テスト③-A~LOGAN/ローガン大予習!!~
こんにちは!今回のテストはX-MENのエースメンバー、ウルヴァリン先生のスピンオフ完結編であり、約17年にも及ぶ彼の歴史にピリオドを打つ一作!
LOGAN/ローガンです!!!早くも今週木曜日、6月1日から全国で上映されます!!!
本校でも幾度となくお伝えしてきたウルヴァリン先生の人生。その終わりを描いた今回のテストは本国アメリカでもアメコミ映画の歴史に名を刻む作品だと大絶賛の嵐。これを見逃すワケにはいきません!!
ということで早速予習に参りましょう!
あらすじとキャラ紹介
舞台は近未来。世界中に人類と同じくらい生きていたミュータントはほぼ絶滅し、先生とその師匠であるプロフェッサーXさんを含めたわずかなミュータントが辛うじて暮らしています。
X-MEN現役時代はバリバリの近接ファイターとして闘いの日々を過ごしていたウルヴァリン先生。今や運転手のバイトをして生計を立てている状態です。
一方のプロフェッサーさんもアルツハイマー病を患い記憶が次第になくなっていっている模様。
更にミュータントとしての能力にも衰えが。先生の持つ治癒能力=ヒーリング・ファクターが次第に力を弱め、今では身体中に傷を負っています。
そんな中、彼らの前に少女・ローラが現れます。
彼女は何者かに追われる身となっており、先生とプロフェッサーさんは彼女をある場所へ送り届ける仕事を任されます。
幼いにも関わらず危機的状況に晒されているローラさん。彼女にはある秘密がありました。
彼女の手から伸びる二本の爪。そう、彼女はなんとウルヴァリン先生のクローンだったのです。
無口で攻撃的なローラに若かりし頃の自分の面影を見る先生。そんな彼にプロフェッサーさんはこう告げます。
「彼女こそミュータントの希望だ」と…
見どころ
①2人の一匹狼の心の通いあい
先述した通り、ローラさんは先生のクローンとしてこの世界に生まれました。親代わりの人間はいたようですが、ミュータントである以上、孤独な存在であることには変わりありません。
そんな彼女の心の底を真に理解できるのは先生だけです。同じ能力を持っているが故の苦悩。無敵であるが故の孤独。そういったところを共有する2人の交流が今作一番の見どころでしょう。
②こだわり抜いた脚本
今作の監督はウルヴァリンスピンオフ第2作『ウルヴァリン:SAMURAI』でメガホンを取ったジェームズマン・ゴールドさん。彼は今作を納得のいくものに仕上げるため、X-MENシリーズでも異例のR指定をかけました。
残酷であるからこそリアルに感じられる、そんな映像が観られることでしょう。治癒能力が衰え傷に苦しむ先生や、幼さ故に能力を理性的に使えないローラさんを表現するためには最適だったのかもしれません。
③「ウルヴァリン」ではなく「ローガン」である理由
タイトルである「ローガン」というのは、軍の実験により超金属アダマンチウムを移植される以前に先生が名乗っていた名前。
ともすれば化物にもとれる「ウルヴァリン」という存在から1つ人間に近づいた「ローガン」のストーリーである、ということでしょう。
おわりに
さて、以上で予習はおしまいです!
これまでの予習とは違って落ち着いたトーンでの紹介でしたが、公開前のぼくをもってしてもこのテンションにさせてしまう緊張感が今作にはあります。楽しみであることには変わりないんですが。
やはりウルヴァリン先生=ヒュー・ジャックマンさん、そしてプロフェッサーさん=パトリック・スチュアートさんという、X-MEN人気を長きに渡り引っ張ってきた2人が引退される寂しさなのでしょうか。
しかし、だからこそ2人の最後の勇姿をこの目に刻まなければいけません。皆さんもぜひ映画館に足を運び、彼らの人生のフィナーレを見届けてみてはいかがでしょうか!
それではまた次回!復習でお会いしましょう!
アメコミ高等教育③~X-MENユニバース~
こんにちは!今回は久々のアメコミ高等教育!しかも今までの高等教育とはひと味違う、テストのための高等教育です!
次回のテストは何かといいますと、X-MENのエースであり、本校の歴史担当教師でもありますウルヴァリン先生のスピンオフシリーズ完結編!
『LOGAN/ローガン』です!!
実は今作、ウルヴァリン先生を演じるヒュー・ジャックマンさんがウルヴァリン先生役から引退する、いわば「ウルヴァリン最後の作品」。約17年間の歴史に終止符を打ちます。
…ってえっ!?17年間もやってたの!?!?
そうなんです。X-MENシリーズはあのMCUよりも長い歴史を持ってるんです。となると…
今から全部観て『LOGAN/ローガン』に間に合わせることなんてできない!!
となる人が続出するわけです。
というわけで今回の高等教育はMCUより長くて複雑なX-MENユニバースをザックリあらすじと共にご紹介!『LOGAN/ローガン』にバッチリ照準合わせていきましょう!
まずは大きく分けてみよう
17年という長さにうんざりしてしまいがちですが、実はX-MENユニバースの作品数は『LOGAN/ローガン』も合わせて9つ。
そしてそれらは「現在編」「過去編」「ウルヴァリンスピンオフ」の3つに分けられるんです!なんとかなりそう!って思う方、なんとかなりません。理由はまた別の授業で。
現在編3作
①X-MEN(2000年)
シリーズ第1作目。マグニートーさん率いるブラザーフッドによる、人類をミュータントに変えちまえ!とかいう嬉しいんだかやめてほしいんだか分からない計画を阻止します。ウルヴァリン先生の仲間意識はまだ低め。
②X-MEN2(2003年)
ウルヴァリン先生の師匠でありX-MENの(色んな意味で)精神的支柱のプロフェッサーXさんが人類に捕らわれ、ミュータント撲滅に利用されそうになるのを阻止します。先生の過去もチラッと分かったりして。
③X-MEN ファイナル・ディシジョン(2006年)
現在の完結編。人間になれる薬を巡って再びブラザーフッドと対決です。先生に訪れる選択の時。ぼくだったら耐えられない。
ウルヴァリンスピンオフ3作
①ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年)
『X-MEN2』でチラッと分かる先生の過去もこれでバッチリ。以前の授業でもバッチリ。
②ウルヴァリン:SAMURAI(2013年)
過去に命を助けた男と再会するために訪れた日本を舞台にヤクザと闘います。アメコミ世界での日本のイメージが現実とかけ離れてて笑ってしまう。
③LOGAN/ローガン(もうすぐ公開!)
ミュータントがほぼいなくなった世界を舞台に、ヒゲオヤジに成り果てた先生が最後の闘いに身を投じます。渋すぎる。
過去編3作
①X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年)
冷戦下のアメリカを舞台に、若き日のプロフェッサーさんとマグニートーさんが世界で最初のX-MENを結成します。2人の友情と別れがツラい。
②X-MEN:フューチャー&パスト(2014年)
現在編と過去編のキャラがまさかのコラボ。先生が時代を超えてミュータントの存亡を懸けて奔走します。
③X-MEN:アポカリプス(2016年)
ハイパーウルトラチート級のミュータント相手ではどんな特殊能力もちっぽけに見えてしまいます。さて勝ち目はあるのか!!
たくさんあるけどとりあえず…
さて、作品の紹介は以上です!『LOGAN/ローガン』をより楽しむためには現在編3作と『ZERO』だけでも観ておくのが得策でしょう!
過去編が絡んでないといえばウソになるのですが、それを一気に教えると混乱してしまいそうなので今回のところはこの辺で!
次回は『LOGAN/ローガン』の予習回です!ウルヴァリン先生のためにもバッチリ教えていきますよ〜!それでは!
おいおい!俺ちゃん忘れんなよ!
テスト②-B~GotG:リミックス大復習!!~
こんにちは!!今回は銀河の個性派ヒーロー集団、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの第2作、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』をネタバレなしの復習回となっております!
今作の公開は先週の金曜日だったんですが、実はこのワキリント、運良く月曜日の試写会で一足先に観ることができたんですね。その上で予習の授業をしなきゃいけなかったんですが、まぁ〜大変でした…だって展開分かってるから…
振り返って前回を見てみると、「あっ、これもう復習のレベルまで話してんじゃね?」みたいなこと書いてました。土下座。
しかし!だからこそ今回の復習回では良いものをお送りできるのではないかと!早速参りましょう!
最初から「GotG」だった
派手なビジュアル、軽快なガーディアンズメンバーのトーク、それぞれの個性が光るバトルシーン、そしてそれを盛り上げる音楽…どれをとっても前作からの遺伝子を引き継いだ、文句無しのオープニングでした!もはやラストバトルくらいの勢いで一気に現実からガーディアンズの世界へ!
ベビー・グルートが皆さんを案内してくれます。このときのグルートが可愛いんだこりゃ。
明かされるピーターの過去
前作では謎に包まれていた、スター・ロード ことピーターの出生の秘密が、突如現れピーターの父親を名乗るエゴという男によって明かされます!
彼は一体何者なのか?なぜ地球を離れたのか?本当にピーターの父親なのか?なぜ今このタイミングでピーターの前に現れるのか?様々な謎が次々と明かされていくストーリー展開に目が離せません!
今作のテーマは…
監督のジェームズ・ガンさん曰く、前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は「家族になること」がテーマだったそう。
では今作の『リミックス』ではどんなテーマかというと、「家族であること」がテーマだそうです。
何事も始めることより続けることの方が困難です。それはどうやらガーディアンズにも言えることのよう。
しかも彼らはそれぞれ辛く苦しい過去を持っています。そのことが問題をより複雑にしています…素直になれない彼らの気持ち、皆さんにもきっと共感できるハズ!
一貫したテーマとして「家族」というものが一貫しているガーディアンズシリーズ。今作では新キャラクターも加わり、家族にも広がりが見えています。
サノスの下で武器として育てられたガモーラ&ネビュラ姉妹、
脳筋オジサンことドラックスと感情を読む能力を持つマンティスの心の通い合い、
暴言アライグマ(アライグマって言うな!)のロケットと見かけによらずカワイイもの好きのヨンドゥ、
地球から攫った張本人でもあり、大きくなるまで生きる術を教えてきた、いわば「育ての父」であるピーターとヨンドゥ。
これらの関係性がストーリーとどう絡んでいくのかに注目してご覧ください。
おわりに
さて、以上で今回の復習はおしまいです!
ノリノリで観られる楽しい映画でもあり、家族の愛にホロッと泣ける感動作でもあり、頭を空っぽにして観られるおバカ映画としての一面も持つ今作はMCU作品の中でも傑作と呼ぶにふさわしい!
友人や恋人はもちろんですが、反抗期の息子さんや娘さんと行くのがぼくのオススメです!間違いなく関係が良くなる!(ハズ)
まだまだ劇場で公開されているメガヒット作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、観て損はございません!保障します!ぜひ劇場へ足を運んでくださいね!それでは!
テスト②-A~GotG:リミックス大予習!~
皆さんこんにちは!!とうとうこの日が近づいてまいりました!!
え?何の日かって?
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の日本公開日ですよ!!遂に今週の金曜日、5月12日から全国でロードショーです!!
『ドクター・ストレンジ』から早4ヶ月、今回はMCUの中でも異色のヒーローチームが(また)銀河を救っちゃいます!
過去2回の授業では、前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバー、そしてキーアイテム『最強ミックス』についてご紹介しましたが、続編となる今作ではさらにパワーアップしております!今回の授業ではストーリーも合わせてご紹介!早速始めていきましょう!!
あらすじと新キャラ
舞台はある惑星から始まります。前作での功績のおかげで彼らは様々な仕事を請け負うようになってるようです。
脳筋オジサンのドラックスさんが気色悪い怪獣に立ち向かうとか。キミ達毎度毎度命懸けか。
その惑星にはDNA操作により完璧な生命として生まれてきた「黄金の種族」が暮らしています。が…コイツら、自分たちが完璧であるのをいいことにまぁ〜…
(長いタメ)
感じが悪い!!他の種族を完全に下に見てる!
黄金の種族の長であるアイーシャさんは感じの悪さも長の名を語るにふさわしい!この野郎!どんなキャラかも曖昧なまま紹介せないかんこっちの身にもなれ!(八つ当たり)
チームのメンバーも(コイツらホントに感じ悪いな…)みたいな顔してますね。
そんな黄金の種族を凶悪暴言アライグマ(アライグマって言うな!)のロケットさんが怒らせちゃったからさぁ大変。助けてあげたのに今度は追われるハメに…!
もうヤバい!となったその時、何者かが彼らを手助けします。
それがこのエゴさん。なんちゅう名前や。
触れた相手の気持ちを読んだり、少々なら気持ちを変えたりもできる能力の持ち主である付き人、マンティスさんと共に彼らの前に現れます。
どうして助けてくれたの?というかそもそもアンタ誰?という問いに、エゴさんは驚きの返答。
「私はお前の父親だよ。ピーター。」
なんやてぇ〜!?!?!?どういうこと〜!?!?というところであらすじはこの辺で。これ以降の展開はぜひ映画館で!
見どころ
①新たなガーディアンズ
これまでのメンバーに加え、今作では新たなメンバーも加入し更なるパワーアップ!
まずはネビュラさん。前作では敵として、義理の姉にあたるガモーラさんに異常な執着を見せていましたが、今作でも彼女への敵対心は相変わらずなようです。んなもんメンバーに入れるガーディアンズの懐ハンパじゃない。菩薩か。
続いてヨンドゥさん。ピーター少年を攫った宇宙盗賊団「ラヴェジャーズ」の首領としての力は健在。手に持つ矢でどんな敵もバタバタ倒します。
そしてエゴさんの付き人であるマンティスさんも加入して、もう個性のすし詰め状態。彼らが戦いやストーリーにも新たな変化を見せてくれるハズ!
②オリジナルメンバーの変化
まずは前作での戦いの影響でちっちゃくなっちゃったグルートさん。
つぶらな瞳のベビー・グルートとして今作のマスコット的な役割を果たしています。もちろん戦うぞ!
そしてまさかのピーター・クイルさんとガモーラさんがなんかいい感じに!?聞き捨てならんぞ!
前作では即席チームでしたが、時を経て絆も深まっているオリジナルメンバーのやりとりにも注目です!
③最強ミックスvol.2!!!
ガーディアンズのストーリーを盛り上げるのに欠かせないのが、懐かしの洋楽ヒット曲の数々!
ポスターでセットリストを紹介するくらい注目度の高いガーディアンズの名曲たちでノリノリになってください!
実は…
残念ながら情報社会で避けられない問題であるネタバレ。ですが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は今でも詳細なネタバレがないんです。
というのも!監督のジェームズ・ガンさんが「世界で一番遅い日本公開までネタバレはしないで」とファンにお願いしたからなんです!めっちゃいい人!それに応えるファンもいい人!キャストもいい人!すっごーい!
というわけでネタバレもなく、ハラハラドキドキで観ることができる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、ぜひぜひ映画館に足を運んでくださいね!それでは!!
テストに出るキーワード②~最強ミックス~
こんにちは!今回は約4ヶ月ぶりのテストに出るキーワード紹介です!
さて、今回のテストは何かと申しますと、前回の部活動でも紹介しましたガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの続編!
その名も『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』!!評論家さん達の評価もピカイチの大注目作です!!
ところでなぜ続編のタイトルが「リミックス」なんでしょう?本国アメリカのタイトルもただの「2」ではなく「vol.2」です。
んん?上の画像をよく見てみるとスター・ロードさんが右手に何か持ってますよ!
そう!今回のキーワードは彼らの映画を盛り上げるこの「何か」!
その名も「最強ミックス」です!!!
なるほど、これがキーアイテムだから続編もそれっぽくアレンジしてるんですね!疑問も解消されたところで早速紹介参ります!
まずはスター・ロードの過去を…
前回は大まかに紹介するしかなかったですが、最強ミックスを説明するのに欠かせないのがリーダーであるスター・ロードの過去です。
さぁ過去を紹介するのはこの方です!
ウルヴァリン先生よろしくお願いします!
ウルヴァリン先生(以下、ウ):まさかこんなタイミングで仕事が来るとはな。
ワキリント(以下、リ):いやいや!彼の過去はオリジンそのものですから!早速紹介お願いします!
ウ:いいだろう。
スター・ロードことピーター・クイルは幼い頃、母が息を引き取るその瞬間をその目で見るという辛い過去を背負っている。
彼女が亡くなるところを見たくなかったのだろう。彼は病室の前で1人座っていた。
悲しみを紛らわせるためか、母親との思い出に浸るためか…彼はここで音楽を聴いている。
このとき聴いていたのが、元気だった頃の母親がピーター少年にプレゼントした「最強ミックス」 だった。
母が亡くなった悲しみに耐えきれず外へ飛び出したピーターは、ここで運悪く宇宙の盗賊団「ラヴェジャーズ」に誘拐され、1人孤独に宇宙で暮らすことを余儀なくされてしまうんだ。
リ:お母さんの死を悲しむ間もなく宇宙へ連れ去られてしまったんですね…なんという不運…
どのへんが「最強」?
想像してみてください。自分が若かりし頃聴いていた数々の名曲が1枚のCDに、ひとまとめのプレイリストに凝縮されていたら…ぼくだったら『希望の轍』『涙のキッス』『みんなのうた』…って全部サザンオールスターズやないか。ベストアルバムを買え。
とにかく!時代を彩る名曲が勢揃いしたアルバムってテンションがアガりませんか!?
この最強ミックスも同様に1970年代・1980年代の洋楽の名曲の数々が収録されているんです!まさに「最強」の名を語るにふさわしい!
でも普通のカセットでは??
・母親が亡くなる前、ピーターは最強ミックスを聴いていた
・最強ミックスは母親からピーターへのプレゼントだった
・亡くなった直後にピーターは宇宙へ連れ去られてしまった
もうお分かりいただけましたか?そう、最強ミックスは単なる洋楽懐メロ集ではありません。母と息子、過去と現在、死と生、そして遠く離れた地球と宇宙を結ぶ、ピーターにとって唯一のアイテムなのです。
1人宇宙で過ごす毎日を支えてくれた最強ミックスは、ピーターにとってなくてはならない物。奪われようものなら命を懸けて取り返しに行くほどです。
ピーターが場面場面で起動させる名曲が、観ているぼくたちに彼の心情を伝えてくれます。きっと「リミックス」でもストーリーを存分に盛り上げてくれることでしょう!
今回はここまで!次回は本格的に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の予習をしたいと思います!要チェックですよ〜!!それでは!!
部活動紹介②~ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー~
こんにちは!前回に引き続き部活動紹介をしていきたいと思います!
実は今回の部活動、彼ら以降の作品にも影響を与えているといっても過言ではない方々!紹介できて本当に嬉しい!
それではご紹介しましょう!ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの皆さんです!
宇宙広しといえど、こんなトリッキーな構成のチームは彼らをおいて他にはいないでしょう。
MCUの宇宙を股に掛けて活動を行う彼らは(一目瞭然でしょうが)どいつもこいつもクセが強い!早速メンバーを紹介していきましょう!
メンバー
スター・ロード(本名:ピーター・クイル)
幼い頃、母を失ったその日に宇宙の盗賊「ラヴェジャーズ」に攫われて以来、宇宙でトレジャーハンターをしている地球人のピーター。宇宙に来た経緯もそうですが、この方、サイコーにツイてません。
ガモーラ
宇宙一美しい暗殺者とかいう褒めてんのか脅してんのか分からないこの方、悪党の親玉であるサノスという奴の養子です。そんなとこで育てられたらそりゃ強くなるわ。
ドラックス
この全身タトゥーだらけのおっさん、妻と子供を殺され、復讐に燃える男…とは名ばかりのほのぼのギャグ担当です。抱く印象はイカツいではなくカワいい。
ロケット&グルート
人の手による遺伝子組み換え実験の結果、高度な知能と言語を手に入れた天才メカニックアライグマのロケットと、「私はグルート」のワンフレーズのみで広い宇宙のコミュニケーション地獄を渡り歩く、鋼のメンタルを持った木(紛らわしい)のグルートのコンビは、一生遊んで暮らす金を手に入れるために賞金稼ぎの毎日。
コイツらホントにヒーロー?
ひょんなことから刑務所に収監された彼らは…っておいおい、ヒーローチームが刑務所て!
そうです。彼らは元々犯罪者。ならず者で結成されたチームなのです。チームとしての最初の共同作業なんて脱獄ですから。宇宙守ってくれんのかい。
その後の行動を共にする理由もそれぞれ違うため内輪もめばかり。チームとはお世辞にも言えません。
だからこそヒーローになれた
母を失ったその日に攫われたピーター、養子に出されたばかりか兵器として生きることを余儀なくされたガモーラ、愛する家族を奪われたドラックス、周りからケダモノ扱いを受けるロケットとグルート…
見た目も種族も全然違う彼らですが、そういった不遇の人生を送ってきた、「負け犬」としてのコンプレックスが共通しています。
どうせ自分なんて…そんな中迫る宇宙の危機。類似した境遇を持つ彼らは、このハイリスクな人生逆転のチャンスに命懸けで立ち向かいます。
いがみ合っていたハズの彼らは戦いの中で仲間の素晴らしさ、自分は1人ではないことを感じます。
彼らは特殊な能力や世界最強の武器など持っていません。しかし、持ち前の正義感や仲間との絆があったからこそヒーローになれたのです。
力がなくても仲間さえいればなんでもできるということをガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーはぼくたちに教えてくれます。
おわりに
さて、今回の部活動紹介はいかがだったでしょうか!嫌なことがあってヘコんだ方も、コンプレックスに悩んでいる方も元気になること間違いなし!ぜひぜひ彼らの作品をご覧になってくださいね!
次回の授業はガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーに関するキーアイテムをご紹介します!その後の作品に影響を与えた、このチームのもう一つの魅力が分かっちゃいます!それでは!!
部活動紹介①~X-MEN~
こんにちは!先週はどうもすいませんでした!あの後再びテンションが下がる出来事があったのですが(それについてはまた後日…)、今は完全に回復です!!
さて今回は部活動ということで、ウルヴァリン先生も所属するヒーローチーム、X-MENについてご紹介したいと思います!では早速!
まずはおさらい
そもそもX-MENに所属している人々が何者なのかというと、遺伝子の突然変異によって特殊な能力を持った状態で生まれた、もしくは何らかのショックをきっかけとして後天的に手に入れたミュータントという種族です。いわば「進化した人類」。
ご存知アベンジャーズはと言うと、超人や訓練を積んだスパイがいたと思えば、怪物や神様だっていちゃう人種のるつぼ。
ミュータントのみで構成されているチームであるが故に、強い仲間意識や経験してきた過去や苦しみが共有されていることがX-MENの特徴です。
主要メンバー紹介
まずはエースメンバーのウルヴァリン先生。
驚異的な身体能力やヒーリング・ファクター、超合金アダマンチウム製の爪を持つハイパー近距離型ファイターです。
そんな彼が師と慕うのがプロフェッサーXさん。
テレキネシスやテレパシーなど、エスパーっぽいことならなんでもできちゃうX-MENの指導者です。瞬間移動は別のミュータントいるんでできないんですけど。
プロフェッサーは同じ地球に暮らす同志として、ミュータントと人類は共存できると考えており、彼のもとに志を同じくするミュータントが集まってきます。
プロフェッサーと同タイプ、潜在的には彼をも凌ぐ能力を持つジーンさん、
天気を操る能力を駆使して、前線での戦闘も後方支援もなんでもござれなチート級ミュータントのストームさん、
おそらく世界に「目からビーム」を浸透させた、「目からビーム」の第一人者、サイクロップスさんなどがそれです。え?サイクロップスさんだけ紹介が雑?そんなことある訳ないでしょ。ビームで焼き尽くしますよ(横暴)。
他にも冷凍ビーム出せたり背中から翼生えてたり壁をすり抜けられたり…多種多様な能力を持つミュータントがたくさんいます。
もちろんだけど敵がいる
特殊な能力を持つ彼らは、普通の人類からしてみれば自分たちと同じ姿をした化け物同然。悲しい話ですが、人体実験や迫害を受けることもあるのです…
そんな人類よりもミュータントは上位に立つ存在であるとし、支配すべきであると考えているのがX-MENの宿敵、マグニートーさん。
幼い頃から金属を自在に操る能力を持つ彼は強く人類を憎んでいます。目的のためなら手段を選ばない執念がすごい。
そんな彼と行動を共にするのが、姿や声色だけでなく、着ている服までコピーする完璧な擬態能力を持つミスティークさん。
この2人と同じく人類を良く思っていないミュータントで結成されるブラザーフッドが悪さをしないか監視したり、心ない人類の手によって危機に瀕したミュータントを保護するのがX-MENの活動です。
まとめ
X-MENとブラザーフッドの争いは「理想と現実」という言葉で置き換えることができます。
(人類から見れば)社会的マイノリティとして差別されている現実を変えようとしている点ではどちらも同じなのですが、支配という形で人類に報復しようとするブラザーフッドと、人類の価値観が変わることを信じて歩み寄ろうとするX-MENとでは決定的に違います。ここにX-MENシリーズの考えさせられる点、我々に問いかけるテーマがあると思います。
ミュータントを化け物扱いする人類の傲慢さこそが真の化け物なのではないか…そのようなことをぼくは考えてしまいます。
おわりに
さて、アベンジャーズよりもずっと前から映画が続いているX-MEN、魅力を感じていただけたでしょうか!ぜひ作品をご覧になってくださいね!
次回も部活動紹介をしたいと思います!実は今回の授業から少しづつテストの準備が始まっていますので、欠かさずにチェックしてくださいね!それでは!