【テスト㉒-A】BIRDS OF PREY ハーレイクインの華麗なる覚醒 大予習!!
こんにちは!次の日が休みの日に限って夜更かししちゃって結局寝不足気味になりますよね。どうもワキリントです。
毎朝のように5時半起床をしていると、どれだけ寝たくてもなんやかんや7時くらいには目が覚めちゃうんですよ。せっかくの休みの日くらい昼過ぎくらいまで寝てたいのに。英気を養わせてほしい。
というわけで寝たのか寝てないのかイマイチはっきりとしない今日お送りするのは、今年初めての予習回でございます!
2020年に入ってからはまともなアメコミの授業を全くと言っていいほどしてこなかったですが、ようやく本校のホームグラウンドに帰ってまいりました!ビバ・アメコミ!!
久々にして今年一発目を飾るテストは『BIRDS OF PREY ハーレイクインの華麗なる覚醒』!タイトルがなげえ!!
さぁやっていきましょう!
★あらすじとキャラクター★
なんか懐かしいですね、この見出し。半年ぶりくらいな気がするわ。感慨深さすらあります。歴史ですね。
今回の主役はDCコミックス随一のクレイジーガール、ハーレイクイン君。自由奔放な性格でやりたい放題する彼女は絵に描いたような問題児。
彼女が「プリンちゃん」と呼び、その愛に身を捧げているのが、昨年世界に旋風を巻き起こした悪のカリスマ、ジョーカー君。
しかし今回のテスト、永遠かと思われた二人の愛がまさかの破局!一体何があったんでしょうか…ちょっと予想してみましょう。
・トイレ行った後手を洗わない。
・スカッとジャパンとヒルナンデスが好き。
・誕生日プレゼントがサルの脳味噌だった。
・ジョーカー君が転売ヤーだった。
・目玉焼きにかける調味料が違った。
・タランティーノに嫉妬した。
・タピオカ店と一悶着あった。
・箸の持ち方が汚い。
・モラハラがひどい。
・ジョーカー君の役者が変わった。
こんなとこでしょうかね。皆さんの予想も教えてください。ぼくはもう限界です。よくぞ耐えていただきました。
ハートブレイクなハーレイクイン君はヤケになって自慢のツインテールをバッサリカットしたり、思い出の化学工場を爆破したり、しまいにはペットショップでハイエナを購入したりと自由に拍車がかかります。
それもそのはず、クレイジーカップルとはいえジョーカー君はハーレイ君の手綱を握り、暴走しないようにそばに置いていたのです。そんな彼と破局したということは即ち檻に入れられていたライオンが解き放たれるのと同じ。
悲しみのエネルギーを発散するかのように、そして抑圧されていたクレイジーな欲求を解放するかのようにアグレッシブにゴッサムシティを闊歩するハーレイ君。極悪キャラクターに抑圧も何もないんでしょうけど。
そんな感じでフリーダムな生活を謳歌していたハーレイ君でしたが渡る世間は鬼ばかり。過去に恨みを買ったチンピラやギャング達が、ジョーカー君という後ろ盾を失った彼女にお礼参りにやってきました!!ある意味モテモテですね。
今回の悪役(ってか全員悪役ですが)であるオビワンブラックマスク君もその一人。残忍な彼に捕まってしまったハーレイ君は、やりたくもないダイヤ強奪の任務を強制的に与えられます。
そのダイヤを持っていたのはスリの少女カサンドラちゃん。悪の親玉がスリにしてやられるようじゃ大した組織じゃなさそうですね。
とはいえ狙われているのは幼気な少女。容赦ない極悪集団に渡してハイサヨナラするほど非情なハーレイ君ではありません。彼女を守るためにチームを結成!
さぁ行くぞ!イカれたメンバーを紹介するぜ!
メンバーその1! 仕事の腕はあるのに出世コースから遠のいているゴッサム市警のダーティ女刑事! レニー・モントーヤ!
メンバーその2! ブラックマスクの部下でありながらチームに入団!その理由と声には何やら秘密がありそうだぜ! ブラック・キャナリー!
メンバーその3! こちらも秘密の過去を持っているぜ!一体誰を掘り下げるつもりなんだ!クロスボウを操る殺し屋! ハントレス!
以上だ!もれなく女性で構成された悪カワチームがブラックマスク軍団と大激突!ダイヤはもうどうでもいいぜ!!Yeah!!
…こういうノリってちょっと疲れるな。
★女性キャラクター映画に対する雑感★
さて、いつもならここで見どころを紹介するんですが、今の時代世に出るような女性が主役を張るアクションとかヒーロー映画なんていうのは「男性顔負けの!」みたいなのがそのまま見どころになっちゃうじゃないですか。というかそうならざるを得なくないですか。
これが「女性ならではの!」となるとそれはそれで「性で分けている」ことになりますし。
とはいえ近頃の女性主役の映画が乱発されるのも媚びてる感じがしてちょっと引いちゃうんですよね。ごめんなさいね。男だからこんなこと思っちゃうんでしょうか。女性の方は昨今の状況に諸手を挙げて喜んでいるのでしょうか。
昔ヒットした作品の女性版とかモロじゃないですか。女性であることを武器にせず、あくまで一人の人間として描く。このスタンスにはぼくも賛同していますし、セクハラやら性差別やらはなくしていくべきものです。ヒーローを、正義を愛するものとして。
ただねぇ、正義正義言ってると「鬱陶しいわボケ」となってしまうものなんですよ。分かっとるわっていうね。そんだけ言われんでもこちらは皆様の想いしかと受け止めましたからっていう。宿題やれって言われてるみたいな。
今年はほぼ女性キャラクターがアメコミ映画の主役となっている革新的な年ですが、あくまでぼくは「イチ映画として」色眼鏡かけずに観ていく所存です。それが全ての作品に対する礼儀ですよね。やいのやいの言いましたけど。気分悪くされた方ごめんなさい。
『キャプテン・マーベル』をはじめとして、「そういう」映画は抑圧からの解放や差別へのカウンターとかになってしまいがちなのですが、今年初のアメコミ映画が本作でよかったのではないかと思います。
なぜならハーレイ君はそもそもの価値観がぶっ壊れているクレイジーガール。元々ルール無用のヴィランですから余計に説得力が増しますよね。なんというか言い方が悪いですけど「フォーカスされてこなかった」側の言葉なので。天真爛漫な口ぶりで「私たちがすごいなんて当たり前じゃん!」とか言ってくれたらぼくも髪の毛カラフルに染めよう。
ということでついに日本へ上陸する『BIRDS OF PREY ハーレイクインの華麗なる覚醒』!!極悪だからウィルスで延期する情報も今の所入ってませんし、ブラックではなく普通のマスクでしっかりと感染予防して楽しみましょう!!それでは!!
コロナで退屈な日常なんてドーーンなんだから!!