私立アメコミ高校

アメコミに関する様々な授業をしていきます

終業式〜2016年振り返り&2017年こんなのあるよ!〜

こんにちは!本日を含め今年も残すところあと5日ですね!2016年はたくさんの出来事がありましたね〜

 

アメコミにおいても2016年はたくさんの映画が皆さんにお届けされました。ということで今回は終業式と題して今年のアメコミ映画を振り返りたいと思います。

全部観たよ!という方も、全く観てない!という方も、今回の振り返りで今年のアメコミを(ほぼ)総ざらい!ざっくりですが紹介していきますよ〜!

 

あ、一応言っておきますが記事が間延びするのを避けるため独断と偏見で抜粋しました。大目に見てください。先に土下座。

 

3月 バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生

2016年1発目を飾るのはDCが誇る2大ヒーローが遂に夢の競演!DCEUに大きく繋がる重要作品です。日米同時公開なのもありがとうございますポイントでしたね。両者の力と力のぶつかり合い、まさに「神ってる」でした!

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4月 シビルウォー:キャプテン・アメリカ

コミックを原案としたキャプテン・アメリカ3作目。キムt…キャプテンと他のSM…アイアンマンの対立により、ジャニ…MCUに大きな動揺をもたらしました。こちらも重要作品です。日本が世界最速公開だったのにはぶったまげた!

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 上記2作品はどちらも「ヒーローとは何か」ということについて深く掘り下げ、楽しくも考えさせられるシリアスな作品。

 

そんな重苦しい雰囲気を土足で踏みにじるのはコイツです。

 

6月 デッドプール

前代未聞、観客に話しかけちゃうルールガン無視野郎!まさにアメコミ界のセンテンススプリング砲!なんかの賞(適当)にもノミネートされたとかいう台風の目な作品でした!

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8月 X-MEN:アポカリプス

世界最強のミュータントとの世界の存亡を懸けた戦い。実はまだ観てないんですよね…どんくらい強いんでしょう。世界最強っつーくらいですからシン・ゴジラくらい強いんでしょうか。そっちも観てないんで強さ知りませんけど(例える資格無し)。

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9月 スーサイド・スクワッド

その可愛さで男女問わず人気を集めたハーレイ・クインもメンバーにいる極悪囚人軍団。公開前は「君の名は。」だった他のキャラクター達。果たしてスポットは当たったんでしょうか?実はこれも未鑑賞。ええ、どっちも(以下略)。

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2016年の映画はこの4作観とけば十分だと思われます!その他にもアメコミ発の映画が公開されたり、ドラマ作品も新しいシーズンに突入したりと盛り沢山でした!

 

さぁさぁこれからは来年2017年のアメコミ映画をご紹介!時事ネタと絡めなくていいから説明も楽だ(ならやめろ)!でも公開がズレたりしてもしかしたら2018年になっちゃうかも。こちらも先に土下座。

 

1月 ドクターストレンジ

年初めからMCUにニューヒーローが参戦します!元医者の魔術師はシビルウォー後の世界も治療できるんでしょうか!

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5月 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2(原題)

歌とダンスを響かせノリノリで戦う、MARVEL発・銀河のならず者集団第2作。曲もいいので目にも耳にも嬉しい1作になること間違いなし!

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6月 LOGAN(原題)

X-MEN孤高のヒーロー・ウルヴァリンのスピンオフ第3作。今作でヒュー・ジャックマンさんがウルヴァリン役を引退…有終の美を見逃すわけにはいかない!

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8月 スパイダーマン:ホームカミング

説明不要、ご存知ニューヨークの街を駆け巡るクモ男。シビルウォーでの活躍後の若きヒーローの戦い、そしてMCUとの化学反応やいかに!?

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 ワンダーウーマン

今年の『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』で銀幕デビューした最強美女。その過去と素顔に迫る!

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冬あたり(詳しい情報解禁してませんごめんなさい!)

ジャスティス・リーグ

DC版アベンジャーズ、ついに集結!DCEUがついにエンジンをトップギアに!ワンダーウーマントップギアじゃないみたい!失礼!

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 ソー:ラグナロク

アベンジャーズの豪快ハンマー雷男・ソーの3作目。これまた豪快ブチギレ怪物・ハルクとのコンビでMCUにどんな変化をもたらす!?

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もはやポスターもまともにないくらい先の話だぞ!

 

いかがでしたか?過去に思いを馳せるもよし、未来の期待に胸を膨らませるもよし。どちらにしろアメコミの勢いは来年も止まりません!

 

ぼくもできる限り映画館に足を運んで皆さんが作品をより楽しめる情報をすこーしだけ教えちゃったり、必要な知識を事前に教えたりと、皆さんを全力でサポートさせていただきます!

 

それでは皆さん、よいお年を〜!!!

 

あ、次回の授業は1月10日ですよ〜!

アメコミ義務教育③~MCU・DCEUって?~

こんにちは!前回に引き続き、アメコミについての基礎を学ぶ義務教育です!

 

前回は「アメコミの世界では同じ出版社のキャラクターは同じ世界で暮らしている」ということ、そして「日本でいうコラボのことを『クロスオーバー』と呼ぶ」の2つの知識をお伝えしました。

 

①、②と続いてきた義務教育ですが、今回からはアメコミ「映像作品」の基礎知識となります。それではさっそくまいりましょう!

 

さて皆さん、特にアメコミにそれほど興味を持ってないという方はこんなことを思ってるんじゃないでしょうか?

 

「最近アメコミ映画多くね?」

 

ですよね。むしろこれが世間一般の意見ではないでしょうか。近頃では1年に約3~4本のペースでアメコミ原作の映画が封切られているという状況ですから、そんな半ばキレ気味のリアクションになっても仕方ないのです。

 

そしてそんな状況の立役者となった人がこちら。決して怒らないであげてくださいね。

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MARVEL社の社長、ケヴィン・ファイギさんです。彼がある日こんなことを思いつきました。

 

「映画でもクロスオーバーさせればいいんじゃね!?」

 

はい、おそらくこんなノリではないでしょうがファイギさんはこのアイデアを基に『アイアンマン』の製作を指示。

 

そしてプロジェクトはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)と名付けられ、今後MARVELスタジオが権利を持っている映像作品のキャラクターは同じ宇宙(Universe)に存在しているという、アメコミ世界最大の特徴を再現しました。

 

これが昨今のアメコミ映画大放出の発端となったのです。偉大な功績なのになんだか悪者扱いしてる感じになってすいませんファイギさん。

 

さてここで黙っていないのがDCです。2013年公開の『マン・オブ・スティール』から始まったDCのユニバースはDCEU(DC・エクステンデッド・ユニバース)と名付けられ、MCUと真っ向勝負を仕掛けています。

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こちらの代表的な人物は監督のザック・スナイダーさん。記憶に新しい『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』の監督を務め、DC版のアベンジャーズである『ジャスティス・リーグ』の監督でもあります。

 

それぞれのユニバースの特徴をまとめておくと、

MCU

  • 各ヒーローの単独作品を公開
  • その後『アベンジャーズ』のような映画で集結させる
  • ドラマ作品ともストーリーに繋がりがある

 

DCEU

  • 『ジャスティス・リーグ』(未公開)後、それぞれの単独作品を公開=いわゆる「スピンオフ」
  • ドラマ作品とは繋がっていない

 

という風になります。DCEUの「エクステンデッド」というのは1本の映画から様々なヒーロー映画が広がっていく(Extend)からでしょう。というかこっちが一般的です。

日本の映画だと『踊る大捜査線』からの『交渉人 真下正義』とか『容疑者 室井慎次』が馴染みのある例でしょうか。

 

さぁアメコミ義務教育第3回、いかがでしたか?

確かに供給過多なアメコミ映画ですが、MARVELとDCで異なるアプローチをしているので、その違いを感じながら少しづつでいいので鑑賞してみてくださいね!

 

それでは今回のおさらいです!

MCU=マーベル・シネマティック・ユニバース

DCEU=DC・エクステンデッド・ユニバース

 

今回はこれでカンペキです!

さて次回は終業式という名の今年のアメコミ映画総括を行いたいと思います!全部観てないくせにやります!そして勘違いされないように言いますけど次回が最終回じゃないですからね!!!!それでは!!

 

 

アメコミ義務教育②~アメコミの世界観~

こんにちは!今回は久々のアメコミ義務教育ですよ!基礎知識を少しづつ学んでいきましょう!

 

本題に入る前にまずは前回のおさらいからいきましょう。なんてったって2回分空いちゃってますから。ぼくの私情で2回も。

 

アメコミ界にはMARVELとDCの2つの大手出版社があり、昨今のアメコミ実写映像作品はこの2社が輩出する多種多様なキャラクターなくしては作れません。

 

ここで皆さんの「アベンジャーズにスーパーマンバットマンが出てこないのはなぜ?」という疑問が解消された、というのが前回の授業の内容でしたね。まだ見てないという方はこちらから!↓↓

 

しかし!ここで新たな疑問が浮上しました!浮上しているハズです!え?してない?あっ…でしたらそういうテイでこれからの授業を聞いていただけると…はい…では気を取り直して…

 

その疑問とは「じゃあ同じ出版社のキャラクターだったらコラボできるの?」です!

 

結論から言いますと回答はYesです!!

 

前の例えに合わせるとするならば、右京さんとはコラボできない古畑さんでも『ガリレオ』の湯川学と協力して事件を解決することは大いにありえる!ということです。

 

しかしアメコミにこのパターンを置き換えた際、たまーにコラボするといった話ではなくなってきます。

 

どういうことかというと、MARVELの作品で舞台となっている世界では、登場しない主役以外のキャラクターも同様に暮らしているのです。これはアメコミ特有の世界観で、DCの作品でも同様です。

 

日本のマンガで例えると、『DRAGON BALL』で魔人ブウの手によって人類がほぼ全滅した際、その中には『こち亀』の両さんもいた、ということです。あっ、両さんしぶといから生きてたかもしれませんけど…

 

つまり同じ出版社から出てるマンガのキャラクターは一つの世界で暮らしているんです。少女マンガでこれが実写化されるとそこら中の男子は山崎賢人か坂口健太郎になって女子は広瀬すずか土屋太鳳になりますね。で、女子がどっちになろうとも最終的に山崎賢人とくっつくことになります(脱線)。ドンマイ坂口さん(大脱線)。

 

別の作品の主役が同じ世界で暮らしているアメコミの世界では、例えばスパイダーマンと他のキャラクターの敵が一致した、またはスパイダーマン1人では太刀打ちできないとなった場合、「あ、じゃあ一緒にアイツ倒さへん?」とか「ちょ、おれ1人じゃ無理やわ」とか「しんどそうやから助け来たで!」という展開が頻繁に起こるわけです。なぜ関西弁。

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スパイダーマンの新作ではアイアンマンが助っ人となります。いよいよなぜ関西弁なのか疑問。

 

そしてこのようなコラボのことをアメコミ界では「クロスオーバー」と呼びます。「チョイ役出演」だと思ってくれれば大丈夫です!

 

日本での映像作品同士のコラボというとスペシャル感がありますが、アメコミではそれが日常。さほど驚くべきことでもないんです。

 

残念ながら映画は助っ人ヒーローが颯爽と現れてクールに去っていくようなものではなく、最初から協力体制にあります。そういう点でクロスオーバー感を100%発揮できるのはドラマの強みだと言えます。基本的に一話完結ですからね。

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これはDC原作の海外ドラマがクロスオーバーする回の告知画像なんですが、その参加作品数なんと4作品!ひとまとまりのストーリーを4夜連続でやるというのですから驚きです。

 

他にもMARVEL原作のドラマでは映画作品とクロスオーバーするなど、アメコミの最大の特徴と言っても過言ではありません。

 

さぁそれでは今回の授業のまとめです!

 

「アメコミのキャラは同じ世界で暮らしている!」

そして

「キャラクター同士のコラボ=クロスオーバー!!」

 

今回はまとめて2つの基礎知識をお送りしましたが、この知識は次回の授業に必要なので、しっかり覚えておいてくださいね!ヒントはアルファベットの略語です!それではまた次回!

課外授業~コミコンに行ってきました!~

こんにちは!今回は舞台を幕張メッセに移し、アメコミはじめ様々なアメリカンポップカルチャーが一堂に会する一大イベント、「東京コミコン」へとやってまいりました!

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そもそも「コミコンってなんだ?」と思われる方でいっぱいだと思います。正直ぼくも正確には分かりませんが、アメコミ目当てでこのイベントに来ているぼくの個人的な解釈は「アメコミ情報解禁大会」です。

 

同様のイベントが本国のサンディエゴで行われた際は、ぼくも思わず声をあげるほどの情報が解禁されまくってましたし、これでもかと出演者の方々が登場している映像がSNSの公式アカウントで投稿されていました。

 

ファンにとっては世界最速で情報を得られるわけですし、大好きな先生と会える数少ないチャンスですからたまらないイベントなんですね。さすがの出不精なぼくも交通費を出して幕張メッセまでやってきたというわけです。が…

 

ぶっちゃけ情報解禁はそれほどなかったですね…そりゃアメコミですからアメリカで最速解禁するのが普通です。これはぼくのやらかし。

 

さてそんな感じで始まったコミコンですが、十分に楽しめる内容でございました!まず会場の外はこんな感じ。

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30分前に来てもこの人だかり。熱気がすごいです。中にはもっといました。もうちょい荷物コンパクトにしときゃよかった。

 

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中に入るとたくさんの展示物が所狭しと並べられ、どこを向いても興味を惹かれるものばかり。

 

たとえば…

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ダークナイト』で使われたバットマンスーツや、

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FLASH』で使われたスーツなど、演じている役者さんが実際に着用したものがあちこちにありました。

 

その他にもコミックやDVDを販売するブースや、最先端の技術であるVRを用いてゲームの世界が体感できるブースなど、やはりアメコミが占める割合が大きかったです。

 

あ、言い忘れておりましたがこの東京コミコン、3日間に渡って開催されたイベントです。その初日にはアメコミ好きで知られる若手人気俳優の竹内涼真さんが登場。行けばよかった…プレオープンだからとナメてはいけませんでした。

 

そして2日目には、日本で最初にアメコミ文化を広める活動を始めた草分け的存在のライター、「杉山すぴ豊」さん(すぴ部分の意味とファッションセンスのことはぼくでもよく分かってません)が登場。

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さすがのすぴ氏、膨大な知識量でした!ぼくを高校教師とするなら、すぴ氏は大学教授といった感じでしょうか。そういうことにしましょう(今決めた)。

 

そして2日目のメインイベント!当高校の校長にお会いしました!すぴ氏より偉いですこの方は!

 

それではご紹介します!スパイダーマンやアイアンマンなどの名だたるMARVELヒーローをこの世に生み出してきたまさに「アメコミの父」!スタン・リーさんです!

 一緒に写真撮っていただきました!

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見よ!この溢れんばかりの校長っぽさ!93歳なのに来日するというエネルギー!写真撮ってくださってありがとうございました!

 

いやぁね!何がすごいってね!カメラの前に立ってから写真撮って退場するまでがまぁ瞬速!2秒くらいしか隣にいれませんでした!

 

あとワガママ言うとスパイダーマンポーズを一緒にやってほしかったんですけど、ポーズのリクエストはできない決まりでした。無念すぎる。

 

さぁ気を取り直して3日目!入場してすぐこの方との撮影会に直行しました!

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はい!前回の授業はここに繋げるつもりだったんです!ホークアイ(先生)ことジェレミー・レナーさん!Thank youって言ってくれました!

 

元々は弓矢を射るポーズやってほしかったんですけど残念ながら無理だったので肩組んで撮ってもらいました!どうも!スターの肩に手を回した男・ワキリントです!

 

一つだけ心残りだったのは撮影会と同時に行われていた、アメコミ好きのよしもと芸人軍団によるトークショーを観れなかったこと。タイムスケジュールに優しさが欲しかった…

 

3日目に起きたイベントと言えば人生初のタコライスを食べて、初めてコミックスも買ってみたことくらいですかね。そのコミックス、画集みたいな感じで想像と違ってましたけど。ストーリーじゃないんかいっていう。コミックス怖い。

 

そんなこんなで笑いと涙と感動(?)の東京コミコンが終わりました。とっても有意義な時間でした!

 

驚いたのは来場者の幅の広さ!まさに老若男女問わずという感じで、そのへんがいわゆるコミケとは違うのかな、といった印象です。

 

日本在住の外国人の方々もたくさんいて、日本人と同様にコスプレや展示に興味津々な様子でした。こういった人々が日本にいるからこそ、このコミコンが開催されることになったのかもしれません。

 

早くも来年に開催される情報も出ていたり、規模も大きくなったりとまだまだ進化を遂げる東京コミコン。更なるスターとの出会いも夢じゃない!来年はこのブログを見てアメコミに興味を持ってくれた方と行きたい!行くかどうかは未定やけど!

 

さて今回の課外授業はここまで!次回からは再びアメコミ義務教育です!すぴ氏に追いつけ追いこせ精神で授業やっていきますよ〜!それでは!

教員紹介①~ホークアイ先生~

こんにちは!前回から始まった「アメコミ義務教育」ですが、今回を含めて2回ほどお休み!別の授業をします!

 

今回はこの高校の教員さんをご紹介したいと思います。

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はい、おそらく教員を紹介してきた歴史の中で最も攻撃的な背景でのご紹介でしょうね。もう大爆発ですから。黒板とかが一般的ですから。

 

ということで今回みなさんにご紹介するのは、弓矢の名手・ホークアイ先生です!

 

さて肝心の先生の専門科目ですが、ぼくが個人的に先生の魅力だと思っている3つのポイントから、みなさんに当ててもらおうと思います!

 

アベンジャーズの隠れ盛り上げ隊長 

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アベンジャーズの2作目『エイジ・オブ・ウルトロン』で、戦いを終えたメンバーが仲良く談笑する場面があります。ここでの話題の起点となったのが、他でもない先生の一言だったのです。

 

メンバーの仲の良さが印象に残るこの場面を演出した先生の一言。しかし決してガツガツ前に出てきません。ここでも控えめに振舞っているのです。渋いぜ先生。

 

②メンバーを諭し、見守る

同じく『エイジ・オブ・ウルトロン』より、自身の感情的な行いにより罪もない一般市民の身に危険が迫っていることを悔い、罪悪感に苛まれているキャラに、ホークアイ先生はこう言います。

 

最後のワンフレーズだけお見せすると…

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この言葉を残し、先生は戦いに戻ります。この前の言葉あってこそ活きる名言です。ぜひリピートしてお聴き下さい。

 

結果としてそのキャラは奮い立ち、「アベンジャーズとして」、戦いに身を投じます。

 

その後も先生はキャプテン・アメリカ先生の3作目『シビル・ウォー』で仲間を支え、精神的支柱として大切な存在になっています。

 

③実は…

こちらも『エイジ・オブ・ウルトロン』より。

危機に瀕したアベンジャーズのメンバーのために、先生はある超重要な機密を明かします。それがどういったものなのかというと…

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んん!?

 

ああっ!これ以上はお見せできない!実際にDVDを借りて観てください…!

 

一人芝居はここまでにしておいて、みなさんお分かりでしょうか?ここまで先生は「他の誰かのために」行動しています。ぼくはそこが先生の魅力だと思います。そりゃ弓矢の腕も凄いんですけどね。

 

そんな先生の専門科目は…「家庭科」です。③のネタバレやないかいというツッコミは受け付けておりませんのでご了承ください。

 

共に世界を守り、もはや家族同然のアベンジャーズのためを思って戦い、笑い、諭し、判断する。ホークアイ先生がぼく達に教えてくれるのはそういった優しい自己犠牲の精神です。

 

残念ながらアベンジャーズと聞いてホークアイ先生を一番に思い浮かべる人は多くないでしょう。ですがこの授業が先生に注目するきっかけになれば嬉しいです!

 

さて次回は、校舎(=ぼくん家)を飛び出して課外授業を行いたいと思います!今回、1人目の教員にホークアイ先生を紹介した理由も明らかになります!そして遂にこの高校の校長も登場します!ぼくも緊張&楽しみにしてます!!お楽しみに!!

アメコミ義務教育①~MARVEL&DC~

授業の前に、本日起こった地震によって大なり小なり被害を受けた方々いらっしゃると思います。それ以前の災害が起こった際もですが、微力ながらぼくも、募金など復興のお手伝いをしていきます。なので無理せず頑張ってください!

 

さて気を取り直して、今回からアメコミに関する授業の始まりです!前回の告知通り、今回は「アメコミ義務教育」の第1弾をお送りしたいと思います!

 

早速ですがみなさん、こんな疑問を持ったことはありませんか?

 

「どうしてアベンジャーズにスーパーマンとかバットマンはいないの?」

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昨今のアメコミブームを牽引しているといっても過言ではないヒーローチーム・アベンジャーズ

古くからアメリカの国民的ヒーローとして人気を博すスーパーマン&バットマン

 

どちらも人気なのになぜコラボしないのか、それにはワケがあるんです。

 

話は変わりますが、みなさん『相棒』という日本のドラマをご存知だと思います。言わずとしれた人気刑事モノですよね。毎回右京さんの名推理が冴えてます。観たこと一回もないけど(!?)。

 

ではなぜ同じように人気の古畑任三郎さんと一緒に捜査を行わないのでしょう?2人がタッグを組んだら15分くらいで事件解決なハズなのに…多分…

 

答えは簡単、「出てるTV局が違うから」です。決して15分で終わるとドラマにならないからではないのです。

 

TV局という壁はいくら頭脳明晰な右京さん&古畑さんでも越えられないのです(体力的にとかではなく)。非常に残念。紅茶をすすめる右京さんに「私コーヒー派なんで」ってバッサリ切り捨てる古畑さん観てみたいのに。

 

話を戻して、アメコミでも同じことが言えます。つまり先述のヒーロー達がコラボしないのは、「出てる雑誌が違うから」なんです。決して強くなりすぎて15分で敵を一掃してしまうからではないのです。

 

アベンジャーズスパイダーマンX-MENに代表されるヒーローを世に送り出してきた出版社は「MARVELコミックス」、

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スーパーマンバットマンが活躍しているのは「DCコミックス」内のストーリー、ということなんです。

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この2社がアメコミにおける2大巨頭であり、アメコミ映画の礎です。だからコラボしないのです。

 

これで人気のヒーローを集めたドリームチームを作りたくても作れなかった理由がお分かりいただけたでしょうか?

 

MARVEL、そしてDCの名前は今後何度も出てきますので、覚えておくと便利です!それでは今回の授業のおさらいです!

 

「アメコミ映画の2大巨頭=MARVEL&DC」!!

これを覚えとけば今回は完璧です!

 

いかがでしたでしょうか?基礎のお話はつまらないかもしれませんが、千里の道も一歩から、です!

 

次回の授業は当高校に勤めている講師の方をご紹介したいと思います!早速基礎から外れて寄り道しますよ〜!(基礎大事って言ったばっかり)

入学式~当ブログを読んでいるみなさんに~

みなさんはじめまして、そして入学おめでとうございます。

 

ぼくはこの高校の教師、ワキリントと申します。以後お見知りおきを。

 

当学校では「社会に出ても恥ずかしくないアメコミ知識の育成」を目指し、「アメコミ映画ってたくさんあるけど、どれを観ればいいの?」「どんなヒーローがいるの?」というような疑問を解消していきます。

 

今回は初回ということで、当学校の校則をお伝えします!

 

一、開校するのは火曜日です

一、アメコミを原作とした映像作品がテーマです

一、ストーリーに関わる重大なネタバレはしません!

 

ぼくもまだ新米教師なので文章や情報に乱れがあるかもしれませんが、アメコミに対する想いはアツいです!

 

それでは次回から早速授業開始です!!

まずは「アメコミ義務教育」と題して、基礎知識を学んでいきましょう!!

 

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