アメコミ高等教育⑤~マルチバース~
こんにちは!また時間が空いてしまいました!実はケガを治すためにネパールに行ったら、なんやかんやで魔術を学ぶことになりまして…
…はい、恒例のやつ終了です。そろそろいい感じのネタなくなってきたから継続頑張ろう。今回の話題に入る前に、前回の続きをちょっとだけ!
前回の授業はライミ版・アメスパ・MCUスパイディといった具合に、様々な種類のスパイダーマン君がいるため起こる、「どれがどれだか分かんねぇよ!」現象、別名スパイダーマン問題を扱いました!
どれがどのスパイダーマン君だか、もう分かりますよね?
それぞれ異なる特性を持ちながら、ヒーローとしての使命と日常生活の悩み事に翻弄される…という「スパイダーマンらしさ」はどの作品にも反映されていましたね!
しかし!皆さんの中に前回の授業でこう考えた方がいらっしゃるのではないでしょうか!
どれが原作に一番近いの?
…はい!出ました!いわゆる原作厨(ディスってるワケではないです)!今回はそんな方々にぜひ受けてほしい授業でございます!
原作厨の心理を考えてみよう
マンガ文化の最先端を行く我が国日本。アニメ化や実写映画化される際には、「どれだけ原作に忠実であるか」といった観点がファンにとっては非常に重要ですよね!
そしてこの観点を重視する方はどうしても、自分の思い描く理想と製作者から発表された現実とのズレに憤りを感じてしまい、たまに暴徒化してしまいます(マジで稀です)…
良く言えばそれほどまでに原作を愛しているということなんですが、新たな層からの支持をゲットできるかもしれないチャンスを、あろうことか愛ゆえに自ら不意にしてしまっているんですね。なんという皮肉…
原作ファンの方々がやりがちなのが、「発表されたポスターを見てあら探しをする」です。
「あっ!このキャラ全然似てない!」とかですね。あとは実写化する際に変更した設定を「意味わかんないんだけど!」みたいな。
また彼らは流行りの俳優を起用することを異常に嫌います。原作ファンの人にとっては売り上げは重要ではないんですね。
かくいうぼくも原作から設定が変わっていたり、俳優さんが全然似てなかったりすると「ふざけんな!」ってなります。ゆるめの原作厨。
とはいえ日本の実写化作品が全部コケたというワケではないですよね。
『るろうに剣心』シリーズはめちゃくちゃヒットしましたし、
『銀魂』 は周りの人全員観に行ってました。
さて、日本の実写化作品が抱える危なっかしさを紹介したところで、そろそろアメコミに話を戻していきましょう。
アメコミ映画はどうなの?
数年前から供給過多レベルで次々とアメコミ原作の実写映画が公開されていますが、(本国では同じくらいの騒ぎになっているのかもしれないけど)あまり原作ファンからの批判がないように感じますよね。
それはなぜか!その答えこそ今回の授業のキーワード!その名も!
マルチバースです!
この言葉は『ドクター・ストレンジ』にも登場しました。
私たちが知っている世界は、数多くの世界のほんの一部でしかなく、マルチバースの一つとして存在しているのです。
つまりマルチバースとは、ざっくり言うとパラレルワールドのことなんです!
アメコミ世界はマルチバースの概念により、それはもうとてつもない数のパラレルワールドが存在し、そのそれぞれでヒーローが活躍しています。
世界が違うとヒーローも違う!というか、世界が違うんだから見た目とか変わってて当たり前じゃん!
そう!アメリカで原作とのズレ問題が表面化しないのは、マルチバースのおかげで「同じキャラクターの違い」に対して寛容だからなんです!!
実際MCUの世界はコミックの世界とは別としてちゃんとした名称がついています。これがぼくたち日本人との意識の差ですね。
実写作品への理解を深めよう!
さて、今週の授業はここまでです!
原作との整合性を重視する気持ちは充分すぎるほど分かりますが、実写作品がイマイチだからといって原作が面白くなくなるワケではありません!
キャラクターが似てない…設定が違う…どうしても許せない…そんなときこそ、アメコミのマルチバースという言葉を思い出し、広い心で見守ってあげようではありませんか!
いい話にまとまったところで!それではまた次回!
…あ、余談ですが、全マルチバースにいるスパイダーマン君、こんだけいます。
そりゃ寛容にもなるわ。
アメコミ高等教育④~スパイダーマン問題~
こんにちは!テスト2連発が終わりまして、早くも9月になりましたね。最高の夏でしたね〜幸せ!!
さてここから本題に移ってまいりましょう。今回は久々の高等教育です!皆さん、こんな疑問を抱いたことはありませんか?
「映画がいっぱいあるけど、どれがどのスパイダーマンなの??」
以前の授業で紹介した皆さんの親愛なる隣人・スパイダーマン君。その人気からか、彼は多くの作品で主役となってきました。
しかし!それがかえって皆さんを混乱させてしまってるんですね。今回はそんな「スパイダーマン問題」をスッキリ解消させる、そんな授業になっております!それでは早速参りましょう!
それぞれ名称があります
現在、スパイダーマン君の映画は3種類に分けることができます。それぞれに分かりやすい名称が付いているので、まずはそこから頭に入れていきましょう!
一種類目は、シリーズを成功へ導いたサム・ライミ監督の名前をとってライミ版スパイダーマン、あるいは無印スパイダーマンと呼ばれています。
二つ目…アメスパ
タイトルである『アメイジング・スパイダーマン』をそのまんま略しただけのアメスパですが、コミックにも『アメイジング』って付くんだからノー問題です。
三つ目…MCUスパイディorトムホスパイディorホムカミスパイディ
先月公開された『ホームカミング』のスパイダーマン君は、初めてMCUに進出したことからMCUスパイディ、もしくは演じるトム・ホランドさんを頭に付けてトムホスパイディと呼ばれています。
ホムカミスパイディに関しては続編が公開されると呼ばれなくなっていくのかな?といった感じです。
さて!これでスパイダーマン問題の第1段階は完了!次は彼らの違いを説明していきましょう!
シリーズごとの違い
一つ目…演じる俳優さん
パッと目につく違いといえば間違いなくこれでしょう。
ライミ版はトビー・マグワイアさん。
アメスパはアンドリュー・ガーフィールドさん。
トムホスパイディは先述の通りトム・ホランドさんです。
物憂げ顔のマグワイアさん、正統派イケメンのガーフィールドさん、カワイイ系のホランドさんの違いは作品にも反映されています!
二つ目…ライフステージ
3人はそれぞれ通っている学校のグレードが異なります。
ライミ版とアメスパはどちらも大学生で『2』で卒業、
対してトムホスパイディはグッと若返りして15歳の高校生です。
ライフステージが違うということはスパイダーマンの能力を手に入れた時期が違うということですから、大学生の2人は力を得て思い悩む印象が強いですが、高校生のピーター君は力を楽しんでいるといった感じ。どちらもストーリーにいいアクセントを加えてます!
三つ目…ヒロイン
スパイダーマン君のストーリーを盛り上げるのに欠かせないのがヒロインの存在!
ライミ版はMJことメリー・ジェーンさん、
アメスパはグウェン・ステイシーさん、
トムホスパイディはリズさんです。
ヒロインという扱いで出ているのは彼女たちなんですが、ややこしいことにライミ版の『3』ではグウェンさんが出てくるんですね。
いやはや困ったものですね…
たくさんあるからこそ…
さて、スパイダーマン問題に関しての授業はとりあえずこの辺で!
ぶっちゃけ違いをあげるとキリがないのがこの問題。今まで「やらねば…でもどれをやれば…」と思っていたのですが、せっかく映画として残っているのですから!
観て違いを楽しんじゃいましょう!(丸投げ)
それがこの問題を理解できる一番の近道です!この授業の存在意義とは!!
作品に負けない授業できるように頑張らないと!ちょっくら修行してきます!それでは!!
テスト⑤-B~ワンダーウーマン大復習!!~
こんにちは!8月を締めくくる今回の授業は、全世界で大ヒットを記録し、No.1を記録しまくっている!
『ワンダーウーマン』の復習回となっております!!早速まいりましょう!
キャラクターとあらすじ補足
前回はワンダーウーマンことダイアナ・プリンスさんと、彼女が初めて出会う男性のスティーブ・トレバーさんのみのご紹介でしたね。当たり前ですがそれ以外にもたくさん出てきます。
彼女の母であり、島の女王でもあるヒッポリタさん。おてんばな娘に戦闘訓練を受けさせるのを嫌がったり、島から出ようとするのをやんわ〜り反対したり。我が子を思う親の気持ちはどんな種族でも一緒なんですかね。
そんな女王の妹で、島の軍隊を率いる将軍・アンティウペさん。いずれ来る危機のため、命令を破りつつもダイアナさんを鍛え上げます。名前の表記が間違ってないかどうかだけが心配です。
彼女たちはセミッシラという地図にも載っていない不思議な島で暮らしています。近代の世界とは断絶した生活を送っていたため、闘いの武器も弓矢や刀剣などです。
そんなセミッシラに突然スティーブさんが現れ、「世界の危機だ」とか言うんです。
セミッシラには「闘いの神アレスが人間を唆し戦争を生み出した」という古くからの言い伝えがあります。そしてアレスを倒す使命をおびているのが、他でもないセミッシラの人々だというのです。
アレスを倒すために必要な刀剣・ゴッドキラー。これを手にダイアナさんは島を離れます。
そこでダイアナさんは新たに仲間を加え、アレス討伐のために進軍するのです。
みどころ
その1:DCにもできたぞ!
毎度毎度みどころの一発目にはオープニング映像のことを言っている気がしますが…
DCコミックスにも遂に(?)映画を盛り上げる映像ができました!最初から目が離せませんよ〜!
その2:ダイアナさんのセリフ回し
ボスとの戦闘中、「これはお決まりの文句か?」というセリフが出てきます。セミッシラという島で育ち、我々の社会とは異なる環境で暮らしてきた影響を感じさせる、古臭くもカッコいい口上なのでマネしたくなる!長いから覚えられんけど!!
その3:とにかくカッコいい!!!
ヒーロー映画ってどうしても男性主人公になってしまいがちで、彼らを取り巻く世界でも女性ってそこまでピックアップされないのですが、そこはやはりワンダーウーマン先生!
「私についてきなさい!!!」と先陣を切って突っ走る先生はめちゃくちゃカッコよかったです!
現代に繋がる…?
文化の異なる島育ち、女性しかいない社会で生きてきたダイアナさんにとって、当時第一次世界大戦中であった世界の様々なところが矛盾しているように見えてしまいます。
その矛盾をズバっと斬ってしまうダイアナさんに、スティーブさんが振り回されてしまう…といったシーンが頻繁に出てくるのですが、
「よくぞ言ってくれた!」という時もあれば、
「そんな考え方できれば楽なんだけどね…」と頭を抱える時もあります。
良くも悪くも、スティーブさんは現代の人間に近い価値観を持っているので、彼にも感情移入ができる!という上手い作りになってますね!!
そしてもう一つ、本作の舞台である第一次世界大戦。
本作の敵であるアレスは人間を影で操り戦争を仕掛けるよう仕向けているワケなんですが、 その目的とは何なのでしょう?
この謎の真実を受けて、ぼくの個人的な感想としては、本作でどうしても考えざるを得ないことというのがあります。
ぼくはどうしても、現状が「戦前」である気がしてならない。今日のニュースでも大変な騒ぎでしたが、あと1歩、間違った方向に踏み出せば…そんな不安があるんです。
そしてその「最後の1歩」を踏むのは、果たしてアレスか…?ということです。
あぁここまで言うとネタバレか!?!?この辺にしておきましょう!
全世界での大ヒットも納得のいく素晴らしいテストとなっているので、皆さんぜひ映画館で観てみましょう!それでは!!
テスト⑤-A~ワンダーウーマン大予習!~
こんにちは!世間では8月にも関わらず雨続きでどんよりとしているそうですが、アメコミ界はめちゃくちゃアツいです!さて今回は!
DCコミックスが生んだスーパーヒロイン!!
『ワンダーウーマン』についての予習回となっております!!
これまでのテストではMARVEL作品ばっかりでしたが、遂にDCコミックスの作品を紹介することになりました!
「MARVEL?DCコミックス?何それ?」 という方はこちらから!↓
amecomihighschool.hatenablog.com
そして彼女は開校以来初めて中心的に取り上げる女性ヒーローです。これは気合を入れていかねば!!さっそくまいりましょう!
あらすじ
主人公のダイアナ・プリンスさんは、女性だけで構成された一族の王女として産まれました。
人間社会から隔絶した一族であるため、ダイアナさんは「男」というものを見たことがありません。
そんな彼女の前に現れたのが、空軍に所属するスティーブさん。
彼はダイアナさんの暮らす島に不時着。
そこで2人は運命的な出会いを果たします。
ところが時は第一次世界大戦中。彼女の一族が持つ戦闘能力の高さを目の当たりにしたスティーブさんは助けを求め、ダイアナさんが同行することになります。
しかし戦争の裏にはとてつもない真実が隠されていました…!
というのが本作のあらすじですね!
え?「敵って誰なの?」って?それは…
映画館で確かめてみましょう!(知らない)
みどころ
さて本作のみどころてすが、男であるぼくとしてはなんといっても主演を務めるガル・ガドットさんの美しさが眩しすぎる!!
横顔だけでこの破壊力ですから正面なんて直視できません。…いやするわ!!
しかしこれは作品のみどころではないですかね。でもめっちゃ美人なのでぜひ注目です!!
続いては彼女の持つ武器です!
銃弾をも弾き飛ばす完全防御の他、打ちつければ衝撃波も出せちゃうチート級の腕輪や…
縛られたものはどんな者でも真実を告白してしまう神秘的な投げ縄などなど、閉鎖的な社会で生きてきたダイアナさんだからこその独特な武器が様々登場します!
そして何より!ダイアナさんとスティーブさんのロマンス!!!
危険に満ちた闘いの中で、暮らしてきた文化や価値観の異なる2人はどのように心を通い合わせていくのでしょうか?気になりますね〜
さて今回はこの辺でおしまいです!
現代から遡るというストーリーの設定上、本作はダイアナさんが如何にして史上最も歴史の長い女性アメコミヒーローになっていったかを描くオリジンとなると思います!
強く!清く!美しく生きるワンダーウーマン先生の勇姿!女性が楽しめる作品であること間違いなしですよ!!ぜひ映画館に足を運んでくださいね!それでは!!
テスト④-B~スパイダーマン:ホームカミング大復習!!~
こんにちは!!今回はアメコミ界の超有名人であるスパイダーマン君の新作映画、
『スパイダーマン:ホームカミング』の復習回となってます!もちろんネタバレなしですよ!
日本公開後、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズの興行収入を上回った今作!個人的な感想としても、史上最高のスパイダーマンだったのではないかと思います!
ということでそんな今作の復習まいりましょう!
見どころ①:オープニング映像が…
MARVELの映画を観たことがある方はご存知、こちらのオープニング映像。
『ドクター・ストレンジ』以降、MCUの映画では上の映像から更に進化したものを観ることができますが、本作ではファンには嬉しいある仕掛けが!これまでのものとどこが違うのか、ちょっとだけ気にして観てみましょうね!
見どころ②:個性豊かな登場人物
前回の授業では紹介できなかった登場人物も、ストーリーを大いに盛り上げてくれました!
今作のヒロインはこちらのリズさんでした!スパイダーマン=ピーター君と彼女の恋の行方も気になるポイントですね!
敵もヴァルチャーだけかと思いきや、原作でもコアなファンに人気のあるショッカーという敵がピーター君の前に立ちはだかります!衝撃波を生み出すグローブを装置して繰り出すパンチがヤバい!
そして前回の授業でも注目していた親友のネッド君ですが、期待通りの大活躍でした!
(あんな感じで)オタクでイケてないグループに属しているピーター君の友達として真剣に支えていますし、
ストーリーに欠かせないコメディ担当として観る人の心を和ませてくれます!勝手にスーツ着るなよ!
見どころ③:ピーター&トニーの絆
『シビル・ウォー』の戦い以降、ピーター君はアイアンマン先生=トニー・スタークさんに認められようと、彼に指示された街のパトロールを一心不乱に頑張ります。
しかしスタークさんは、後先考えずに突っ走ってしまうピーター君のことが心配で仕方ない様子。あまり表には出さないけれど。
そんな2人がお互いにぶつかり合いながらも築いていく絆が素晴らしい!
ヒーローではなく…
さてこの辺で復習はおわりです!!
基本的にシリーズの1作目というと、主人公がいかにしてスーパーパワーを手に入れ、ヒーローとして活動するようになったのかを描く「オリジン」ものが主流なんですが、そこは天下のスパイダーマンシリーズ。
「クモに噛まれて能力ゲット!ベンおじさん亡くなって大いなる力には大いなる責任が!もうみんな分かってるよね!!」
という勢いでストーリーが進んでいきます。
ですから今作はそんなピーター君がいかにしてヒーローとなったのかを描くのではなく、若く未熟な彼がいかにして「ヒーローとしての自覚を芽生えさせたか」というところを描いているし、いかにして「親愛なる隣人」へとなったのかを描いている、ある意味でのオリジンものになっていると思います。
MCUの中でも明らかに年齢層が若いスパイダーマン君。危険な目に遭っているのを親目線でヒヤヒヤ観ちゃうんですね。そしてだからこそ、彼の成長に感動すること間違いなしです!
皆さんぜひ映画館に足を運んでくださいね!それでは!!
テスト④-A~スパイダーマン:ホームカミング大予習!!~
こんにちは!お久しぶりです、と言った方がいいですかね。実に3週間ぶりの開校です!!
なぜこんなに間が空いてしまったかと言うと、世界を守るために戦闘機ごと海に突っ込んだらそのまま冷凍睡眠されてしまいまして…
はい、毎度恒例の茶番言い訳はこの辺にしておきましょう。2週間はリアルの世界でのテストがヤバかったんですごめんなさい。残りの1週間は有給いただきました。
気持ちを切り替えて早速まいりましょう!今回は今週末8月11日に迫った話題作!
『スパイダーマン:ホームカミング』についての予習回となってます!!
前回の授業で本校にやってきたスパイダーマン君。彼が遂にMCUの世界で活躍します!これは見逃せない!!
あらすじ
本作はスパイダーマン君が華々しい(?)デビューを飾った『シビル・ウォー』の空港大乱闘から数時間後のニューヨークを舞台にしています。
名だたるヒーローたちと肩を並べ、勇猛果敢に闘ったスパイダーマン君=ピーター・パーカー君。彼は「これでアベンジャーズの仲間入りだ!」とテンションアゲアゲです。
しかし彼はまだティーンエイジャー。学生としてやらなければやらないことが多すぎますし、何よりもヒーローとしては若すぎます。
そんな彼をアイアンマン先生=トニー・スタークさんはこう諭します。
「君が救うのはご近所だけでいい」
要するに世界を救うのはアベンジャーズに任せて、お前はちっちゃい問題でも解決させとけ、ということですね。
しかしピーター君は諦めません。憧れのスタークさんに認められるため、ヒーローとして一人前になるため、危険に身を投じますが…というのが大体のストーリーです!
キャラクター紹介
ピーター君、スタークさんの脇を固めるのは、個性豊かな登場人物!
スタークさんのボディーガード兼運転手のハッピーさん!お久しぶりです!
ハッピーさんはスタークさんサイドのコメディ担当という印象が強いですが、ピーター君サイドにもいるんですね〜!ぼくも大注目のこのキャラクター!友人のネッド君!
何かしら面白いことやってくれそうな期待しかない。
そしてそしてスパイダーマン君の作品に欠かせないのがヒロインの存在ですが、今作は2人いてどっちがヒロインなのか分かんないんですよね。
個人的好みのミシェルさんを紹介しときます。
ピーター君の唯一の肉親でもあるメイおばさんはこちら。
…正気を保てる気がしないレベルの美人です。
最後は悪役ヴァルチャー!演じるのはかつてバットマン先生でもあった大俳優!マイケル・キートンさんです!
何やらスタークさんと遺恨があるそうですが、その真相やいかに!
期待してるシーン
本来ならば見どころを紹介すべきなのですが、今回はぼくが「こんな展開あるといいな」というのを紹介させていただきます!
その1:藤原啓治、ホームカミング!
アイアンマン先生ことスタークさんの声優を当初より務めてきた藤原啓治さん。
病気により休養なさっていたのですが、本作で遂に復帰!まさにホームカミング!!これは嬉しい!藤原さん以外の声のスタークさんはもはや考えられませんからね!
その2:トムホの生身アクション!!
オーディションを勝ち抜き、見事本作のピーター君役を勝ち取ったのは、新進気鋭の若手俳優トムホことトム・ホランドさん!
幼い頃から器械体操をやっていたこともあり、運動神経は超バツグン!彼が顔出しでやるアクションをぜひ観てみたい!
その3:出るか!?アイアン・スパイダーマン!
本作で初めて、他のヒーローが登場するスパイダーマンシリーズ。
アイアンマン先生が出るんなら、もしかしたら出るんじゃないか!?
スタークさん特製!アイアン・スパイダーマンスーツ!!!
一人前と認めたスタークさんが!贈り物としてあげちゃうみたいな!そんな展開お待ちしてます!!
さあこの辺で予習はおしまい!久々の授業でしたが、いかがだったでしょうか!またぼくの授業が帰ってまいりました!今後ともよろしくお願いします!
舞台をMCUに移して新たに始まるスパイダーマン君の物語!映画館でぜひともご覧下さい!!
…あっ、余談ですけど先日の来日イベントには行けませんでした…つらい…
行きたかったなぁ…それではまた…
転校生紹介~スパイダーマン~
こんにちは!今日は皆さんと共に本校でアメコミを学ぶ転校生がやってきました!!温かく迎え入れてあげましょう!
それでは早速!スパイダーマン君〜!
スパイダーマン君(以下、ス):は、はじめまして!これからよろしく!!
ワキ(以下、ワ):まぁまぁそんな緊張しないで!今日はみんなと早く馴染めるように、他の先生達が君について色々と紹介してくれるから!きっとすぐに仲良くなると思うよ!
ス:本当ですか!ありがとうございます!!
ワ:OK!それでは先生方、よろしくお願いします!
ウルヴァリン先生(以下、ウ):任せとけ。まずは君のオリジンからだスパイダーマン君。
ス:うわっウルヴァリンだ!本物かよスッゲェな!!
ウ:…始めるぞ。
スパイダーマンことピーター・パーカー君は、ニューヨーク州のクイーンズというところで暮らす、ごく普通の高校生だった。
ホークアイ先生(以下、ホ):両親を幼い頃に亡くし、今は叔母のメイさんと暮らしてるんだったな。
ワ:めっちゃ美人じゃないですか!しかも若い!これじゃ叔母というよりお母s…
ス:うわぁ!ホークアイもいるのかよ!この学校スゲェ!!!
ウ:ワキ君大丈夫か?吹っ飛ばされてたぞ。
頭が良く成績優秀ではあるものの、学校では冴えないキャラだったピーター君はある日、放射能を浴びた特殊なクモに噛まれ、以降クモのように壁や天井に張り付く能力と、驚異的な反射神経を手に入れたんだ。
ワ:おや?手から糸を出すのは彼の能力ではないんですね?
ス:街を移動する時に使うスパイダー・ウェブは、ぼくが作った装置から出てるから能力って感じじゃないんだ!
ワ:へぇ〜!そりゃすごい!!ニューヨークの街をビュンビュン飛ぶのって気持ちいいでしょ!
ス:もちろん!最初の頃はもうノリノリだったね!なんでもできるって思ってた!
ウ:能力を手に入れてすぐは皆そうなるもんだ。君はまだまだ若いしな。ところが運命ってのは皮肉なものだ。
ホ:あるとき、ちょっとした気まぐれで見過ごした犯罪者が、あろうことか叔父のベンさんを殺してしまったんだ。
ス:そうなんだ…未だに後悔してもしきれないよ…
キャプテン・アメリカ先生(以下、キ):ここで君は叔父さんに言われた言葉の意味を理解するんだったね。
ス:あっ、キャプテン…その節はどうもすいませんでした…
キ:いいんだよピーター君。あのときはぼくも考えが浅かった。
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」
この言葉を忘れてしまってたのかもしれないな。
ワ:うーん、スパイダーマン君だけではなく、ヒーロー全てに当てはまる言葉ですね…
ウ:叔父さんの死後、ピーター君は私情を交えず、困っている市民を助けるヒーロー・スパイダーマンとして活動することを決めたんだ。
ワ:叔父さんの言葉を胸に刻み、責任を果たすために力を使っているんですね!
キ:さて、スパイダーマン君の紹介はこのくらいにしておこうかな。
常に周りの人々のために行動するスパイダーマン君は、仲間だけでなく一般市民からの信頼も厚い。この学校でもそんな存在になってくれるといいな。
それじゃ最後にもう一度自己紹介しておいたらどうだい?
ス:そうですね!
…改めまして!今日からみんなと授業を受けるのが楽しみです!これからよろしく!
以上!あなたの親愛なる隣人!!スパイダーマンでした!
ワ:よろしくね〜!皆さん!今後も彼と一緒にアメコミを学んでいきましょう!それではまた次回!!