私立アメコミ高校

本当はもっとアメコミのこと喋りたいけどね!

関東にいる意味

生活が厳しい。

 

家賃や養育費は滞りなく払えているが、何せ物価が家計を圧迫している。

 

社会人になったんだし、離婚もしてしまっているのだし、しばらく役者に戻れる見通しも立たないのだから、別に関東にしがみついている必要は無くなったのだが、それでも私のような、コンテンツに生かされている人間は「ここに居たい」と思える出来事が多くある。

 

たとえば「超クウガ展」。人生のバイブルである『仮面ライダークウガ』の25周年を記念した、仮面ライダーシリーズ初の単独展覧会。どうしても初日に行きたくて、別に欲しくもないフィギュア付きの先行抽選チケットに応募した。当然、値も張る。

 

あとはサザンオールスターズのライブ。新アルバム『THANK YOU SO MUCH』を引っさげたライブのファイナル、東京ドーム公演に行くことが決まっている。

 

東京ドームで言うと久石譲のオーケストラコンサート。これは親孝行にも近いが、母が心待ちにしていたコンサートに運良く当たったため、高かったがいい出費をしたな、と思う。

 

オーケストラコンサートで言うとMARVELのやつにも行く。サントラで映画を楽しむタイプの私でなくても心躍る音楽を大迫力で聴けるのは楽しみだ。

 

役者の学校時代の学友の舞台や映画が公開されるのは、まだ東京のミニシアターに限られている。舞台なんか面白いかどうか分かんないのに4~5000円する。

 

こんな風に、イベントのようなものが私の未来には沢山待っていて、それを観るまで生きていくことが今を頑張る活力になっていたりする。だからそういう存在のことを私は「ヒーロー」と評しているわけなのだが、ライブはツアーだし、売れてくれさえすれば全国公開されるんだし、決め手には欠けているのも否めない。

 

だからこそ、『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』の復活には久しぶりに「東京サイコー!!!」となった。

 

13年半もの間、2人のトークだけで観客とお茶の間を沸かせに沸かせていたさまぁ〜ず純度100%の最高番組、『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』が、この度BS朝日様にて『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず BSさまぁ〜ず』として、4年半の期間を経て復活を果たした。BS朝日様、本当にありがとうございます。放送が続く限り、「様」呼びをします。『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』を終わらせたテレビ朝日はゴミです。一生許さない。

 

ということはつまり、あの時成し遂げられなかった観覧に行けるということだ。

 

さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』は地元では地上波放送されておらず、ケーブルテレビで何週か遅れの回を観ることでしか触れられなかった。そんな私にとっての上京というのはつまり、リアルタイムの『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』を観れるということと同義であり、「東京」の象徴だった。

 

BSではあるがTVerで配信がされており、今や最新回をサクッと観れるようになった。ただ番組を観るというだけなら地方でも海外でも良くなったのかもしれないが、だからこそ観覧に行きたい。

 

あの時果たせなかった夢が、夢の方からチャンスをもう一度作ってくれた。これをふいにする人生にだけはしたくない。