こんにちは!今回は2018年一発目のアメコミ映画!
『ブラックパンサー』復習回を行います!
世界中でブラックパンサー旋風を巻き起こしている今作!
予習回では今作の舞台であるワカンダ王国をはじめとした様々な謎が浮かび上がってきましたね!復習回ではそれらをネタバレにならないよう、デリケートに解き明かしていこうと思います!それではまいりましょう!
デリケートにあらすじ紹介
『シビルウォー』の後、ブラックパンサー先生としてワカンダ王国へ帰還したティ・チャラさん。
父親の死を悲しむ間もなく、ワカンダ伝統の王位継承の儀式を行います。
そうして正式にワカンダ国王となったティ・チャラさんですが、彼には国王としてワカンダ王国の秘密を守り抜くという使命があります。
そのためティ・チャラさんはワカンダ固有の金属であるヴィブラニウムを狙うユリシーズ・クロウさんを捕らえるため釜山へ。
狡猾かつ巧妙な作戦を立て、ヴィブラニウムを盗んでいくことを楽しんでいるクロウさんですが、彼よりヤバいのは後ろのキルモンガーさんだったのです!
目的のためなら手段を選ばないキルモンガーさんはなんとワカンダ王国を訪れティ・チャラさんにこう言います。
「お前は王にふさわしくない」と…
こうして始まる二人の決闘!降伏か死によって決する勝負の行く末やいかに!
…よーし、だいぶデリケートに紹介できた!続いては見どころをご紹介します!!
デリケートな見どころ紹介
今作が高い評価を得ている理由としては、女性の活躍があげられます。
国王親衛隊の隊長オコエさんも、
女スパイのナキアさんも、ヒーロー映画にありがちな人質になる系のキャラクターではなく、己の肉体を武器に敵を打ち負かしていくカッコいいキャラクターでした!
特に先生のスーツを作った天才科学者のシュリさんは、モノづくりや面白キャラを担うだけでなく共に戦う強い女性として描かれていて、それが他のヒーロー映画と一線を画していたなと思いました!
続いては野性味溢れる音楽と幻想的な風景の数々!
ケンドリック・ラマーさんをはじめとした様々なアーティストが手がけた楽曲は、
実はハイテク国家だったワカンダ王国の街並みのように最先端でもあり、
同時に猛々しさを感じさせる大地の力を表現したかと思えば、
鎖国下で育まれた独特な世界観を表しているようにも感じます!
音楽なしでは語れない!と言っても過言ではないでしょう!
なぜデリケートなのか
さぁ!以上で『ブラックパンサー』の復習はここまでです!
今回は「デリケート」をテーマに授業を進めていきましたが、そうなるのは理由があります。
それは今作が政治的にリアルタイムで強いメッセージを発しているからです。
作中で描かれていたテーマを扱うのは非常に神経を使うデリケートな作業だったと思います。
しかし現実は、そういった「それ、ちょっとどうなの?」という突っ込みどころを「デリケート」として触れないのが一般的です。
今作でティ・チャラさんはヒーローとしてではなく、国王として一回りも二回りも成長しました。その要因としては、皆が「デリケート」として見て見ぬふりをしていた部分に向き合おうとしたからです。
そしてその行動は、ワカンダ王国にとっても、今後のMCUにとっても大きな一歩となったと思います。
ヒーロー映画の一作目は「オリジンもの」が常ですが、今作は「ヒーローではなく、ワカンダ王国の」オリジンだったのではないかと思います!
4月の『インフィニティ・ウォー』に向けて手を緩めるかと思いきや、更なる期待を高めてくれる大傑作『ブラックパンサー』!皆さんもぜひ映画館へ足を運んでくださいね!
そして次回からは本格的に『インフィニティ・ウォー』関連の授業を進めていきたいと思います!まずは今まで「見て見ぬふり」してしまっていたテーマから扱うつもりなので、楽しみにしていてくださいね!それでは!!
最後に唐突なお気に入りキャラのエムバクさん。