こんにちは!先日遂に大学を卒業しました!ワキリントです!!
つまりは4年間アメコミ好きでいたということですね!いやはや月日が流れることのなんと早い事か。皆さんには「卒業おめでとう、ブラブラブラ」と祝ってるんだか祝ってないんだか分かんない祝辞を述べていただけるとワタクシ非常に喜びます。
しかしそんな喜びに浸るのも束の間。今回行う授業は全世界が釘付けの「あの映画」でございます!!
『アベンジャーズ:エンドゲーム』じゃあ!!イエッサー!!!
いやぁとうとう近づいてきましたねこの日が。ちょっとやそっとの授業じゃあこのテストはクリアできません。
こんなテストからMCUに入ろうとする命知らずな方々のために、雨が続いてカミナリ鳴って山が火を噴き海が荒れても!バッチリ予習をしていきたいと思いますよー!!頑張っちゃうもんねー!!!
そういえばまた不思議な空間に来ていますね…この前も直前に銃声のようなものを耳にした気がしますが、まぁ気にしないこととしましょう…ってあら!?!?まさかあそこにいらっしゃるのは!?!?
最強の魔術師、ドクター・ストレンジ先生ではありませんか!!
ドクター・ストレンジ先生(以下、ド):やあワキ君久しぶりじゃないか。卒業おめでとうブラブラブラ。再会を喜びたいところではあるんだが、今それどころじゃなくってね。
ワキ(以下、ワ):あ、ありがとうございます。それにしても先生、一体何をしてらっしゃるんですか?
ド:ほら、私は前作『インフィニティ・ウォー』で、ここの番長サノス君と戦う際に分岐する1400万605通りの中から唯一の勝つルートを見つけただろ?
ケツアゴ紫ゴリラことサノス君。懲りもせずに今作のメインヴィランとなります。
ワ:あ!そういうことか!つまり先生はここで、その勝利ルートをアベンジャーズのメンバーがキチンと辿れているのかを見守っているんですね!!
ド:その通り。仲間が大幅に減ってしまい、残ったものたちにも喪失感が拭えない。まさにここが正念場なんだ。
ワ:確かに…ここからどうにかして立ち上がらないと仲間たちの無念も晴らせませんもんね!!頑張ってもらわないと!気になるんでぼくも一緒に見守ってもいいですか?
ド:ああ構わないよ。ただ気をつけてくれ。今私が見守っていた世界は実際に進んでいる世界かどうか定かではない。
ワ:なんですって!?一体ぜんたいどうしたんですか?
ド:それはこの世界を作り上げた兄弟監督のルッソさんが
ワ:まぁぁぁぁぁぁぁぁたアイツらかコンチクショーが!!!!!!!
前作に引き続きメガホンを取るルッソ監督。本編にない映像を予告編で垂れ流すのでワキリント氏は甚大な被害を被っています。
宇宙のようす
ワ:さて、まずはMCUの礎を築いたアイアンマン先生=トニー・スタークさんがどうなっているのかを見てみましょうか!
ド:私が持っていたタイム・ストーンを巡っての戦いを惑星タイタンで終えた彼は、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの使っていた宇宙船ベネター号で宇宙を漂流しているようだな。
ワ:ひどく憔悴しきっているようですね…しかも宇宙に取り残されているとなると、地球に残してきた恋人のペッパーさんをはじめとした、ヒーローとなって守りたかった大切な人々がどうなっているのか、気がかりでないでしょう…!
ド:だからこそ、だ。彼は洞窟の中でアイアンマンスーツとその動力源を作り上げた天才だ。今回もその不屈の精神で、必ず地球へ帰還してくれると信じている。
ワ:もしくは万策尽き果て死を待っていたトニーさんの前にキャプテン・マーベル先生が現れ…
あ、勝ったやん。
ド:おい、それを言うなワキ君。それは言わない約束だろうワキ君。彼女は手からビームは出るしとてもタフだから、サノス君なんてお茶の子さいさいだろう。そこを考慮しない製作陣じゃないぞ。だからこそ毒とか盛られて弱体化するんだ、多分。そうじゃないと独壇場だからな。
ワ:天才の名をほしいままにしたスーパードクターの発言とは思えないくらいテキトーな予想ですね。
ド:まぁ、ルッソ監督だからな。時には諦めも肝心だろ?
ワ:悟ってんなぁ〜
地球のようす
ワ:お次はワカンダでサノス君の軍勢と戦い、ボロボロになったアベンジャーズの面々。
ド:キャプテン・アメリカ先生やソー先生はどうやら立ち直れてないみたいだな。チームを率いているにも関わらず、自分が生き残ったことに対する悔いのようなものだろうか?
泣いてるけどそんなことより髭を剃ったことに注目してしまう先生。
ふさぎこんでる感じがエグい先生。『バトルロイヤル』の勢いは何処へやら。
ワ:そんな二人とは対照的とも言えるのがブラック・ウィドウ先生やハルク先生、ホークアイ先生でしょうか?自分の力の限り足掻いている…そんな印象を感じますね。
ド:ホークアイ先生なんてローニンと名前を変えてまで悪を撲滅しようとしてるからな。いかついタトゥーまで入れてるし。
ワ:先生、もしかして家族が犠牲になってしまったんじゃないでしょうか…?そう考えるとこの豹変ぶりも納得がいくかも。
ド:それに加えて気になるのがブラック・ウィドウ先生の髪の色だよ。前作では金髪で、予告の中ではそのままだったり、元の赤毛に戻っていたり、金髪が伸びて赤毛を覗かせていたりと様々だ。かといってこれが時系列に当てはまるのかと言われると違うような気もする。何かストーリーを読み解く鍵になるんだろうか。
悲壮感のせいで若干老けて見える先生。
ワ:ぼくはハルク先生の気持ちが謎ですね。サノス君に恐れをなしたのか、それとも反抗期なのか、バナーさんの呼びかけにも応じず、大暴れも観れなかった。フラストレーション溜まりまくりですよ!!
ハルクになれず、その上行方不明の仲間も多い。こりゃ参った状態の先生。
今週じゃないよ
ド:さて、もっとこの世界の行く末を見たいんだが、現時点ではこれが精一杯だ。長い間MCUを追いかけ続けた諸君なら分かっていると思うが、『アベンジャーズ』で団結した初期メンバーの6人、つまりは11年に及ぶMCUの歴史を繋ぐための基礎を作り上げた6人が生き残っている。
ワ:『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』で崩壊状態になったアベンジャーズ…その始まりとなった彼らが再び手を取り合い、立ち向かうことを決意する!!それが1400万605通りの中から先生が見つけた勝利への道に必要なことだったのでは!?
また観たいよ。彼らが集まったところを。
ド:さぁ、どうだろうなぁ…
ワ:うわっ!肝心なところはぐらかすやん!!このイジわるっ!!
ド:なんとでも言いたまえ。そうだ、言い忘れてたが君はこんなところにいるべきじゃあない。早く元の世界に戻るべきだ。
ワ:え?元の世界??戻る??先生、急にどうしたんですか?
ド:君は今週末に公開を控えた『シャザム!』を観に行かなければいけない。アメコミ好きとしてね。それを観終わったら、来週末に待ち構える最大の戦いに備えるといい。
ワ:えっ!エンドゲーム、今週じゃないの!?!?!?ヤダヤダヤダヤダ!!っていうか今週はどっちかって言うと『シャザム!』の公開よりTHE YELLOW MONKEYの新アルバム『9999』の発売の方が楽しみで…
ド:つべこべ言うのは嫌いでね…
ジジジジジジジ…
バシュン!!
ワ:うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…
ド:さて、少々手荒だがワキ君には私の魔術で元の世界に戻ってもらった。諸君も待ちきれないというところだろうが、もうしばらくの辛抱だ。
思えば一年前、サノス君の歪んだ信念のために数々の生命が失われた。そしてその喪失感、絶望、悲しみを抱きながらも耐え抜き、今作でようやく「報復(=Avenge)」の時がやってくるわけだ。
サノス君が味わうのはアベンジャーズのメンバーだけじゃあない。11年の歴史を刻み、共に戦って語り継いできた、MCUを愛する全ての人々からの報復の拳だ。正義の鉄槌だ。愛の力だ。
それじゃあ諸君にも、元いた世界へ戻ってもらうとするかな。
ジジジジジジジジ…
バシュン!!