私立アメコミ高校

アメコミに関する様々な授業をしていきます

【テスト㉑-A】ジョーカー大予習!!

こんにちは!!軽減税率を巧みに使いこなしたいワキリントです。

 

その場で食べると10%、テイクアウトだと8%になるという税率ですが、どこの企業も「んなシャラくせぇシステム乗っかってられるかアホンダラ」と言わんばかりにお値段据え置きを謳っております。

 

こりゃあ政治家共ざまぁみさらせですよ。

 

さて、今回は地獄からのヒーロー『ヘルボーイ』を復習して…

 

なーーーーんてねーーーーー!!!!ジョークデーーーーーーーーース!!!!

 

騙されたっしょ!ざまぁみさらせ!!

 

今回本当に行う授業はこちら!!

 

2019年アメコミ秋の陣後半戦、『ジョーカー』の予習となっております!!

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遂に今年最後のアメコミ映画となってしまいましたが、ジョークみたいにハードルがグングン上がっている本作品!

 

アメコミ界だけでなく、映画界を震撼させる一本を早速予習していきましょう!

 

★あらすじとキャラクター★

 舞台はバットマン先生でお馴染みゴッサムシティ。犯罪と腐敗が蔓延した、この世の地獄みたいな町です。ヘルボーイ先輩は残念ながらいません。

 

そこでひっそりと暮らすアーサーさんが本作の主人公。年老いた母親の介護をしながら、大道芸人として「人々を笑顔にする」ことを生業にしておりました。

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そんな怖い顔すんなって。笑おうぜ。

 

貧しくも幸せなアーサーさんの暮らしに彩りを与えてくれるのが同じアパートに暮らすソフィーさん。彼女に密かな恋心を寄せるアーサーさんでしたが、の人生を少しづつ蝕む不幸に、は気づくことができませんでした。

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やがて心優しいはずだったアーサーさんの「幸せ」は、次第に「狂気」へと姿を変えていくのです…

 

一人の男性がいかにして悪の道へと転がり落ち、主役になるほどのカリスマ性を持つキャラクターになってしまったのか、本作ではそれを描いていくみたいですね!

 

★キャスティングがすごい★

いつもならばこの後すぐに見どころへと続いていくのですが、今回はキャスティングに注目していきましょう。なんかすごいらしいよ。

 

まずはアーサーさんを演じるホアキン・フェニックスさん

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聞いたところによるとスタンド・バイ・ミー』のリバー・フェニックスさんとはご兄弟ということで、ご本人も『her』などの代表作をお持ちでいらっしゃるとか。

 

しかし今回注目するのはこのエピソード。

ホアキンさん、一度役者を辞めてラッパーに転向しておられます。

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マジで!?!?と思われた方、マジですがマジじゃないです。確かに一度本当にラッパーとして活動した時期はあるようですが、それは「役者ホアキン、ラッパーなるってよ」的な作品の一環。ギリギリノンフィクションのフェイクドキュメンタリーということですね。

 

自由な活動でのらりくらりと映画界を漂うホアキンさん。ピエロメイクをして人々を楽しませる大道芸人から変貌していく様をどう表現してくれるのでしょうか?

 

ソフィーさんを演じているのはジー・ビーツさん

代表作といえばもちろんアレですよね?

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デッドプール2』のドミノさんですよね??

 

どうやら狂ったキャラクターとただならぬご縁があるようですね。

 

脇を固める役者さんもアメコミ映画に縁のある方ばかりの本作、アメコミ映画好きにはたまらないですね〜!

 

そして最後に驚きのキャスティング。

テレビ司会者としてアーサーさんの人生を変えていく重要な役を担うのは…

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口に出して名前を言いたいけど作品自体は観た事ない役者さんランキングベスト10の常連、ロバート・デ・ニーロさん!!!

 

まさかアメコミ映画に出演してくださるなんて思ってもみませんでした!キャリア終わりかけなんすか?

 

おかげで我が野望「この世の全ての映画をアメコミ映画にこじつける」をやりやすくなりました!!本当にありがとう!!次はアル・パチーノさんとか観てみたい!!カッコいいから!!

 

★個人的なハードルを越えてくれ★

さて、以上で本作の予習はここまで!!

 

大映画祭の一つ、ベネチア国際映画祭の最高賞でもある「金獅子賞」を獲得し、批評家だけでなく、試写会を観た皆さんの評価も近年稀に見る絶賛の嵐!!!!

 

しかし天邪鬼なぼくとしては、「いやお前、そこまで上げて大丈夫なん??」「ネットでも絶賛の嵐って、そりゃそうやろ褒めたい奴しか褒めんのやし」「賞を獲るのと面白いのは必ずしもイコールやないからな??」となっております。

 

 

嘘です。

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ずっこけ〜。

 

フツーにめちゃくちゃ楽しみですよ。さっき言ったハードルなんて軽々と越えてくるでしょう。非の打ち所がないもの。吹き替え版を作らないっていうのもこの期待に大いに貢献しておりますよね。どっかのコスプレ映画しか撮れないデブがふざけて流行りの役者に主役の声やらす心配がないんですよ。これを期待せずして何を期待しろというの。政権交代とか?

 

ただ本作に設置された、唯一にして最大、超個人的なハードルがあるんです。

 

それが本作、悪役を主人公にしているという事。

 

そう、一年前のぼくを極限まで苦しめた最低最悪の悪役主人公映画。あの二の舞になることをぼくはめちゃくちゃ恐れています。

 

頼むからあんなクソみたいなお話にはならないでくれよ。

 

日米同時公開の10月4日を複雑な気持ちで迎えることになりますが、皆さんは期待100%で臨んでくださいね!!それでは!!

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