私立アメコミ高校

アメコミに関する様々な授業をしていきます

【暴挙】お願いだからTHE YELLOW MONKEYのことをお話しさせてください

こんにちは!ワキリントです。

 

本日は相当内容に迷いました。アメコミ界に走った衝撃。スタン・リー御大の訃報。こちらを受けて記事を丸々変えるべきじゃないかと。

 

たとえばこれまで御大が出演してきたカメオシーンを羅列して彼の茶目っ気と作品への愛を知らしめることだってできたし、拙い訳で御大を悼むアメコミ俳優の方々のツイートを翻訳し、彼がどれだけ愛されてきたかを表現することだってできました。

 

ただなんというか、うすら寒いといいますか、親密な関係を築けているわけでもないのにこういう時だけ「悲しいわ〜、つらいわ〜」とかやることこそが最大の侮辱なんじゃないかと思っちゃった次第でございます。ただでさえ勝手に終身名誉校長にしてますからなおのことです。

 

それにとある人はこう言っていたそうです。「漫画家は幸せ者だ。たとえ彼が亡くなったとしても、彼が作ったキャラクター達が生き続ける」と。

 

そうだよ。御大の想いがたくさん詰まったキャラクターがいるんだよ。それはもう御大みたいなもんだよ。

 

ぼくたちは今日も明日も御大が届けてくれた数々のキャラクターのヒロイズムに感服し想いを繋ぐのみ。エクセルシオール

 

だからイエモンのことを話させてください。

 

脈絡などクソほどもございませんが今回はただただジャパニーズロック界の至宝THE YELLOW MONKEYを紹介していきますので心をぶち抜かれる準備をして読み進めていただけたらなと思います。

 

ちなみにメンバーの紹介はしません。彼らの人間性は曲を聴けば100%分かります。

 

あといつもだったらサムネイル付きで載せるんですけど公式動画だからか再生できんでやんす。リンク貼っとくんでとりあえず聴いてみましょう。そしてもう戻ってくるんじゃない。

 

アオ!!!

 

パール

THE YELLOW MONKEY – パール - YouTube

 ベストアルバム的なものにも収録され、ライブで流れると必ず盛り上がる定番曲です。

 

何がすごいってボーカル・ギター・ベース・ドラムという、バンドの最少単位でこれほどの破壊力を出してることでしょう。個々の能力が高いからこそなせる技。

 

どのパートにも魅力があって何から手をつけていいのかさっぱり分からん。とんでもないテーマで記事を書いとるんかもしれん。もはやこの曲がイエモン初めて聴くひとに最適な曲かすら不安になってきた。

 

プライマル。

THE YELLOW MONKEY - プライマル。 - YouTube

初めてイエモンに触れたのがこの曲でした。マジで免許合宿中こればっかり聴いてテンションを一人でブチあげてましたね。

 

彼ら、実は2001年で活動休止、そのまま2004年に解散してるんですが、この曲はそんな彼らが活動休止前に出した最後の作品。だからって湿っぽくしないのがいいよなぁ。サングラスかけてるのも潤んでる目を見せたくないからなのか?などと邪推してみたりして。

 

2016年に再結成を果たし、復活ライブの一曲目もこの曲です。「終わりと始まりの曲」。ええやん。結局彼らは曲の使い所というか活かし方を分かっているから、ライブで観客の心を掴んで離さないんでしょうね。

 

MY WINDING ROAD

THE YELLOW MONKEY – MY WINDING ROAD - YouTube

おーし。こっからどんどん初見の皆さんを突き放していくからそのつもりでいてくださいね。

 

前の二曲の方がむしろ「イエモンにしては落ち着いている方の色彩」であって、こういうのが彼らの世界観であり表現のやり方なんですよね。

 

今まで触れてなかったですがどう考えてもボーカルを務める吉井和哉さんが書く歌詞の色気たるや。ルックスも相まって月経が三日くらい早まりそう(は?)。

 

ALRIGHT

ALRIGHT / THE YELLOW MONKEY - YouTube

再結成後初めての新曲。全員50過ぎのおっさんなはずなのに何このパワー。「おっさんずラブ」に彼らが出ていたら田中圭など風の前の塵に同じだったでしょうね。観たことないから知らんけど。

 

あともうファッションがすごい。ここまで個性的な柄なんて普通着れないし、着たとしても「服に着させられてる」状態になってしまいがちなところを平然をきこなす抜群のスタイルの良さ。全員180cm超えてますからね。音楽番組で嵐の櫻井翔と並んだ時なんてちょっと不憫に思ってしまった。

 

SO YOUNG

THE YELLOW MONKEY – SO YOUNG - YouTube

ロックバンドはゴリゴリかき鳴らしてナンボなんですけど、そんな中で真価を問われるのがバラードなんですよねぇ。

 

この曲のアウトロが狂おしいほど好きなんですよ。24時間聴いてたいんだ。おはようからおやすみまでSO YOUNGのアウトロ。なんの苦でもない。

 

あまりにもベタすぎて外した『JAM』然り『球根』然り、イエモンはバラードにハズレがない。愛を囁くしか能のないバラードロックバンドはその圧倒的な力の差に打ちひしがれるがいい。

 

天道虫

THE YELLOW MONKEY – 天道虫 - YouTube

最新作。老齢にしてなお少年のような無邪気さを放つ吉井和哉さんがイカすし、やっぱ何と言っても全員がそれはそれは楽しそうに演奏しているのが眼福待った無し。

 

元はイギリスのロックだったりデヴィット・ボウイに影響を受けているんですが、なるほどこの、中国の艶やかなネオンにも映えますなぁ。

 

「麻雀」というひと単語のみでここまで広げられる比喩能力の高さ。「自転車のチリンチリン」でM-1優勝したチュートリアルも彼らの影響を受けているかもしれませんね。

 

以上。まだまだ喋り足りませんがこの辺にしておきます。

 

いやぁ〜、これでヴェノムの毒も抜け切れたかなぁ。やっぱり褒め倒すのが一番気持ちいいや。調子に乗ってエレファントカシマシのことも話したくなってきた。

 

それではみなさん、お付き合いありがとうございました。

 

サッ!オブライフ!