こんにちは!芸能界の「おはようございます」にクエスチョンマークなワキリントです。
いついかなる時でも挨拶は「おはようございます」だと養成学校の人からも言われたんですけど、理由がイマイチ飲み込めません。変なマナーだと思いません?
時間の感覚って大切にしときたくないですか?朝になったら起きて、昼はやりたいこととかやりたくないこととかやって、夜はメシ食って風呂入ってクソして寝る。これがヒトってもんですよ。深夜営業してるようなお店は働いてる人達が可哀想だから閉めたげて?
というわけで、前作で「時間」をテーマに扱ったドクターストレンジ先生の最新作、『ドクターストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス』の予習といきますか!早速レッツゴー!
★あらすじ★
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でなんやかんやあり、これまで認知することのなかった(する必要のなかった)別次元―マルチバースの扉を開いてしまったドクターストレンジ先生。
己の次元、ひいてはそこで生きる自分のアイデンティティを守るため、次元同士での争いは尽きないということがそれとなーくドラマ『ロキ』や『ノー・ウェイ・ホーム』で仄めかされてきました。いや、仄めかされてたんですよ。すいませんね急にドラマの話とかしちゃって。MCUの代わりに謝ります。めんご。
突如現れたマルチバースを自由に行き来できる少女、アメリカ・チャベスさんの力によってマルチバースの持つ底なしの狂気を目の当たりにした先生。
未知の脅威に備えようとするものの、ウォンさんをはじめとした熟練の魔術師ですらマルチバースのことは理解できない状況。
なんとか解決の糸口を掴むため、『ワンダヴィジョン』で魔術に磨きがかかったワンダさんに助けを求める先生。
超ハイスペックな魔術師アベンジャーがタッグを組み、遂にスクリーンで始まるマルチバースの脅威に立ち向かいます!
★キャラクター★
さて、お次はキャラクターです!自身の持つパワーすら凌駕する強大な存在に対処せざるを得ないドクターストレンジ先生は、元々の性格も相まってか、MCUのビッグダディ、アイアンマン先生とどこか重なる存在になりそうな予感があります。超えようとしなくていいからもっと周りを頼ってほしい。
前作では味方として共に戦ったモルドさん。今回は敵として登場しますが、時間のルールだけでなく次元の壁まで壊しちゃった先生にどんなブチギレムーブをかますのでしょうか?
元恋人で医師時代の同僚、クリスティーンさんもしれっと再登場。こんなに待望されてないヒロインもなかなかおらんで?頼むわ。結婚するみたいですけど誰となんでしょうね。
新キャラのアメリカ・チャベスさんは同性愛者のキャラクター。だからといって殊更に強調するような描写は別になくていいです。世界にはずっといたんだから。
ウォンさんはなんかヤバい状況におかれている様子。こんな顔してこのシリーズのユーモア担当なんで命を落としてほしくないですね。
そして最後にワンダさん。遂にスカーレット・ウィッチとして覚醒したのはいいものの、果たして味方なんでしょうかという闇堕ちっぷり。でも先生との魔術対決が観たくないかと言われれば…観たいよねぇ〜。
★見どころ★
さぁ最後は見どころです!
シリーズ最大の強みはなんといっても観る人の悪酔いも辞さないサイケデリックな映像!今までに観たことないものを観れることにかけて、右に出るものはまぁいないでしょう!なるべくデカい画面で観たいところ!
続いては遂に開く(開いてしまった)マルチバースの影響で出会う、多様性溢れる世界観!MCUは先駆けて『ホワット・イフ…?』というアニメシリーズでもって、マルチバースの持つ無限の可能性を示しましたが、今作ではそれが実写という形で我々の目に飛び込んでくるかも!かといってアニメを復習してね、という訳では無いので安心してください。
最後は監督、サム・ライミさん!アメコミ映画好きならピンと来る、『スパイダーマン』(2002年)シリーズの監督がアメコミ映画にカムバック!ホラーを得意とする彼の手腕で、より危険でドキドキな映画体験になることでしょう!
★歴史の分岐点…かも?★
さて、、以上で予習は終わりです!
ゴールデンウィークの真っ只中という、これ以上ないタイミングで今作をぶち当ててきたこと、世界的に見てあまりアメコミ映画が浸透しているとはとてもじゃないけど言えない日本においては、ここが大きな分かれ道になるような気がしている今日この頃です。
ただでさえキャラクターの多いMCUに新たな要素とバリエーションが増え、何のために戦うのか、一体目的はなんなのか、最新作を観るためにどんな予備知識が必要なのか…etc、難解を極めていくのが容易に見てとれる昨今のMCUが勢いを失うことのないような、爆発力のある作品であることを期待しています!
遂に明日、5月4日に公開だ!こんな時に働いてくれる映画館の人に感謝して、マルチバースの衝撃と相対したいと思います!それでは!!