私立アメコミ高校

アメコミに関する様々な授業をしていきます

ガチ英語~アメコミ映画の脚本を読んでみた~

こんにちは!そして皆さん、あけましておめでとうございます!! 

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本年も当ブログをよろしくお願いします。

 

今年はぼくもリアルの世界で就活が始まりますが、変わらず続けていく所存ですので応援よろしくお願いします(しんどい)!!

 

さて、そんなリアルの世界では先週センター試験が行われましたね。今回の主役はムーミンだったそうです(違う)。

 

ということは今、受験生の皆さんは本格的に二次試験の勉強を進めているのではないでしょうか??

 

本校はアメコミのことしか教えませんが、今回「何か力になれないものか…」と考えた結果気づきました!

 

アメコミ映画で英語勉強できるのでは!?!?

 

短い試験時間の中で内容を理解し、正確に答えなければならない上、配点も大きめで一つ落とすと致命傷になりがちな英語の長文問題。

 

「大事なのは分かってるんだけど、どうにもやる気がおきない…」という方に、アメコミ好き的な勉強法をご紹介します!それは!!

 

映画の脚本を読む!!

 

話すよりやってみた方が伝わりやすいと思うので、早速お見せしましょう!!

①何も考えず映画を観る

まずは肩の力を抜いてとりあえず映画を一通り観ちゃいましょう。最悪ここで止めてもいいです(企画意図無視)

 

ストーリーを把握することで、この先の勉強で出てくる固有名詞や単語の意味に大体の見当がつきます

 

脚本を手に入れる

映画を観終わったら、できるだけ早く勉強にとりかかりましょう!教科書となる脚本を入手しないことには始まりません。インターネットで公開されている好きな映画の脚本をダウンロードして印刷しましょう!

 

好きな映画のタイトル+scriptで検索すれば見つかります。たぶん(雑)。

 

今回はこの↓リンクからダウンロードできる、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスの脚本を読んでいきたいと思います。

http://waltdisneystudiosawards.com/media/scripts/GotG2.pdf

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無料で公開されているんだから太っ腹ですよね〜!! 

 

③説明文を読む

さてここから内容に入っていくわけなんですが、脚本には大きく分けて3つの文章があります。

 

説明文・会話文・場面転換の注釈です。このうち説明文をしっかりと読みます。

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分かる人には分かる懐かしの読み方スラッシュ・リーディングで文を意味内容で区切っていき、和訳していきます。

 

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分からない単語や熟語が出てきたら、文脈を考えながら意味を調べます。見ての通り、めちゃくちゃな数の言葉が出てるんですね〜!!

 

で、これを全編やっていくんですが…

 

長いのですぐには終わりません。

 

なのでキリのいいところとか、飽きちゃったところで次の工程に進んじゃってもいいのかな〜という感じです!

 

④映画を英語音声・字幕なしで観る

さぁここからはリスニングの力も上げていきましょう!

 

ネイティブと同じ環境で観ることで気分は一気にアメリカです(?)。

 

そのうち聴き取れた単語をメモしていきます

 

⑤映画を英語音声・英語字幕で観る

今度は字幕をつけて、④で聴き取れた単語の答え合わせをしながら、それ以外の言葉を見ていきます。

 

今回は口の動きも合わせて観ることができるので、④よりも分かる単語が多いかもしれませんね!

 

⑥会話文を自分なりに訳してみる

ここまでくると登場人物の性格もなんとなく掴めてきたのではないでしょうか?そういったところも考慮しながら、今度は会話文を訳してみましょう

 

ここでようやく気づくのが、脚本と本編で言い回しが変わっている部分があるということ!

 

本来脚本が公開されている意図にここでようやく立ち返ったワケなんですが、勉強のためとなるとなかなか長い道のりでしたね〜!!

 

違いを比べながら観るだけでも、リスニングのトレーニングにはなりそうです!!

 

⑦映画を吹き替え音声・日本語字幕で観る

最後は日本人向けのスタイルで観ながら、会話文和訳の答え合わせと吹き替えの言い回しの違いを比べましょう!

 

『GotG2』はギャグもふんだんに盛り込まれていますから、日本向けにいじられてるところがチラホラという感じでしょうか。

 

いかがでしたか?

さぁ!ガチすぎて画像もそこそこに進んでいった英語の授業、いかがだったでしょうか!!

 

実際ぼくもやっている最中なんですが、やめたくなる気が微塵もしないんですね。

 

それってやっぱり教材が好きだからなんだなぁ〜と感じます!!やりたくないこともやらなきゃいけないのが受験ですが、それを乗り越えた先に自分の学びたいことを好きなだけ学べる時間が待っているということを忘れなければ、キツいことだって頑張れる!そう思います。

 

受験生の皆さんだけでなく、これから何かしらを学ぼうとしている人々にそれっぽいことを言っておくと…

 

高得点が結果じゃない!

その先にある「勉強してよかった」「もっと知りたい」と思う心こそ!勉強の存在意義です!!

 

恥ずかしいからこの辺で終わります!それでは!!