こんにちは!今日は皆さんと共に本校でアメコミを学ぶ転校生がやってきました!!温かく迎え入れてあげましょう!
それでは早速!スパイダーマン君〜!
スパイダーマン君(以下、ス):は、はじめまして!これからよろしく!!
ワキ(以下、ワ):まぁまぁそんな緊張しないで!今日はみんなと早く馴染めるように、他の先生達が君について色々と紹介してくれるから!きっとすぐに仲良くなると思うよ!
ス:本当ですか!ありがとうございます!!
ワ:OK!それでは先生方、よろしくお願いします!
ウルヴァリン先生(以下、ウ):任せとけ。まずは君のオリジンからだスパイダーマン君。
ス:うわっウルヴァリンだ!本物かよスッゲェな!!
ウ:…始めるぞ。
スパイダーマンことピーター・パーカー君は、ニューヨーク州のクイーンズというところで暮らす、ごく普通の高校生だった。
ホークアイ先生(以下、ホ):両親を幼い頃に亡くし、今は叔母のメイさんと暮らしてるんだったな。
ワ:めっちゃ美人じゃないですか!しかも若い!これじゃ叔母というよりお母s…
ス:うわぁ!ホークアイもいるのかよ!この学校スゲェ!!!
ウ:ワキ君大丈夫か?吹っ飛ばされてたぞ。
頭が良く成績優秀ではあるものの、学校では冴えないキャラだったピーター君はある日、放射能を浴びた特殊なクモに噛まれ、以降クモのように壁や天井に張り付く能力と、驚異的な反射神経を手に入れたんだ。
ワ:おや?手から糸を出すのは彼の能力ではないんですね?
ス:街を移動する時に使うスパイダー・ウェブは、ぼくが作った装置から出てるから能力って感じじゃないんだ!
ワ:へぇ〜!そりゃすごい!!ニューヨークの街をビュンビュン飛ぶのって気持ちいいでしょ!
ス:もちろん!最初の頃はもうノリノリだったね!なんでもできるって思ってた!
ウ:能力を手に入れてすぐは皆そうなるもんだ。君はまだまだ若いしな。ところが運命ってのは皮肉なものだ。
ホ:あるとき、ちょっとした気まぐれで見過ごした犯罪者が、あろうことか叔父のベンさんを殺してしまったんだ。
ス:そうなんだ…未だに後悔してもしきれないよ…
キャプテン・アメリカ先生(以下、キ):ここで君は叔父さんに言われた言葉の意味を理解するんだったね。
ス:あっ、キャプテン…その節はどうもすいませんでした…
キ:いいんだよピーター君。あのときはぼくも考えが浅かった。
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」
この言葉を忘れてしまってたのかもしれないな。
ワ:うーん、スパイダーマン君だけではなく、ヒーロー全てに当てはまる言葉ですね…
ウ:叔父さんの死後、ピーター君は私情を交えず、困っている市民を助けるヒーロー・スパイダーマンとして活動することを決めたんだ。
ワ:叔父さんの言葉を胸に刻み、責任を果たすために力を使っているんですね!
キ:さて、スパイダーマン君の紹介はこのくらいにしておこうかな。
常に周りの人々のために行動するスパイダーマン君は、仲間だけでなく一般市民からの信頼も厚い。この学校でもそんな存在になってくれるといいな。
それじゃ最後にもう一度自己紹介しておいたらどうだい?
ス:そうですね!
…改めまして!今日からみんなと授業を受けるのが楽しみです!これからよろしく!
以上!あなたの親愛なる隣人!!スパイダーマンでした!
ワ:よろしくね〜!皆さん!今後も彼と一緒にアメコミを学んでいきましょう!それではまた次回!!