謎の声:ハァーイみんな♡俺ちゃんだよん!!
俺ちゃんの映画は向こうでもう公開されてんだけどさ、日本人ってやつは演技力ではなく演技に対してのストイック(笑)な姿勢を指して「演技派俳優」と呼ばれるファッキン俳優と、誰にオマタ開いたかも分かんねぇファッキンビッチ女優がプラトニックなファックしてるだけの映画しか興味がないそうでね。だから遅いんだよ。しょーもな。
でもいいことだってある。それは今回の授業みたいに今知ったところで『アイアンマン2』の「別れた妻」くらい役にも立たねぇキャラクターを紹介しようとするスキマ時間ができるってこと。俺ちゃん流に言うとオナニータイムだ。
だからアイツ、俺ちゃんの映画が公開間近ってところで、俺ちゃんの中の人であるライアン・レイノルズちゃんがその昔演じて、映画は見事にコケたキャラクターを紹介しようと考えたらしいんだよね。涙ぐましいじゃん。褒めてやんなよ。
ってことでなんなら俺ちゃんが紹介しようってなってんのよ。みんなついてきてる??
参ったもんじゃねぇよなぁ、俺ちゃんもお前らも、アイツが1週間記事も書かずに考えた、結成3ヶ月のインディーズバンドのMCくらいくだらねぇ設定に付き合わされるんだから。
アイツも悩んでんだよ。思いつきで俺ちゃんに殺される流れ使って、その後の展開に引っ込みがつかなくなってんだ。
んじゃ登場してもらいまーす。なかなか軌道に乗らないダークなDCコミックスからやってきたグリーン・ランタン先生でーす!はいドーン!!
悪ぃが今レイノルズの体の占有権は俺ちゃんにあるから、先生はビジュアルだけな。
それでは早速、デップー、イキまぁす!
オリジン
ざっくり話すとだな、イマイチパッとしねぇハル・ジョーダンってやつが、ご都合主義的に宇宙人が乗った船を見つけて、瀕死のキショいオッサンから指輪とランタンを貰う。
そしたら宇宙を守る警備隊であるグリーン・ランタンになれた。ハイ終わり。
えっ!もうイッちゃったの!?
ビジュアル的には変わったかもしれないけど、心は未熟。例えるとそうだな…素人童貞ってとこだ。
だから遠い宇宙にあるグリーン・ランタンが集まる星で修行をするんだ。
たくさんいるが映画に登場するのは2~3人だ。予算がなかったんだろ。
コイツが先生の師匠だ。見た目はいかつくて素っ気ない態度だけど、酒を飲むと泣き上戸だ。あとカーペンターズのカントリー・ロードをよく歌う。
能力
俺ちゃんの力も大概チートだけど、先生の力もぶっ飛んでるんだ。1回使うともう病みつき、最高にハイな気分になれる。
グリーン・ランタンの戦士は頭の中で思い描いたものを指輪の力で具現化する力がある。
だからこの肌の赤いキングスマンは騎士っぽい剣を作って戦う。
対する先生は現代に暮らす地球人だ。素人童貞仕込みの想像力がここで強みになるってわけだ。
こんないかついのでブチ抜かれたら俺ちゃんイッちゃう♡
ってなわけで先生の担当科目は「美術」だ。生徒諸君はヌードモデル頼まれても絶対に受けるなよ。キスを強要されても拒否するんだ。俺ちゃんはやる。それが俺ちゃんのルール、「法則」ってやつさ…!
魅力
先生の魅力はズバリ「人間臭さ」だな。
力について何の知識も無かった頃は修行することに対しても、「指輪に選ばれた」っていう言葉に対してもアタフタしてたところ。
力を使いこなせるようになってからすぐに疎遠になってた元カノにアピールしてヨリを戻そうとするところもな。
あとはアレだな。
俺ちゃんと同じでやるときゃやる!ってとこだ。
確かに映画としてはそりゃもうモッタリモッタリししてたけど、人間らしさを逆に力にして危機を乗り越えた先生はまさにヒーローと呼ぶにふさわしい!
…って、アイツのメモに書いてあったよ。
まぁ俺ちゃんの映画でもネタにできたし、この作品が存在する意義はギリギリ保たれてるって感じだな。
よーし俺ちゃんのお仕事はここまでだな!んじゃこのへんで退散と…ん?もうひとつメモがあるな…どれどれ…
「ちなみに先生役のライアン・レイノルズさんは、元カノ役として共演したブレイク・ライブリーさんと実世界で本当に結ばれたんです!」…
えぇー!!先生ー!ホントにヤるときゃヤるじゃーーん!!
素人童貞卒業おめでとう先生!