こんにちは!最近生活リズムが狂いつつあるワキリントです。
オンライン飲み会とかやると長話になっちゃうじゃないですか。そしたらいつの間にか夜が明けていくっていう。でもとりあえず寝なきゃじゃないですか。分かりやすく昼夜が逆転するんすよねぇ。
ブラック・ウィドウ先生
ちょっと、そんな体たらくでいいと思ってるわけ?
オススメ観賞法が紹介されるのを心待ちにしている生徒が何人いると思ってるの?全く、2週間も放ったらかしにするなんていい度胸だわ。
いきなり現れて早々ボロクソに言われて心が折れそうですが、めげずに進めていきたいと思います。自然な登場の仕方考えるのが一番めんどくさいんですよ。最早ここを書くのが大きな障害となりつつあるんですから。たまったもんじゃねぇ。
ブラック・ウィドウ先生
いいからさっさと始めなさいこの底辺ブロガー。
うーんいつにも増して辛辣だ
★「要素」を追う★
ブラック・ウィドウ先生
そういえば貴方、言いたかったことがあるんだけどいい?
前回から本当にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)をオススメする気あるのか疑問だわ。ネガキャンの方が多いような気がするんだけど。バカなの?
もちろんありますよ。ただ長い道のりになる以上、それ相応の気持ちの準備ってのが必要じゃないですか。
ぼくは言わばボス戦前のセーブポイント。「この先を進む勇気ができたならば、どうぞお行きなさい」と気長に待つ姿勢を表明しているのです。
ブラック・ウィドウ先生
なるほど。それをまどろっこしいと思う層もいるかもしれないということだけは心に留めておきなさい。
で、前回はMCUへの順応性を『アベンジャーズ』で測ることを提言して、ダメだった場合のパターンについて考えていったワケだけど、今回は『アベンジャーズ』に好感触だったパターンってことよね?
まぁ妥当にそうなりますよね。
ですがひとえに好感触と言っても、『アベンジャーズ』のどこに惹かれたか?というところが再び分かれ道となるようです。
ブラック・ウィドウ先生
どこに惹かれたか?……そりゃ貴方、この私のスタイリッシュでクールな一挙手一投足、その一択に決まってるじゃない。
どこまでも自分が大好きなあなたをぼくは応援したい。
さて本題に移りますが、『アベンジャーズ』はただ単にキャラクターが集結しただけでなく、それまでの作品で紹介された大小様々な設定も絡まりあった、まるでジグソーパズルのような作品です。
ブラック・ウィドウ先生
分かったわ!つまり貴方は、キャラクター個人の人間ドラマに惹かれたのか、それともあれだけのヒーローが共存する世界を成立させた設定の妙に惹かれたのか、そこが分かれ道だと言いたいのね!!
その通り。そして今回は後者、設定面に関心を持っていただけた方へのオススメを紹介していこうと思います。
ブラック・ウィドウ先生
えっ??ちょっとちょっとえっ??そっちにすんの?えっマジで??
えぇ。マジですよ。
ブラック・ウィドウ先生
あっダメだ目がキマってる。
前回も言いましたけどこんなMCUのオススメなんてネットにごまんと広がってるんですよ。で大体が「アイアンマンコース」とか「キャプテン・アメリカコース」みたいなキャラクター依存のオススメなんですよね。群雄割拠のネットの海で飲まれないためには差別化あるのみですよ。キャラクター別にコースなんか作るから人気/不人気が出来て不毛な争いが生まれるし。
ブラック・ウィドウ先生
その辺にしときなさい。貴方は今相当ニッチなところを攻めようとしてるんだから。
そうですね、大多数の「推しがいないと映画も観れない悲しきモンスター」のことはまたどこかで言及するとしましょう。
ブラック・ウィドウ先生
代わりに世界中に向けて謝っておくわね。ごめん。
★選抜を勝ち抜いた作品たち★
MCUの設定面と大まかに言ってみたものの、具体的には何を指すのかイマイチピンと来ないのが正直なところだと思います。
ブラック・ウィドウ先生
インフィニティ・ストーンでしょ?
一人二役の旨味を存分に使った即答スタイルやめれ。
ブラック・ウィドウ先生
だってそうじゃない?設定の妙が存分に出る作品といえばアベンジャーズシリーズ、そのキーアイテムとして毎回出てくるのがインフィニティ・ストーンなんだもの。
キャラクターのドラマに振り切った作品も中にはあるけど、MCUを構成する要素としてのインフィニティ・ストーンを追いかけさえすれば、キャラクターは覚えられなくても設定面は理解できるもの。
言いたいこと全部言われた。
この勢いやったら作品まで言い当てられそうなんでもう紹介してやろう。テンポよくいきます。
まずは『マイティ・ソー:ダーク・ワールド』。ここでは赤いドロドロしたやつ、エーテルが登場します。
続いて前回に引き続き2回目の登場『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。ここで初めて「インフィニティ・ストーン」という名称が、地面に触れたらヤバいやつ、オーブと共に登場します。
『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』では一作目に出ていた四角い青いやつ、四次元キューブと、悪者が持ってた洗脳するやつ、セプターの正体がインフィニティ・ストーンだったということが明かされます。
そして最後が『ドクターストレンジ』。ギュルっとやったら時間もギュルっとできるやつ、アガモットの眼の登場によって、6つあるストーンのうち、5つがぼくたちに要素として与えられます。
その後は『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』そして『アベンジャーズ:エンドゲーム』と観ていきましょう。
ちなみにこの流れで『エンドゲーム』を観た場合、把握できるのは全体の4分の1です。
★MCUを作るのは貴方だ!★
ブラック・ウィドウ先生
す、すごい……『アベンジャーズ』以前の作品と『エンドゲーム』後の作品を除いても実に10作品は無視してるわね。
こうやってみて気づいたんだけど、宇宙にまつわるストーンだからか、ソー先生が絡む頻度が多いわね?
気づいちゃいました?
変な意図も特にないんですが、強いて言うなら「個人に感情移入することなく、達観した目でMCUを眺める」にはソー先生くらいの距離感がちょうどいいのかもしれませんね。
もちろん先ほど挙げた作品を観ていく中で「こいつ誰?めっちゃいい」とか「なんでこんなことなったん?」とか思ったのであればいくらでも寄り道が可能ですからね。
ブラック・ウィドウ先生
『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』のための作業という印象が拭えないものね、このラインナップだと。
順番通りに観なきゃ死ぬワケでもないし、みんなの心の琴線にどの作品が響くかはフィーリング勝負みたいなところもあるしね。
オススメという趣旨を根本から破壊していくところに落ち着いちゃいますよね、こういうシリーズ物は。
気負いせずに興味持った作品から気になる分だけ観ていけばいいんですよ。ネットのネタバレ記事を読んで映画を観た気になる、そんな逆転生活を皆さんが送りさえしなければぼくは満足です。
ブラック・ウィドウ先生
おそらくこのタイミングでMCUに触れようとしてくれた人って、『エンドゲーム』が世界興行収入で1位になったとか、周りの話についていくためとか色々あると思うんだけど、何も全部観て全部絶賛しろって言ってるワケじゃないのよね。
個人的な話ですけどぼくも「映画好きを名乗るにあたってスター・ウォーズ観てないのはマズいやろ」って感じで観ましたけどぶっちゃけイマイチでしたし、その感性を自分で疑いもしてないというか、「そういうやつがおったってええやろがい」って思うんですよね。
ブラック・ウィドウ先生
既に世界中でファンが沢山いるようなコンテンツに足を踏み入れようとした時点で貴方という人間は賞賛されるべきだし、そこで負い目を感じるようなことがあるとしたら、それは同調圧力があるということを意に介さないファンのせいだわ。
さすがにアツいこと言い過ぎてません?
ブラック・ウィドウ先生
確かにそうね。これが深夜テンションかしら。
この辺にしときます?
ブラック・ウィドウ先生
この辺にしときましょう。貴方本当に生活リズム直しなさいね。
オカンかよ。