こんにちは!8月を締めくくる今回の授業は、全世界で大ヒットを記録し、No.1を記録しまくっている!
『ワンダーウーマン』の復習回となっております!!早速まいりましょう!
キャラクターとあらすじ補足
前回はワンダーウーマンことダイアナ・プリンスさんと、彼女が初めて出会う男性のスティーブ・トレバーさんのみのご紹介でしたね。当たり前ですがそれ以外にもたくさん出てきます。
彼女の母であり、島の女王でもあるヒッポリタさん。おてんばな娘に戦闘訓練を受けさせるのを嫌がったり、島から出ようとするのをやんわ〜り反対したり。我が子を思う親の気持ちはどんな種族でも一緒なんですかね。
そんな女王の妹で、島の軍隊を率いる将軍・アンティウペさん。いずれ来る危機のため、命令を破りつつもダイアナさんを鍛え上げます。名前の表記が間違ってないかどうかだけが心配です。
彼女たちはセミッシラという地図にも載っていない不思議な島で暮らしています。近代の世界とは断絶した生活を送っていたため、闘いの武器も弓矢や刀剣などです。
そんなセミッシラに突然スティーブさんが現れ、「世界の危機だ」とか言うんです。
セミッシラには「闘いの神アレスが人間を唆し戦争を生み出した」という古くからの言い伝えがあります。そしてアレスを倒す使命をおびているのが、他でもないセミッシラの人々だというのです。
アレスを倒すために必要な刀剣・ゴッドキラー。これを手にダイアナさんは島を離れます。
そこでダイアナさんは新たに仲間を加え、アレス討伐のために進軍するのです。
みどころ
その1:DCにもできたぞ!
毎度毎度みどころの一発目にはオープニング映像のことを言っている気がしますが…
DCコミックスにも遂に(?)映画を盛り上げる映像ができました!最初から目が離せませんよ〜!
その2:ダイアナさんのセリフ回し
ボスとの戦闘中、「これはお決まりの文句か?」というセリフが出てきます。セミッシラという島で育ち、我々の社会とは異なる環境で暮らしてきた影響を感じさせる、古臭くもカッコいい口上なのでマネしたくなる!長いから覚えられんけど!!
その3:とにかくカッコいい!!!
ヒーロー映画ってどうしても男性主人公になってしまいがちで、彼らを取り巻く世界でも女性ってそこまでピックアップされないのですが、そこはやはりワンダーウーマン先生!
「私についてきなさい!!!」と先陣を切って突っ走る先生はめちゃくちゃカッコよかったです!
現代に繋がる…?
文化の異なる島育ち、女性しかいない社会で生きてきたダイアナさんにとって、当時第一次世界大戦中であった世界の様々なところが矛盾しているように見えてしまいます。
その矛盾をズバっと斬ってしまうダイアナさんに、スティーブさんが振り回されてしまう…といったシーンが頻繁に出てくるのですが、
「よくぞ言ってくれた!」という時もあれば、
「そんな考え方できれば楽なんだけどね…」と頭を抱える時もあります。
良くも悪くも、スティーブさんは現代の人間に近い価値観を持っているので、彼にも感情移入ができる!という上手い作りになってますね!!
そしてもう一つ、本作の舞台である第一次世界大戦。
本作の敵であるアレスは人間を影で操り戦争を仕掛けるよう仕向けているワケなんですが、 その目的とは何なのでしょう?
この謎の真実を受けて、ぼくの個人的な感想としては、本作でどうしても考えざるを得ないことというのがあります。
ぼくはどうしても、現状が「戦前」である気がしてならない。今日のニュースでも大変な騒ぎでしたが、あと1歩、間違った方向に踏み出せば…そんな不安があるんです。
そしてその「最後の1歩」を踏むのは、果たしてアレスか…?ということです。
あぁここまで言うとネタバレか!?!?この辺にしておきましょう!
全世界での大ヒットも納得のいく素晴らしいテストとなっているので、皆さんぜひ映画館で観てみましょう!それでは!!