5センチの大きさ(小ささ?)に縮むことができるんだ!

 

ワ:わわっ!アイアンマン先生じゃないですか!あなたはピム博士と父親のハワード・スタークさんの間にある因縁のせいで目の敵にされてるってのに!よく来れたな〜!

 

とはいえお二人のおかげで過去もスーパーパワーも丸わかりですね!それではここからは新作の予習とまいりましょう!

 

あらすじ

ワ:前作ではアントマンの技術を知られまいと隠遁生活を送っていたピム博士。それ以降はシビル・ウォーの影響でスコットさんも自由に動けない状態になっているようです。

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今は捕まってるわけではないけど捕まってました。それよりもスタークさんに「お前誰?」って言われた方が傷ついてそう。

 

そんな中、博士の研究所が襲われる事態に!

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犯人はこちらの物をすり抜けることができる謎の女性、ゴーストさん

 

防御不可能の彼女に対してどう戦うのか!というのが今回のアクションの見どころになってきそうですね!

 

新キャラは他にも出てきます!なんと今回は、ホープさんの母親であり博士の妻である、ジャネット・ヴァン・ダインさん「まさかの」登場!

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なんで「まさかの」なのかは前作を観ると分かります。

 

そしてなんかもういかにも黒幕っぽいビル・フォスターさんも現れどうなることやら!

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余談ですが、一般的に皆さんはこの方を『マトリックス』の人と認識している一方、ぼくにはデイリー・プラネットの編集長にしか見えません。

 

見どころ

さてさてまず外せないのがこのシリーズ最大のポイントであるサイズチェンジアクション!

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スーツの技術によって小さくなれるアントマン先生。今作では逆にめちゃめちゃ大きくなる様子が確認されています!

 

また忘れてはならないのが相棒・ワスプさんとのコンビネーション!

 

親のえこひいきを疑わずにはいられない飛行能力&ビーム持ちワスプさんおのが身一つで肉弾アタックアントマン先生。緊迫したアクションの中にもこの対比によって笑いが起きそうですね!

 

そしてなんといっても最大の魅力!家族愛!

 

そう!今シリーズはピム博士とホープさん、そしてスコットさんと娘のキャシーちゃん、この2組の父娘愛が各々の行動に深く関わってきます!

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前作はこんなにちっちゃかったキャシーちゃん。

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たった2、3年でこの成長っぷり。秘密の部屋からアズカバンにかけてのエマ・ワトソンさんみたい(伝わりました?)

 

ヒーローであることを明かし、いかなるときも娘の未来を守るために戦うアントマン先生=スコットさんと、幼いながらに彼の将来を気遣うめっちゃいい子のキャシーちゃん。

 

自らの過去を悔い、前作では娘を戦いに出すことを頑なに拒んでいたピム博士と、遂にGOサインが出て使命感に燃えるホープさん=ワスプさん

 

今作でこの関係性、どのように作用し、そしてどのように変化していくのでしょうか!

 

その真相を確かめるためにも!8月31日の公開日にはぜひぜひ映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか!

 

きっとあなたの人生も変わるかも!?

 

それでは皆さん、また次回!

 

いやもうやっと公開だよ…なっげぇわマジで…たまらん…

【こぼれ話⑧】この世の全ての映画はアメコミ映画

こんにちは!2週間ブログを留守にすることになんの抵抗もなくなってきたワキリントです。

 

やっぱり日本人ですから。お盆はしっかりリメンバーミーしないとですよね。

 

逆にリメンバーミーしない方がヤバいですからね皆さん。言いたいことも言えないポイズンな世の中、自分くらいにはホワイトでいましょうよ

 

ところで映画リメンバー・ミーですが、あの映画は不思議なアイテムで死者との交流が可能になるので実質アメコミ映画です。

 

はい。ということで今回のこぼれ話は、お盆でリメンバーミーしてる間にひらめいた「あれ!?もしかしたら脳内アーカイブとこじつけ力で強引にアメコミ映画にできるんじゃね!?」という映画好きにめちゃくちゃ敵を作ってしまいそうな危険思想を実践してみる回です。

 

末期のアメコミ脳を刮目せよ!

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ラ・ラ・ランド』はアメコミ映画

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これは典型的なアメコミ映画ですね。

 

先日ようやく観ることができましたが、観なくともこの作品はアメコミ映画でございます。ハイ。

 

だってアメイジングスパイダーマンのヒロイングウェン・ステイシーがいますからね。エマ・ストーンじゃないんですよ。「おっ、グウェンって歌うまかったんや」ってなりますから。

 

このように世の中にはアメコミ映画に出演した経験がある俳優が1人でもいるとアメコミ映画とカウントする人間がいます。

 

同様の例としてグレイテスト・ショーマンがあげられますが、あの作品に関してはもう確実にアメコミ映画でしょ

 

だってウルヴァリンが火事の中に飛び込んで怪我なく還ってくるんすよ?

 

アメコミ映画でしょもう??

 

ローマの休日』はアメコミ映画

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正気か?と思われた方。正解です。その気持ちを大事にしてください。

 

が、この作品もアメコミ映画ですね。

 

なぜなら最後のシーン、

 

「たくさんの国をまわったプリンセスですが、一番好きなのはどこですか?」

 

と聞かれ、立場上「どこの国も良かったっすわ〜決めらんね」と答えるべきところを

 

「ローマ!これはマジローマ!グンバツ!」

 

とキッパリ言うじゃないですか(当学校はネタバレ禁止をモットーにしておりますが本当はこういうノリじゃないのでちゃんと観てくださいね)

 

これはアメコミ成分100%映画の『アイアンマン』のラストそのものですね。

 

となると『ローマの休日』はアメコミ映画なんですねぇ。

 

ぼくのこじつけ力にかかればアメコミ映画隆盛時代以前の映画もアメコミ映画になります。

 

コナンの映画はアメコミ映画

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とうとうアメコミ映画の波は国境を軽々と越えました。

 

ちなみになぜ実写映画ではないかというと日本はアニメ映画に触れときゃいいという反体制的な思想を持っちゃってるからです。

 

っていうかほぼ何かしらの原作を用いてるのが昨今の日本映画なんだからアメコミ映画でしょ

 

とはいえここまで来るとだいぶこじつけに無理が生じてきますね。

 

コナンの映画はアクション満載・爆発オンパレード・登場人物が何らかの秘密を抱えているという要素を持っておりますのでアメコミ映画です

 

あと七人の侍』は『アベンジャーズ』です

 

アキラクロサワ、先見の明あんなぁ〜。

 

皆さんすいませんでした。

いかがだったでしょうか。今回は「さすがに3週間空けるのはマズい」という使命感のもと進めてまいりました。しかしなぜこんな気の抜けたヤバい企画をしたのか気になりませんでしたか?

 

言うまでもなくぼくはアメコミ映画大好きです。で、アメコミ映画となると観なければならないという謎のスイッチが入ります。

 

でもそんなことをやってるとアメコミ映画に偏りすぎるんですね。狭い世界で暮らしてしまうといいますか。

 

そこでですね。ジャンルの壁を壊してみたのです。今回はそんな、「みんなアメコミ映画だと思えばこの世の全ての映画を楽しく観れるかもしんねぇな」という真の映画好きに向けての第一歩をご紹介したのです。

 

というわけで今回は「ジャンルで食わず嫌いせずになんでもかんでも観たらいいじゃんブラザー」という教訓を投げかけてみました。少しでも意外と話が分かる奴じゃんと思っていただけると幸いです。

 

次回はようやく、ようやく日本に上陸してきた純アメコミ映画の新作をご紹介します!

 

公開遅すぎてこんなネタで埋めるしかなかったとか痛いとこつくのは野暮ですよ。

 

それでは!