こんにちは!前回に引き続き、このぼく、ワキリントがアメコミを好きになった理由についてお話ししたいと思います!
前回はMARVEL屈指のダークヒーローであるゴーストライダーによって、「アメコミカッコいい!!」と思った、というところまでお話ししましたね。
今回はそんな少年と同じ目線でアメコミ映画を観ていたぼくが、カッコいいだけで観なくなったというところからお話しします。
オリジンに触れ、ヒーローを人間として観るようになった
アメコミ高等教育でも登場した『バットマン ビギンズ』。従来もバットマンを主役に据えた映画は数多く作られてきましたが、今作はそんな彼のオリジンを扱っています。
恐怖、暗い過去、背負う十字架…おおよそヒーローのような輝かしい存在とは対極にあるこれらを彼は持っています。
以前のぼくだったら「カッコ悪っ」と思っていたのかもしれません。しかし違いました。
「バットマンってこんな過去があったのか!」という驚きから始まり、「だったらここでこうするのも頷ける…」「だよね…その状況じゃ怖くて戦えないよね…」と、バットマンのヒーローらしくない行動も肯定的に観ることができたのです。バットマンだって人間だもの…という風に。
おそらく前回のスパイダーマンのようにならなかったのは、ぼく自身年齢が上がったことや、本作がリアリティを重視して作られていたことがあげられます。
「アメコミってカッコいいだけじゃなくて、奥が深いんだな」と思うようになりました。
ここでハマるのかと思いきや、当時のぼくは部活で忙しく、映画を観る時間が取れずにアメコミからは離れていきました。休みがあっても疲れを取りたくて家でゴロゴロしてました。
ヒーローの在り方をキャプテンが教えてくれた
高校を卒業し、一人暮らしを始めたぼくは、突如できた「空白の時間」をどう使うかに悩んでいました。
「そういえばアベンジャーズ系の映画いっぱいあるらしいし、全部順番通りに観てみよう」
そう思い立ったぼくは、『アイアンマン』から『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』まで一気に観賞。
そんな中でもキャプテン・アメリカの1作目「ファースト・アベンジャー」に感銘を受けたのです。
「世界を救いたい」「人々を守りたい」という精神こそがヒーローの本質であり、決して超人的な身体能力や、ビームが彼らをヒーローたらしめているのではないということをキャプテンはこの作品で教えてくれました。
このときこそ、ぼくが単なる娯楽としてアメコミ映画を観ていた少年から脱却した瞬間でした。言い換えるなら、「本当に」アメコミを好きになったのです。そして今に至る、ということです。
さて、2週に渡る自分語りもここまで!ぼくのオリジンを知っていただくことで、ぼくのアメコミ愛に対して引くことがなくなってくれれば幸いです!
次回からは再び授業をやりたいと思います!それでは!